
大傑作『DYSTOPIA』で再びキャリアのハイライトを迎えたMEGADETH。その頂点マルチカメラ・プロショットが登場です!
【新生MEGADETHの頂点映像】
本作に収められているのは「2016年6月19日クリソン公演」。フランスを代表するメタルフェス“HELLFEST 2016”に出演した際の模様です。キコ・ルーレイロ加入からすでに2年が経ったわけですが、再・黄金期の輝きを目撃できるプロショットは意外と少ない。オフィシャルの映像作品もなく、以前ギフト盤『BUENOS AIRES 2016』でご紹介した南米放送と本作の2種だけなのです。しかも、その『BUENOS AIRES 2016』はクオリティ的に微妙で、楽しめはするものの「21世紀の最新放送」に対する期待には応えてくれませんでした。ところが、本作は徹底的、究極的にパーフェクトな1本。超絶にクリアなデジタル・クオリティ、完璧なサウンド、ダイナミックでセンスのあるカメラワーク……その総てが問答無用にオフィシャル級……いえ、ここまで凄い映像はオフィシャルを含めても2010年の『NO SLEEP TIL FESTIVAL 2010』以来。まさに“頂点映像”なのです。
【再・黄金期の凄ショウ】
そんなクオリティで描かれるのが、ギター・ヒーロー:キコ・ルーレイロを迎えて蘇った“ヘヴィMEGADETH”! 先日、日本公演でも大盛況となりましたが、あのアグレッシヴで重戦車の如きライヴが超鮮明に映し出されるのです。フェスティバル用の短いセットではありますが、それでも大傑作『DYSTOPIA』から5曲「The Threat Is Real」「Post American World」「Poisonous Shadows」「Dystopia」「Fatal Illusion」を披露する堂々たる現役感。しかも、その新曲群が猛烈にカッコ良く、群衆もヒートアップ! 長年のファンは元より、どう見てもMEGADETHデビュー時には生まれていなかったような女の子までもがクラウドサーフ。“全米3位”・“グラミー受賞”が枕詞になりつつありますが、その栄誉は伊達じゃないのです。そして、黄金の大代表曲群も素晴らしい! デイヴ・ムステインのノドのせいかキーを下げているMEGADETH。それによって生み出された“重さ”がえらくカッコイイのです。正直なところ、ムステインのヴォーカリストとしてのピークは90年代後期までで、特に2010年付近に急激に声が出なくなりました。オフィシャルDVD『RUST IN PEACE LIVE』の信じがたい歌声に耳を覆った方もいらっしゃるのではないでしょうか。その後、キーを下げることで対応しましたが、それでも苦しそうな声に変わりはありませんでした。しかし、現在はキーは下がったままなものの、そのヘヴィ・サウンドに相応しいドスが利くようになった。もう聞き苦しいどころか、より一層“強面のMEGADETH”に生まれ変わっている。歴代の超名曲群も、その“ヘヴィMEGADETHバージョン”なのです。
【さらにオマケ】
まずは、本編ライヴ映像の後には、ドキュメント映像“KIKO LOUREIRO: HELLFEST REPORT”を収録。これはキコ自身が“HELLFEST”の現場で撮影したもので、オフィシャルに公開されたもの。本編ライヴの“当日の裏側”が約20分たっぷりと見られます。愛娘(可愛い!)との移動、ケータリングにはしゃぐ姿やプレス・カンファレンス、街中を黒いTシャツの群れがたむろする現地。グッズ売り場でサイン会も行ったようですが、ムステイン登場で騒然となる様子も面白い。海外フェスに参加されたことがある方なら、あの独特なムードにグッとくることでしょう。さらに面白いのは、バックステージ。キコは参加バンドを全部観るようなタイプではないようですが、それでもライバルSLAYERはしっかりサイドから観戦しますし、BLACK SABBATHでは興奮しながら「俺のアイドルなんだ!」と語る。そして、自分たちの出番前には愛娘と戯れながらも緊張が隠せず、その辺を無意味に走り回るキコ。さぁ、開演だ!とステージに走り出したところでギターに固定されたカメラにチェンジ。本編のプロショットと違った超手元ショットで美技を目の当たりにもできます。さらにさらに、本作にはボーナスディスクも付く。大傑作『DYSTOPIA』からのプロモクリップ集とアルバムのメイキング映像です。ヴィク・ラトルヘッドが彼女(?)を殺され、復讐を遂げるアニメクリップ「The Threat Is Real」「Dystopia」をはじめ、クリップは5曲。アルバム約半分のクリップを制作したわけですが、お安いリリック・ビデオは一切なく「Poisonous Shadows」に至っては360度カメラでアングルを自在に変えるという懲りよう(本作では通常アングルのみです)。さすがに2枚組全曲を映像化したMETALLICAには及びませんが、このあたりにも今のMEGADETH、『DYSTOPIA』の勢いが感じられます。劇的な復活劇を果たした“キコ+MEGADETH”。その熱演と舞台裏、さらにはクリップに至るまで各種の頂点映像を総ざらいしたプロショット集。先の来日公演の想い出を蘇らせてくれるだけでなく、“今のMEGADETH”の輝きをこれ以上なく味わえる完全公式級の1本。どうぞ、存分にお楽しみください!
Live at Val de Moine, Clisson, France 19th June 2016 PRO-SHOT
Disc 1(93:20)
Live at Val de Moine, Clisson, France 19th June 2016
1. Prince Of Darkness 2. Hangar 18 3. The Threat Is Real 4. Tornado Of Souls 5. She-Wolf 6. Post American World 7. Sweating Bullets 8. Poisonous Shadows 9. Trust 10. Dystopia 11. A Tout Le Monde 12. Fatal Illusion 13. Symphony Of Destruction 14. Peace Sells 15. Holy Wars... The Punishment Due
KIKO LOUREIRO: HELLFEST RREPORT
16. Festival Footage 17. Back Stage (Slayer) 18. Back Stage (Megadeth) 19. Guitar Camera 20. Back Stage (Black Sabbath)
Disc 2 : DISTOPIA CLIPS (29:15)
1. The Threat Is Real 2. Dystopia 3. Post American World 4. Poisonous Shadows 5. Conquer Or Die 6. Dystopia VR Behind The Scenes
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 123min.
Dave Mustaine - lead vocals, guitar David Ellefson - bass guitar, backing vocals Kiko Loureiro - guitar, backing vocals Dirk Verbeuren - drums, percussion