本作「KICKIN' ASS IN DETROIT」は、「5150」ツアーの前半でもヤマ場のひとつと言える、'86年5月10日・デトロイトの"ジョー・ルイス・アリーナ"におけるライ ヴを、129分間にわたって完全収録しています。今回は海外から入手した優秀なオーディエンス・ショット・マスターをダイレクト使用。そのクオリティを落 とす事無く収録するため、ディスク2枚組でのリリース決定です!ライヴは「5150 CHICAGO」同様、「You Really Got Me」でスタート(開演前の冒頭部分に当日のチケット画像がインサートされます)。映像と音質も27年前のオーディエンス・ショットとしては充分以上のク オリティ。ステージに向かって右側2階席から、ステージの全景と躍動するプレイヤーの様子をしっかり捉えています。続く「There's Only One Way To Rock」でもサミーはギターを手にして、エディやマイケルと熱くしのぎを削ります。VAN HALENファンならばこの序盤2曲でたちまちノックアウトされてしまうはず!これ以降も、テクニカルなエディのプレイを前面に押し出した、素晴らしいパフォーマンスを楽しめます。「Summer Nights」や「Get Up」ではエディの姿にズームして、タッピングを交えた彼のプレイを迫力たっぷりに観られます。アレックスのドラムソロから続く「Why Can't This Be Love」そして「5150」は見逃せません。マイケルのベースソロからなだれ込む「Panama」はまさに前半のハイライト。サミーのパワフルでパンチ の効いたヴォーカルは、デイヴ時代とも異なるエネルギーを楽曲へ注入しています。ライヴ後半のディスク2では「Sammy's Rap」そして「Love Walks In」がいきなりの見所。特に「5150 CHICAGO」のシカゴ公演では演奏されていなかった新曲「Love Walks In」は嬉しいポイントでしょう。エディが弾くキーボードに載せて、サミーがエモーショナルなヴォーカルを聴かせます。続くハイエナジーな「Good Enough」そしてエディのギターソロと、ファンの目を釘付けにするような名場面が連続します。「I Can't Drive 55」そして「Ain't Talkin' 'Bout Love」でセットの本編を締めくくった後は、アンコールの「Jump」そして「Wild Thing」が、会場に再びピークの盛り上がりを演出。ラストはLED ZEPPELINの「Rock And Roll」まで飛び出して、最高の楽しさとエンターテイメントの中でライヴをクロージングします!本作はディスク2枚・約130分間に渡って、VAN HALENならではの素晴らしいパフォーマンスが目白押しです。当時のライヴを全長版で、生々しいドキュメントで捉えた内容は、公式映像の「LIVE WITHOUT A NET」にも負けない見応えです。音源の「5150 CHICAGO」とともに、サミー加入直後のエネルギッシュなVAN HALENライヴを、どうぞじっくりとお楽しみください!
Live at Joe Louis Arena, Detroit, MI. USA 10th May 1986 AMAZING-SHOT
Disc 1(62:00)
1. You Really Got Me 2. There's Only One Way To Rock 3. Summer Nights 4. Get Up 5. Al's Drum Solo 6. Why Can't This Be Love 7. 5150 8. Mike's Bass Solo 9. Panama 10. Best Of Both Worlds
Disc 2(66:56)
1. Sammy Rap 2. Love Walks In 3. Good Enough 4. Eddie's Guitar Solo 5. I Can't Drive 55 6. Ain't Talkin' 'Bout Love 7. Rock Candy 8. Jump 9. Wild Thing 10. Rock And Roll
Sammy Hagar - Vocal Eddie Van Halen - Guitar Michael Anthony - Bass Alex Van Halen - Drums