
1989年、スティーヴィ・レイ・ボーンとの北米ツアーより、11月11日のニューヨークはマジソン・スクエア・ガーデン公演を収録した現存する3種のオーディエンス・ソースを全て収録。「Recorder 3」を除いて、それぞれの欠落ポイントを別音で補ったコンプリート版を収録しています。まず注目はディスク1に収録された「Recorder 1」です。近年登場した録音者のマスターを使用したとされるニューソース。一聴して驚かされるのは、その音の近さと鮮度良さ。大会場録音でありながら、このダイレクト感は驚異的であり、音の近さは、今回の3音源中、ピカイチです。音のバランスも良好、音像も終始安定しており聴き応えは抜群。カットポイントはGoodbye Pork Pie Hat終演後の曲間にあり、その欠落30秒間はディスク2の「Recorder 2」より補填しています。「Recorder 2」は過去にギフトタイル「MSG 1989」としてリリースされていた音源です。「Recorder 1」に比べると若干、音が遠目ですが、安定したクリアーなサウンドは素晴らしく、音の定位も鮮度も問題なく、1989年のジェフの音源としては、十分に優良なタイトルと言えます。観客の声が煩い部分もありますが、そんな中でも楽音自体はしっかりと捉えられているので、終始、十分な聴き応えがあります。こちらはDay In The Houseの55秒目付近の曲中で、17秒ほどのテープチェンジによる欠落がありますが、その部分は「Recorder 1」音源で自然に繋いで、最長完全収録版を実現しています。冒頭ライブスタート前から1分と長めに収録されているのも本テイクの特徴です。ディスク3に収録されているのは10年程前に旧Masterportからリリースされていた「No Opening Act - Don't Be Late!」のテイクをリマスターしたものです。こちらはほぼノンカットで録音されています。音質的には、音の篭り感を削って、ボリューム感を増したイコライズを施し、より聴きやすいサウンドを実現しています。こちらも、「Recorder 2」同様にやや小ぶりながら、ジェネの若い、品の良いサウンドでライブの全貌を楽しむことができます。こちらは「Recorder 2」程歓声やチャットが大きく聴こえないので気持ち良くライブに集中することが可能です。3ソースとも、非常に良好であり、ファンはどれもコレクションに加える価値のある、優秀な音源集です。特に、今回登場した「Recorder 1」のサウンドは実に素晴らしく、これを入手するだけでも、本盤をゲットする意味は間違いなくあるでしょう。合計収録時間3時間27分。ファン必携の3枚組が登場です。
Madison Square Garden, New York, NY. USA 11th November 1989 TRULY AMAZING SOUND(3 Diff Source)
Disc 1
Recorder 1 (67:41)
1. Savoy 2. Guitar Shop 3. Sling Shot 4. Big Block 5. Behind The Veil 6. Freeway Jam 7. Where Were You 8. Stand On It 9. Goodbye Pork Pie Hat 10. Day In The House 11. Two Rivers 12. Blue Wind 13. People Get Ready
Disc 2
Recorder 2(69:58)
1. Intro. 2. Savoy 3. Guitar Shop 4. Sling Shot 5. Big Block 6. Behind The Veil 7. Freeway Jam 8. Where Were You 9. Stand On It 10. Goodbye Pork Pie Hat 11. Day In The House 12. Two Rivers 13. Blue Wind 14. People Get Ready
Disc 3
Recorder 3 (69:01)
1. Savoy 2. Guitar Shop 3. Sling Shot 4. Big Block 5. Behind The Veil 6. Freeway Jam 7. Where Were You 8. Stand On It 9. Goodbye Pork Pie Hat 10. Day In The House 11. Two Rivers 12. Blue Wind 13. People Get Ready
Jeff Beck - Guitars Tony Hymas - Keyboards Terry Bozzio – Drums