
19年 2週間と3日。長大な刻を超えてついに蘇ったRITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW。2CD『LORELEY 2016』は、その初演「2016年 6月17日 ローレライ公演」唯一のフル録音を最上級に磨き上げた傑作です。しかし、記念碑的コンサートであるからこそ、最高の“光景”でも体験したいところ。本作は、そんな乾きを癒すフルのマルチカメラ映像。これまでリリースされてきたものとは違い、海外のコアマニアが精緻を凝らして制作した決定盤なのです。そもそも初日ローレライ公演は、あまりに世界中の注目を集めたため、ライヴの最中からも映像が飛び出してくるほど異例中の異例の事態まで引き起こしました。もちろん、そうした第1報は数十秒単位の細切れだったわけですが、ライヴの終了と共に曲単位が猛烈な勢いで公開され始めた。本作は、そんな“曲単位のオーディエンス・ショット”の中から、マニアが極上ショットを厳選してフルショウをマルチカメラで組み上げたもの。本作の編集クオリティはまさに絶品。音声は2CDと同じ録音を使用しており、その上で1曲内でもさまざまなアングルが変わる仕上げはなんとも贅沢。曲の進行に合わせて目まぐるしく変わりつつ、見どころをキッチリと押さえきり、時にリフ1つずつで別アングルするほど凝っている。その切り替えも自然なら、映像が登場していない曲間シーンも見事なCGで繋ぐこだわりも素晴らしい。画質はアングルによってバラバラではあるものの、おおよそデジタル機材全盛の現代基準ですし、まるでプロショットのようにフルショウを楽しめる超傑作なのです。初日ローレライ独特のテント会場、無名だったとは思えないほど堂々としたロニー・ロメロのステージング、“THE HOUSE OF BLUE LIGHT WORLD TOUR 1987-1988”の衣装に身を包み、脳裏に焼き付いた仕草を連発するリッチー・ブラックモア……。その姿だけでも大満足ですが、特に目に眩しいのは、21世紀に蘇ったレインボーアーチ。7色の虹が鮮やかに輝くだけでなく、「Highway Star」ではDEEP PURPLEを意味する紫色に輝き、「Spotlight Kid」では“光の華”とでも言いたくなる閃光が舞い狂い、「Difficult To Cure」ではステージ全体が青く爆発するような光に飲み込まれる。2CD『LORELEY 2016』こそ初日ローレライ最高級の記録に間違いありませんが、本作は“音だけでは分からない虹色の世界”が画面いっぱいに広がるのです。世界で一番見たかった、居合わせたかった“リッチー帰還”の初日。その現場を体験させてくれるだけでなく、“映像作品”としての格にまで満ちた極上の1本です。通しパフォーマンスを最高峰サウンドでじっくりと味わう2CD『LORELEY 2016』と、“光景”で実体験できる本作。あまりにも歴史的な“今”を味わい尽くしていただくための豪華ライヴセット。“21世紀の虹”を、あなたのお手元へ。これは凄いです。現時点、最新レインボー関連では、最強・最高の一枚です。初日公演に関しては、これさえあれば他は要らない程。必見!!
Freilichtbuhne Loreley, Sankt Goarshausen, Germany 17th June 2016 MULTI-CAM (AMAZING QUALITY!!!) (1:54:40)
1. Land Of Hope And Glory 2. Over The Rainbow 3. Highway Star 4. Spotlight Kid 5. Mistreated 6. Since You Been Gone 7. Man On The Silver Mountain 8. Catch The Rainbow 9. Difficult To Cure 10. Band Introduction 11. Perfect Strangers 12. Child In Time 13. Long Live Rock 'N' Roll
14. Stargazer 15. Black Night 16. Smoke On The Water
COLOUR NTSC Approx.115min.