
エリック・クラプトンの最新ロンドン公演から、初日となった5月22日のアップグレードソースをリリースします!当店は初日音源を先週に超速攻リリースしましたが、本盤のマスターの音質はそれをはるかに上回るものでしたため、連続リリースを決めました。オーディエンスノイズもなく、非常に聴きやすい音質です。本盤の録音者は、当店ではお馴染みのイギリス在住の重鎮テーパーです。従って、本盤は当店のオリジナルマスターということになります。彼はクラプトンの「今」をしっかり記録するためにロイヤル・アルバート・ホールに向かったのです。座席はPAの近く、ダイレクトにバンドサウンドが迫る好ポジションだったそうで、彼はオープニングアクトのドイル・ブラムホール二世のステージから録音を敢行しました。その際、彼は興味深いことに気づいています。「ECのステージのサウンドは文句なしで素晴らしかった。でもドイルのステージは、ECと同じPAシステムを使っていないかのように感じたんだ。サウンドはクリアなものだったが、エリックの時ほどパワフルではなかったんだ。」とのことです。通常は、メインアクトのサウンドに万全を期すために、オープニングアクト時に同じPAを使って調整を行いますが、この公演はどういうことだったのでしょう?それを示すため、当店はドイルのオープニングアクトも収録したマスターすべてを当店に託しました。そのため、本盤はドイルのセットも収めた3CDRというボリュームでお届けします。是非重鎮テーパーのコメントもご確認いただければと思います。
このロンドン公演でのクラプトンは、3月に行われたニューヨーク公演の時よりも格段に元気で、バイタリティに満ちていたとのことです。リウマチの痛みは軽減されていたのでしょう。セットリストやステージ構成的には、ここ数年と変わらないもので新鮮味に欠けたことは事実ですが、1曲、サプライズがありました。中盤のアコースティックセットで、Bell Bottom Bluesのレゲエ・アレンジ・バージョンが演奏されたのです。この演奏を生で聴いたファン、既にこの日の音源を聴いておられる方のレビューでは、「可もなく不可もなく。なんでこんなアレンジでやったのかな?」という内容が大半を占めました。これは是非ご自分の耳でお確かめいただき、お楽しみいただきたいところです。結局、この曲が聴けるのは、この初日のみとなってしまいました。クラプトンが2日目、3日目のセットからは落としたためです。とにかくこのテイクは初日でしか聴けません。それも魅力の一つでしょう。この日からオープニングアクトのドイルはLittle Queen Of Spades、Cocaineとアンコールに飛入り参加。このパートでは、クラプトンと彼のソロの対比が聴きどころとなっています。そしてこの日のステージのハイライトは、BadgeとCocaineだったとのこと。Cocaineでは、クラプトンはワウペダルを踏み捲ってのワイルドなソロを聴かせます。そして間髪入れずにドイルにソロが回されるという珍しいパターンが展開されます。このパターンだったゆえか、歌入りのタイミングが少しぎこちなくなっていますが、これも楽しいハプニングと言えるでしょう。このロンドン公演のバンドは、3月のニューヨーク公演時とはキーボーディストが替わっていました。ニューヨーク公演ではJ.J.ケイルの盟友ウォルト・リッチモンドを起用していましたが、ロンドンではイギリスのベテラン・ミュージシャン、ポール・キャラックを起用しましたので、近年のレギュラーバンドのパーソネルに落ち着きました。そのため、アンコールはキャラックをフィーチャーしたお馴染みのHight Time We Went となり、ニューヨーク公演とは趣きが異なったものとなっています。日本のファンには、2016年のジャパンツアー時と同様のこのセットの方が馴染みのあるものと言えるかもしれません。集中して聴き込んでいただける初日のアップグレード盤を今週は是非ゲットいただきますようお願いします。
Live at Royal Albert Hall, London, UK 22nd May 2017 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (51:24)
1. Intro 2. Somebody Knocking 3. Key To The Highway 4. Hoochie Coochie Man 5. I Shot The Sheriff 6. Driftin' 7. Bell Bottom Blues 8. Layla 9. Nobody Knows You When You're Down And Out 10. Tears In Heaven
Disc 2 (44:11)
1. Badge 2. Wonderful Tonight 3. Crossroads 4. Little Queen Of Spades (with Doyle Bramhall II) 5. Cocaine (with Doyle Bramhall II) 6. Hight Time We Went (with Doyle Bramhall II)
Doyle Bramhall II (Support Act)
Disc 3 (44:56)
1. My People 2. November 3. Rich Man / Hung Up on My Baby 4. Keep You Dreamin' 5. New Faith 6. Mama Can't Help You 7. Let It Down 8. Green Light Girl