
実力派バンドを従えてやってきた“ソロシンガー”スティーヴン・タイラー。AEROSMITHとはまたひと味違っていながら、カリスマの魅力たっぷりのショウを魅せてくれました。一気貫通のオーディエンス・ショットではなく、1曲単位の映像を集めたものです。そのため、各曲は撮影者もアングルもクオリティもバラバラ。一概に「画質は○○」とは言えません。しかし、その代わり各曲は選び抜かれたベストショットだけを収録。近年はデジタル機器の発達によって誰でも撮影可能になり、注目のコンサートが行われると、モバイル撮影の動画が無数に溢れ返ります。本作はネットに登場した動画1つひとつを精査した“ベスト・バージョン集”なのです。その光景は、AEROSMITHとは似て非なる“スティーヴン・タイラーの世界”。クラブギグだった大阪公演とは違い、本作はスティーヴンも慣れ親しんだ日本武道館。クラブの濃縮感とは異なるスケール感がたっぷりと味わえる。巨大なスクリーン越しに表情ドアップで歌いきる「Dream On」のカッコ良さ……。この風景は音だけのライヴアルバムだけでは分からない現場感覚です。実のところ、大阪公演よりも公開された映像が少なく、フルショウとはほど遠い。そこで、本作は本編ライヴ映像の後にショウをダイジェストしたハイライト映像も収録しました。これはさまざまな曲を15分にまとめあげたもの。ステージを真正面に見すえたショットで、前列の頭や腕といった影も一切映らない美麗ショット。思い切り引くと遠方ショットなのが分かるのですが、果敢なズームと最新機材の手ブレ防止機能によってまるで距離感を感じない。もちろんハイライトなのでショウの見どころがサクッと目撃できる。走り回るゴジラ?やレベッカ・リン・ハワードとの圧巻のデュエットもばっちりです。一度はフェアウェル・ツアーを発表しつつも、ジョー・ペリーは「最後とは思えない」と発言。さらに新たなるアルバム作りを目指してスタジオ入りもするなど、AEROSMITHの情報は錯綜しています。再び“ソロシンガー”として来日してくれるのはいつになるのか、本当にその日が来るのか。何もかもが不透明です。そんな中、たった2公演でも実現したソロ・ショウ。その極上ライヴアルバムと映像記録のセットです。二度とないかも知れない“ソロシンガー”スティーヴン・タイラーのライヴ・イン・ジャパン。どうぞ、この貴重な“今”をお見逃しなく味わい尽くしてください。
Live at Budokan, Tokyo, Japan 11th April 2017
01. Sweet Emotion(End Part)/Cryin' 02. Love Lives 03. Home Tonight #1 04. Home Tonight #2 05. Dream On 06. Only Heaven 07. Walk This Way #1 08. Walk This Way #2 09. Whole Lotta Love 10. Highlights
COLOUR NTSC Approx.41min.