
世界を席巻したGEFFEN時代でも“本領発揮!”を炸裂させた『PUMP』時代。その日本公演を収めた極上映像がリリース決定です。 本作に収められているのは「1990年9月12日:大阪城ホール」公演。まずは、“PUMP JAPAN TOUR 1990”の全容から確認していきましょう。
・9月12日:大阪城ホール 【本作】 ・9月14日:愛知県体育館 ・9月16日:横浜アリーナ ・9月17日:日本武道館 ・9月19日:日本武道館 ・9月20日:日本武道館 ・9月22日:国立代々木競技場第一体育館 以上、全7公演。本作は勢い溢れる初日のオーディエンス・ショットです。そのクオリティは……凄い。その凄まじさはちょっと置いて、定型のスペック的な話から始めますと、本作はステージ右側(ジョー・ペリー側)スタンド席からの撮影。角度はなく、メンバーと同じ高さの視点でステージを直視している。前列の腕や頭といった影が一切入らず、AEROSMITHが画面を占領する超・極上視野です。マスター鮮度も絶品で、ダビングや経年劣化がまるでなく、歪みはおろか白線ノイズ1本すら見当たらない。発色もえらくビビッドで、“1990のAEROSMITH”が当時そのままに映し出される極上クオリティです。さて、本題。そんな極上クオリティ以上に鮮烈なのが、カメラワークなのです。ショウの見どころを逐一押さえまくるだけでなく、1曲1曲のビートや進行まで熟知し、音楽に沿ってズーム・イン/アウトしまくる。このノリにノッたカメラワークは……そう、MOTLEY CRUEの大傑作『OSAKA 1990』やGREAT WHITEの『OSAKA 1990』のあの感覚! 「独りマルチカメラ」「ジェットコースター・アングル」「ガチョーン・ショット」等々……めちゃくちゃな形容でしか表現できなかった、あのアクロバティック・ショットなのです。実際のところ、撮影者の情報は現代に伝わっていないのですが、これほど個性的(かつ超クオリティ)をできる人間が2人も3人もいるはずがない。確証はないものの、クオリティと個性自体が「あの名人!」と高らかに宣言している映像なのです。そして、そのアクロバティック・ショットの主役が今をときめくAEROSMITHなのだからたまらない。MEGADETHでも撮影されていましたが、ビートの一発一発が明快で“ノリ命”なAEROSMITHの方が遙かに似合う。歌詞の一言一言に合わせてスティーヴン・タイラーにグイッと寄り、フレーズの一節にピタッと沿ってジョー・ペリーにズバッとズーム。そのダイナミズムがビートの躍動感、再び本領を発揮したAEROSMITHの輝きを何倍も輝かせる……。これはもう、ただのオーディエンス・ショットでもなければ、オフィシャルでも絶対にあり得ない一大エンターテインメントです。この撮影者が今も活動しているかは分かりませんが、もし仮に続けていたとしても、ここまでアクティヴな撮影はしていないでしょう。これは再び黄金期に突入したAEROSMITHに対面したからこその掻き立てられた情熱。テクニックはあったとしても、その興奮がなければ成し得ない。ビデオ機材が進歩してきた1990年に、輝くAEROSMITHがいた。彼らのパフォーマンスだけでなく、すべてから時代の薫りがムンムンに発散される大傑作。
Live at Osaka-Jo Hall, Osaka, Japan 12th September 1990 AMAZING SHOT!! (99:50)
1. Introduction 2. Young Lust 3. F.I.N.E. 4. Monkey On My Back 5. The Other Side 6. Heart's Done Time 7. Janie's Got A Gun 8. Sweet Emotion 9. Red House 10. What It Takes 11. Angel 12. Voodoo Medicine Man 13. Rag Doll 14. Permanent Vacation 15. Mama Kin
16. Dude (Looks Like a Lady) 17. One Way Street 18. Dream On 19. Love In An Elevator 20. Walk This Way
COLOUR NTSC Approx.100min.