
youtubeでは、公演終了と同時に本当にたくさんの優良ショット映像が曲単位でバンバンアップされ、まさに「地球の裏側にいながら」終了したばかりのコンサートの様子を、リアルな視点で楽しめるという、とんでもない未来社会で私たちは日々、音楽を楽しんでいるわけですが、何故かここ数年、特にストーンズに関しては、コンサートをフル収録したライヴ音源が、以前ほど、それほど多くアップされません。7ヶ月ぶり再開が話題沸騰の“NO FILTER TOUR”。その初日5月17日ダブリン公演と言えば、世界中のファンが待ち望んでいた瞬間であれ、もっと多くの音源がアップロードされても不思議ではないのですが、実際はロンドン・スタジアム公演も含めて数えるほど。たった数年前なのに「50 & Counting Tour」や「14 On Fire」の頃と状況が変わってしまったような気がします。(その代わり、凄く良い映像が手軽にたくさん楽しめるので、まぁ今の方が情報をシェアして楽しむには良い状況と言えますが)昨年秋のNo Filter Tourは確かに公演によっては、凄い高音質音源もあったのですが、なかには「これが2017年の録音?」と思ってしまうガッカリ録音も数多く、店もお客様(=コレクターの方々)もなんとなく煮え切らない感じだっと思います。さて、最新のダブリンとロンドン2公演は、こちらは幸いなことに、冒頭からなかなか良い録音が登場(=アップロード)されていて、なんとなくほっとしたというか心強い感じ。ですが、やっぱり、音がなかなか集まりません。4年前の日本公演みたいに「あれも凄い」「これも凄い」と大騒ぎできるエキサイティングな状況とはほど遠い、なんとなくやや寂しい状況です。そんな中IORRでアップされたダブリンの「2nd Source」。「Gold Circle」後方での録音ということなのですが、これがなかなか良いです。アップした人が「In spite of a lot of beer dinking and walking Irish people I think this is a listenable recording.」とラストに記してましたが、たしかに臨場感かつ解放感溢れる環境の中での観戦記録ぽいですが、それがまた良い感じに記録されています。歓声や合唱は大きめですが、その分感動的な観客のコーラスが楽しめるYou Can't Always Get What You Want 等は、ファンならば間違いなく必聴!のそれは素晴らしい記録です。耳に優しい音の質感が素晴らしく、現地実況録音としてはかなりハイクオリティな1枚に仕上がっています。Honky Tonk Women 等も圧巻のライヴテイクに仕上がっています。音のバランスも良いです。BGM的に鳴らしながらコンサートを疑似体験するには最適な1枚。お薦めです。
Live at Croke Park, Dublin, Ireland 17th May 2018
Disc 1(74:09)
1. Sympathy for the Devil 2. Tumbling Dice 3. Paint It Black 4. Just Your Fool 5. Ride 'Em On Down 6. Neighbours 7. Wild Horses 8. You Can't Always Get What You Want 9. It's Only Rock 'n Roll 10. Honky Tonk Women 11. Band Introductions 12. Before They Make Me Run
13. The Worst 14. Miss You
Disc 2(44:54)
1. Midnight Rambler 2. Start Me Up 3. Jumping Jack Flash 4. Brown Sugar 5. Gimme Shelter 6. Satisfaction