
世界のコレクターから「MAIDENコレクション最後の難関」と囁かれるツアー、“THE ED HUNTER TOUR ’99”。その最難関をクリアする極上映像が登場です!“THE ED HUNTER TOUR ‘99”と言えば、ブルース・ディッキンソンとエイドリアン・スミスが復帰し、そのお披露目となったミニ・ツアー。6人編成になってからのIRON MAIDENは「アルバム・ツアー」と「企画ツアー」を交互に行っていますが、このツアーはベスト・アルバム&PCゲームの『ED HUNTER』をテーマにした「企画ツアーの第1弾」でもあります。では、このツアーがなぜ、最難関なのか。その前提は「フルのプロショットもサウンドボードもないから」です。世間的にはそんなツアーは珍しくも何ともないのですが、ことIRON MAIDENは話が違う。6人編成になってからは全世界で大成功。ツアーごとに何らかしらのプロ記録が残されてきたのです。ここで、企画ツアーの全容と各ツアーの代表映像を整理してみましょう。
●1999年:THE ED HUNTER TOUR →【本作】 《BRAVE NEW WORLD&ツアー》 ●2003年:GIVE ME ED... ‘TIL I’M DEAD TOUR →『DEFINITIVE ED 2003』 《DANCE OF DEATH&ツアー》●2005年:THE EARLY DAYS TOUR→『GOTHENBURG 2005: THE PRE-BROADCAST MASTER』
《A MATTER OF LIFE AND DEATH&ツアー》●2008-2009年:SOMEWHERE BACK IN TIME TOUR→『PORTO ALEGRE 2008: DEFINITIVE EDITION』 《THE FINAL FRONTIER&ツアー》●2012-2014年:MAIDEN ENGLAND WORLD TOUR→『ROCK AM RING 2014』 《THE BOOK OF SOULS&ツアー》
このように現在までに5回の企画ツアーがあり、それぞれに公式代わりとなる超極上フル・プロショットがありました。その唯一の例外が“THE ED HUNTER TOUR ‘99”。プロショットがないとなれば、当然オーディエンス・ショットの出番。世界のトップ・マニア達はこぞって「ツアーNo.1はどれだ!?」と躍起になり、手を尽くして映像をかき集め、各公演からジェネ違いに至るまで目を更にして“頂点探し”を続けてきたのです。ここまでなら普通の話。これだけなら「最難関」ではありません。それを超えて「最難関」と言われているのは、“頂点探し”の旅が未だに決着が付いていないのです。ミルウォーキー公演やロサンゼルス公演といった“候補”はあったものの、決着が付いたと思われる頃になって新発掘ショットや新たなジェネがポツンポツンと出てくる。すでに19年の年月が経っているのに、決まっていないのです。すっかり前置きが長くなってしまいました。そんな探索の歴史の中で、近年「今度こそベストだろう」と囁かれている2本の極上映像、それをカップリングしたのが本作。その正体は「1999年9月12日ハンブルグ公演」と「1999年9月20日エッセン公演」のフル・オーディエンス・ショットです。そのクオリティは、まさに極上。時代柄、ビデオ撮影になるわけですが、その鮮度は確実にマスター・クオリティ。ダビング痕どころか、経年劣化さえ一切見つからず、アナログ・マスターの宿命であるはずの画面端の歪みさえない。粒子感にアナログ感覚はある(当たり前ですね)ものの、デジタル全盛の現代でもそうそうはない超次元の映像美なのです。2本とも日が近いだけにショウの内容は酷似していますが、そうは言っても別ショウ・別撮影。当然、差異はあります。まず、ディスク1の「9月12日ハンブルグ公演」は、ステージ右側(ヤニック・ガーズ側)2階席からのショット。ただし、2階席と言っても見下ろしてはなく、メンバー達と同じ高さ。アリーナ客の頭上ごしに遮蔽物なしにステージを直視できる超・極上視線です。その上で凄いのが安定感と猛烈なズーム。当時のビデオ・カメラの性能限界に挑戦するような超ズームを敢行するにも関わらず、手ブレがなく、ブルースやスティーブの表情からヤニックが着ているTシャツの文字まで読める。これならマニアどもが「今度こそベスト!?」と騒ぐわけだ……そんな超絶映像なのです。では、ディスク2の「9月20日エッセン公演」はどうか? これがまたクオリティは面では甲乙付けがたい映像美とアングル。こちらはやや見下ろしショットで、ステージ左側(デイヴ・マーレイ側)からの撮影。遮蔽物ゼロの光景はディスク1にも負けていませんが、ズームの強力度からすると半歩……いえ、1/8歩ほど及ばないか!? 思わず「!?」と付けてしまうほど、こちらもディスク1に肉薄する超絶映像なのです。そして、サウンドも遮蔽物ゼロの光景に相応しい。これはディスク1も同等なのですが、その歌声・演奏はレーザービームのように真っ直ぐ届き、えらくクッキリ。音声だけのライヴアルバムにしたとしてもツアーの代表作になりかねない極上ぶりです。そんなクオリティで描かれるショウの素晴らしさと言ったら……。ファン投票で制作されたベスト盤『ED HUNTER』の20曲から18曲が組まれており、もちろんオープニングはチャーチルの演説から始まる「Aces High」。その開演シーンで上映される“THE ED HUNTER TOUR ‘99”だけのCGアニメーションもばっちり&美麗に目撃できる。復帰したてのブルースの嬉しそうな姿や「初6人」のフレッシュなパフォーマンスも最高なものの、ショウの見どころはやっぱりエディ。「Futureal」では竹馬エディ、「Iron Maiden」の巨大エディが登場するわけですが、巨大エディは正真正銘の“THE ED HUNTER TOUR ‘99”オリジナル。他のツアーでは一切見られない「CGエディの現物化」が超・極上席から眺められるのです。オフィシャルは言うに及ばず、フルのプロショットもない“THE ED HUNTER TOUR ‘99”。この19年で幾度となく“頂点越え”をしてきたツアーではありますが、このドイツ2公演が最終回答となるでしょう。そんな超・極上クオリティで味わえる“THE ED HUNTER TOUR ‘99”の全貌。今週末、思う存分お楽しみください。
Sporthalle, Hamburg, Germany 12th September 1999 Grugahalle, Essen, Germany 20th September 1999
Disc 1(99:22) Sporthalle, Hamburg, Germany 12th September 1999
1. Intro/Churchill's Speech 2. Aces High 3. Wrathchild 4. The Trooper 5. 2 Minutes To Midnight 6. The Clansman 7. Wasted Years 8. Killers 9. Futureal 10. Man On The Edge 11. Powerslave 12. Phantom Of The Opera 13. The Evil That Men Do 14. Fear Of The Dark 15. Iron Maiden
16. The Number Of The Beast 17. Hallowed Be Thy Name 18. Run To The Hills
Disc 2(100:57) Grugahalle, Essen, Germany 20th September 1999
1. Intro/Churchill's Speech 2. Aces High 3. Wrathchild 4. The Trooper 5. 2 Minutes To Midnight 6. The Clansman 7. Wasted Years 8. Killers 9. Futureal 10. Man On The Edge 11. Powerslave 12. Phantom Of The Opera 13. The Evil That Men Do 14. Fear Of The Dark 15. Iron Maiden
16. The Number Of The Beast 17. Hallowed Be Thy Name 18. Run To The Hills
TOTAL TIME: COLOUR NTSC Approx.200min.