
“DESTROYER TOUR 1976”の傑作プロショットの拡張版が登場。その傑作プロショットとは「1976年8月13日ヒューストン公演」。当店でも『HOUSTON 1976』としてリリースしたことのある定番映像ですが、極上のクオリティに反して惜しむらくは不完全収録だったこと。ショウ前半の約31分・8曲(+ギターソロ)だけでした。ところが、最近になってショウ後半のプロショットも発掘されたのです。本作に収められているのは、その新発掘パートも含めた(現在での)最長版。オープニングの「Detroit Rock City」から「Nothin' To Lose」までは従来のプロショットですが、その後に新発掘の「God of Thunder」「Rock And Roll All Nite」「Deuce」「Firehouse」「Black Diamond」5曲(+ドラムソロ)が約33分収められています。この新発掘パートのクオリティがまた凄い。カメラアングルから従来の前半分と同じ撮影なのは確かなのですが、映像クオリティは更に上を行き、デジタル全盛である現代の目で観ても「オフィシャル級」としか言いようのない映像美なのです。それもそのはず、この新マスターは、どうやら制作側からの流出。その証拠に画面下にタイムコードも映り込んでいるのです。どの段階の流出かは分かりませんが、サウンドに関しては未処理な生々しさも残りつつ、やや時代がかった画像処理は完成されている。まさに秘蔵・秘宝のプロショットの登場により、“ほぼ”フルショウ版が堪能できるようになったのです。……と、ここで“ほぼ”と付けねばならなかったのは、わずかながらカットもある。前半マスターは「Nothin' To Lose」途中で終わっており、後半マスターは「God of Thunder」途中から始まる。その両曲の欠けと、間に演奏された「Do You Love Me?」が抜けているのです。ともあれ、それほど決定的なプロショットで蘇った“DESTROYER TOUR 1976”は最高! ステージ左右というちょっと変わったアングルもありつつ、メイク顔の表情芸までマルチカメラでばっちり。そして、キビキビとアグレッシヴなKISSの若々しいこと! 現在もメイク姿で大ヒット曲の数々を演奏していますが、70年代の歌声と動きのキレは凄まじい。しかも、それが大全盛期の燃えさかる勢いに溢れている。何をやろうと面白いほど上手くいき、どこへ行こうと大群衆が歓待していた。その大衆の期待に見事に応えまくっていたプロフェッショナルに完成されたショウ……。まさに史上最高の輝くロックンロールがたっぷりと詰まっているのです。ロック史に刻まれた一大全盛期を極上マルチカメラで収めた大傑作+新発掘プロショット。遂に現れた“あの続き”。
Live at the Summit, Houston, Texas, USA 13th August 1976 PRO-SHOT
1. Intro. 2. Detroit Rock City 3. King of the Night Time World 4. Let Me Go, Rock 'n' Roll 5. Strutter 6. Hotter Than Hell 7. Shout It Loud Loud 8. Cold Gin 9. Nothin' To Lose 10. God of Thunder 11. Rock And Roll All Nite 12. Deuce 13. Firehouse 14. Black Diamond
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.64min.