
まさに“映像版LIVE! BOOTLEG”。関係者流出の貴重なプロショットがリリース決定です。本作に収められているのは「1977年12月22日ラーゴ公演」。“AEROSMITH EXPRESS TOUR”の一幕であり、名盤『DRAW THE LINE』のリリースからわずか3週間というコンサートです。そんな輝く黄金時代にあたる本作は、一風変わったプロショットでもある。近年になって関係者筋から流出した映像なのですが、マルチカメラではなくワンカメ。それも会場後方に設営された固定カメラから撮影されたものなのです。しかし、ワンカメと言えど、そのクオリティは特級。何しろ、関係者撮影ですから観客の影に煩わされることなくステージ“だけ”を直視。AEROSMITH以外、何も映らない極上光景がモニターいっぱいに広がるのです。しかも、固定カメラだからこその微動だにしない安定感が実に頼もしい。ここでカン違いしないでいただきたいのは、まったく動かない画面では(決して!)ないこと。それどころか、オーディエンス・ショットではあり得ないプロカメラの強力なズームはスティーヴン・タイラーの歯並びから、ジョー・ペリーの指先までしっかりと見える。左右のパンも滑らかじっくりと動き、各メンバーをばっちり捉えているのです。そして、その超ズームで迫るポイントが猛烈に的確。関係者だけにファン心理とはちょっと違いますが、だからこそショウの進行を事前に把握。“魅せるべき見どころ”を押さえまくるのです。さらに素晴らしいのが、極上のサウンドボード音声。生々しい映像と同じように無加工の荒っぽさはありますが、それだけにワイルドでタフ、それでいてルーズな“70年代AERO”の魅力が丸出しなのです。そんなクオリティで描かれるロックンロールは、まさに“映像版LIVE! BOOTLEG”と呼ぶに相応しい。実際、本作の全17曲中10曲が名盤『LIVE! BOOTLEG』と共通しており、あの名盤の向こうに広がっていたであろう“光景”が目の前に迫る。被っていない7曲も実に美味しく、「Big Ten Inch Record」「Lick And A Promise」「Same Old Song And Dance」といった名曲がたっぷり。1977年というとヒューストンのプロショットも有名ですが、そこにもない「I Wanna Know Why」「Get It Up」「Walkin' The Dog」「Milk Cow Blues」もしっかりと観られる。特に「I Wanna Know Why」「Get It Up」は復活後にはほとんど演奏されず、黄金の70年代の薫りが強烈に漂ってくるのです。客席ごしのワンカメではあるものの、だからこそ“極上席”感覚はマルチカメラ以上。それでいて、オーディエンス・ショットでは決してあり得ない美麗で安定した映像と極上サウンドを楽しめる逸品です。まさに流出マスターならではの大傑作映像。
Live at Capital Centre, Largo, MD. USA 22nd December 1977 PRO-SHOT
1. Intro 2. Back In The Saddle 3. S.O.S. (Too Bad) 4. Big Ten Inch Record 5. I Wanna Know Why 6. Lord Of The Thighs 7. Lick And A Promise 8. Get It Up 9. Walk This Way 10. Sweet Emotion 11. Dream On 12. Walkin' The Dog 13. Mama Kin 14. Draw The Line 15. Same Old Song And Dance
16. Train Kept A Rollin' 17. Milk Cow Blues 18. Toys In the Attic
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.85min.