
オフィシャルボックス『A NEW CAREER IN A NEW TOWN (1977?1982)』もリリースされ、一段と注目を集めている“ベルリン時代”。そんな公式ボックスの補完編とも言うべき極上サウンドボード・アルバムが登場です。本作に収められているサウンドボード・ライヴは3種類「1978年5月30日ブレーメン(9曲)」「1978年5月16日ベルリン(3曲)」「1978年4月10日ダラス(6曲)」。マニアにはお馴染みのショウもありますが、過去最高峰を更新する超極上マスターを使用した決定盤です。当店では、かねてよりボウイ研究の世界的権威に監修されたサウンドボードの頂上盤をお届けしてきましたが、本作はその最新弾。どのマスターも深い理解と知識に裏打ちされた厳選品であり、ライヴ自体はお馴染みではあっても、サウンドはお馴染みではないのです。それでは早速、各音源を詳しくご紹介していきましょう。
【1978年5月30日ブレーメン“MUSIKLADEN TV EXTRA”】
まず登場するのは、ファンにはお馴染みの“MUSIKLADEN TV EXTRA”。その最長・最高峰バージョンです。“MUSIKLADEN”と言えば、1972年から1984年にかけて放送されていたZDF(第2ドイツテレビ)が誇る名物番組。ボウイは“ISOLAR II TOUR”のヨーロッパレッグの最中であった「1978年5月30日」に出演し、同年の8月4日に放送されました。数々のバンド/アーティストの名作を生み出してきた名物番組であり、ボウイもその例に漏れず、幾多の既発を生み出してきた名録音です。本作は、その最高峰バージョン。その要は放送時期でして、80年代の本放送ではなく2016年のデジタル再放送バージョンなのです。元々、オフィシャル級で知られる極上放送ではありましたが、本作はデジタルならではの劣化ゼロ・サウンド。放送局で眠っているであろう、大元マスターそのものの超美麗サウンドボードが流れ出るのです。クオリティだけでなく、中身も素晴らしい。伝統の名放送だけに詳しくは書きませんが、ツアー真っ最中の出演だけにバンドのこなれ方は凡百のテレビ出演とはワケが違う。現在、公式ボックス『A NEW CAREER IN A NEW TOWN』に収録された『STAGES』の拡張盤が話題となっておりますが、それでも聴けない「Rebel Rebel」も演奏してくれます。さらに、本作は最良なだけでなく最長。テレビ放送ではカットされた「What In The World」も追加収録しています。このテイクは質の良くないプロショットも存在するのですが、本作はその音落としではありません。80年代にFMラジオ放送されたベストバージョン。さすがに2016年再放送バージョンの本編には及びませんが、現存する最高のサウンドでお楽しみいただけます。
【1978年5月16日ベルリン公演『BERLIN 1978』EP】
続いて登場するのは、正真正銘のオフィシャル記録。EP『BERLIN 1978』です。このEPは『A NEW CAREER IN A NEW TOWN』のリリースに合わせて制作されたもので、CDではなく24時間限定のストリーミングで公開。“ISOLAR II TOUR”欧州レッグ3公演目のベルリン公演(ツアー全体では34公演目)から「Be My Wife」「Sense Of Doubt」「Breaking Glass」の3曲が配信されました。特に『LOW』の名曲「Be My Wife」「Breaking Glass」は、本作収録の他2つのサウンドボードでも聴けないそのクオリティは、さすが最新オフィシャル。“MUSIKLADEN”よりも更に一層鮮やかな極上サウンドボードであり、ミックスもマスタリングも完璧。実のところ、厳密にはピッチがわずかにズレているのですが、それも含めての公式の意匠。24時間限定で消えた公式作品を永久保存する意味でも、オフィシャルそのままに収録しました。
【1978年4月10日ダラス公演“ON STAGE”】
最後もファンにはお馴染みのサウンドボード、アメリカの番組“ON STAGE”で放送されたダラス公演(“ISOLAR II TOUR”9公演目)です。これも古くから愛されてきましたが、本作では放送前のプリ・ブロードキャスト・ヴァージョンから収録。こちらもエアチェックとは次元の違うマスター・サウンドが鮮烈。正真正銘のオフィシャルEPから続けて聴いても遜色のない極上サウンドボードです。上記のベルリン公演でも言える事ですが、本番コンサートのパフォーマンスはやはり熱気が凄い。大歓声もミックスされていますが、放送局のサクラ客とは違う“本物ファンの熱狂”を目の当たりにしたボウイの気迫も素晴らしいライヴです。
以上、歴史的名番組から最新オフィシャル作品まで。“1978年”でも頂点的なサウンドボードを最高峰クオリティでパックした1枚です。本作だけでもオフィシャル級の極上ライヴアルバムではありますが、公式ボックス『A NEW CAREER IN A NEW TOWN』の補足編としても十二分な銘品。輝ける“ベルリン時代”の秘宝、どうぞ存分にお楽しみください。
Musikladen TV Extra / Studio 3, Radio Bremen, Norddeutscher Rundfunk TV, Bremen, Germany 30th May 1978 (Best Quality)
Musikladen TV Extra / Studio 3, Radio Bremen, Norddeutscher Rundfunk TV, Bremen, Germany Recorded: 30th May 1978 First Transmission: 4th August 1978 (78:11)
1. Sense of Doubt 2. Beauty and The Beast 3. "Heroes" 4. Stay 5. The Jean Genie 6. TVC 15 7. Alabama Song 8. Rebel Rebel
Bonus Tracks
Musikladen TV Extra / FM Broadcast
9. What In The World
'Berlin 1978' EP Deutschlandhalle, Berlin, Germany 16th May 1978
10. Be My Wife 11. Sense Of Doubt 12. Breaking Glass
'David Bowie On Stage'Dallas Convention Center Arena, Dallas, Texas, USA Recorded: 10th April 1978 First Transmission: 7th November 1978
13. What In The World 14. Blackout 15. Sense of Doubt 16. Speed of Life 17. Hang Onto Yourself 18. Ziggy Stardust
David Bowie - Vocals, Keyboards Adrian Belew - Guitar Carlos Alomar – Guitar George Murray - Bass Simon House - Violin Sean Mayes - Piano Roger Powell – Keyboards Dennis Davis – Drums
Epstein - Vocal, Bass/ Stan Lynch - Drums