
ニール・ヤングのライフワークでもある“FARM AID”。その最新極上プロショットがリリース決定です。1985年に農家支援のために立ち上げたチャリティ・コンサートも31回目。同じように30年間開催していた“BRIDGE SCHOOL BENEFIT CONCERT”は「一身上の都合で」中止となったために“FARM AID”の動向も注目されましたが、こちらは無事に開催。今年は「2017年9月16日バーゲッツタウン」で、約2万3,000人収容の“KeyBank Pavilion”で開かれました。この日、ニールのバックを務めたのはウィリーの息子ルーカス・ネルソンが率いるPROMISE OF THE REAL。近年、ニールとのバックを務めており、2015年の『THE MONSANTO YEARS』も記憶に新しいところ。ただし、今年のコラボレーションはこの日だけのようです。そんな本作のクオリティは、まさに「オフィシャル級」と呼ぶしかない超極上プロショット。ウェブキャスト放送ではありますが、最新放送だけに超美麗なのですが、それにしても素晴らしい。中継風の生々しさはあるものの、その画質・音質はオフィシャル作品でもそうそうない次元の美しさ。もちろん、カメラワークも完璧で、狭いステージながら多彩なカットでリッチに捉えきっているのです。そんなクオリティで描かれるのは、貴重な“2017年のニール”。『HITCHHIKER』のリリースから1週間ほどのタイミングだっただけに全編アコースティック・セットを予想する向きもありましたが、本作はエレキもアコースティックも交えた通常スタイル。『HITCHHIKER』と被る曲も「Human Highway」だけです。2年前の『FARM AID 30』では、当時の新作『THE MONSANTO YEARS』もフィーチュアされましたが、本作では過去のレパートリーで熱気を醸成していくニールがいる。「Fuckin' Up」「Rockin' In The Free World」といった曲も演奏しますが、残りはすべて60年代・70年代。全8曲をじっくりと熱く披露していくのです。その熱気はとても71歳とは思えない。若いメンバーを引き連れているとは言え、主役はあくまでもニール自身のギターと歌声。特に「Cortez The Killer」は約10分に渡って止めどもなくフレーズが溢れ出し、じっくりと熱気を練り上げてハイライトへと向かっていく。豊かなグルーヴ、艶やかでトロけるようなトーンをたっぷりと聴かせてくれるのです。コンサートの予定が聞こえず、“BRIDGE SCHOOL BENEFIT CONCERT”も中止になった2017年。些か不安にも駆られる状況でしたが、ニールは健在でした。そのすべてを鉄壁の最新デジタル・プロショットで捉えきった傑作映像です。貴重な“2017年のニール”に会える極上クオリティの1枚。
Farm Aid, Burgettstown, Pennsylvania, USA 16th September 2017 PRO-SHOT
1. Intro 2. Fuckin' Up 3. Cortez The Killer 4. Cinnamon Girl 5. Human Highway 6. Heart Of Gold 7. Comes A Time 8. Like A Hurricane 9. Rockin' In The Free World
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.45min.