
因縁深き2大バンド、METALLICAとMEGADETH。両巨頭が競演した“WOODSTOCK '99”のプレ放送マスターが登場です。エアチェックの既発を一掃する映像美と本作だけのフル収録を実現した決定盤プロショットです!当店では、2大バンドの因縁にこだわり、極上のコレクションをご紹介してきました。デイヴ・ムステイン時代METALLICAのスタジオアルバム『NO LIFE 'TIL MEGAFORCE』、ムステイン&クリフ入りのライヴアルバム『LEGENDARY QUARTET: FIRST & LAST』、和解ライヴの極上サウンドボード・アルバム『BULLSHIT IS OVER!!』。本作は、その第4弾にして遂に登場したプロショット編なのです。そんな本作に収められているのは「1999年7月24日・25日ウッドストック99」公演。歴史的フェスの30周年を祝う一大イベントで、METALLICAは2日目「7月24日」、MEGADETHは最終日「7月25日」に出演しました。その双方がテレビ放送され、当時から大定番映像として愛されてきたわけですが、本作はそんなエアチェックではあ・り・ま・せ・ん。タイトルに「DIGITAL MASTER」とありますが、「デジタル・”リ”マスター」ではない。放送前の流出デジタルマスターを使用した究極版なのです。そのクオリティをご紹介する前に、まずはこのフェスが両バンドにとってどんなポジションにあたるのか見ていきましょう。
【極めて少ない両雄の激突ライヴ】
“CLASH OF THE TITANS”や“THE BIG 4”など、スラッシュ四天王の競演は結構あるようにも思えますが、“METALLICA vs MEGADETH”に限ってみると、直接対決は意外と少ない。海外マニアのリサーチによると、次の5つに大別できるそうです。
《1983年4月:METALLICAからムステイン追放》A:1985年12月:NEW YEAR’S EVE 1985(1公演)B:1993年6月:和解ツアー(5公演)C:1999年7月:WOODSTOCK '99(1公演) ←★ココ★D:2010年6月-2011年9月:THE BIG 4(13公演)E:2012年6月:DOWNLOAD FESTIVAL(1公演)
以上、全21公演。来年にはムステイン解雇から35年が経とうとしているわけですが、これですべて。しかも、大半は“THE BIG 4”プロジェクト「D」が占めており、それ以外には8公演しかない。本作は、そのうち“1999年編「C」”を極上プロショットで目撃できる。ディスク1にMETALLICA、ディスク2にMEGADETHを配した2枚組なのです。それでは、両雄のショウをそれぞれご紹介していきましょう。
【ディスク1:METALLICA】
まず、登場するのはMETALLICA。そのポイントは、猛烈なデジタル・クオリティの完全版! これまでのエアチェック既発群とは完全に別次元の超詳細&超ビビッド画質。現代基準でも完全にオフィシャル級のマルチカメラ・プロショットなのです。 放送前マスターなればこその映像美なのですが、実はデジタルマスターは数年前から出回っていまして、Youtubeでも「OFFICIAL」と称してアップされています(もちろん、本当はオフィシャルではありません)。しかし、それは「Creeping Death」以降がない不完全版。本作は、全曲収録デジタルのフル・マスターなのです! しかも、本作は長さだけではなく音声も凄い。これまでのデジタル版は(なぜか)ステレオ感の乏しい平板なサウンドでしたが、本作は超ド迫力にして立体感も凄まじい超強力サウンド。世界中を探しても本作でしか味わえない頂点クオリティなのです。ただし、このマスターは演奏パートこそ完全収録なものの、開演前やアンコール待ちといった「観客シーン」はカットされていました。本作では、そうしたシーンを衛星放送のベストマスターから補完。当日の完全形に仕上げました。補完シーンは流石にアナログ感も出てしまいますが、逆を言えばベスト放送であっても完全別次元な本編の超ハイクオリティぶりを実感していただけると思います。 さらにさらに、本作には「Creeping Death」の別アングル・バージョンも収録。これは実際にオフィシャル作品に使われた映像と同一で、もちろんデジタル・クオリティ。本作は、このショウから生まれた超ハイクオリティ・マスターを完全網羅しているのです。
【ディスク2:MEGADETH】
続くディスク2は、翌日のMEGADETH。こちらも同じルートでもたらされた流出デジタルマスターで、やはり鉄壁クオリティ。METALLICA編と同様に開演前シーンがカットされていましたので、ベストの放送マスターで補完しました。クオリティはMETALLICA編と同様ですが、貴重度はこちらの方が遙かに上。何しろ、マーティ・フリードマン時代のMEGADETHはハイクオリティ映像が極端に少ない。全盛期のプロショットはほとんどが南米放送であり、たまに高画質があるかと思えば数曲レベル。オフィシャルでも1992年ハマースミス92公演(ボックス『WARCHEST』)や1999年フィルモア公演(『GREATEST HITS』のボーナス)がリリースされましたが、それさえもカットだらけの不完全版。本作は、そんな公式品と同等クオリティで70分以上のフルショウを観られる貴重品なのです。また、このMEGADETH編は“WOODSTOCK '99”ならではの必見シーンもある。このフェスは大暴動になったことでも有名ですが、MEGADETHはその暴動が始まったタイミングでの出演だったのです。開演からしばらくは通常通りの熱演が続いていきますが、中盤の「Almost Honest」あたりから怪しいムードが漂い始め、会場の後方で大きな火柱がいくつも上がる。ムステインも歌いながら「一体、何が起きているんだ?」という顔で辺りを見渡し、カメラも異変に気づいたのか業火を映し出す。事情を知りようもないMEGADETHは戸惑いながらもショウを続行しますが、曲が進むほど業火は広がるばかり。「Trust」では遂に警察が介入します。本作は、そんな異様なムードまで超極上プロショットで収めているのです。
【両雄が突き進んだ“終着点”のライヴ】
そんな緊迫のシーンもさることながら、両雄のライヴそのものも素晴らしすぎる。一方のMETALLICAはジェイソン・ニューステッド、もう一方のMEGADETHはマーティ・フリードマンが在籍する黄金時代の最末期。両バンドとも、全盛時代に培ったアンサンブルが極地を迎えており、ヘヴィなリフはどこまでも重く、紡ぐメロディは徹底的に豊か。特に素晴らしいのは、ジェイムズ・ヘットフィールドとデイヴ・ムステインの歌声でしょう。ジェイムズにしてもデイヴにしても“技巧派シンガー”というタイプではありませんが、アルバムを重ねる毎にその声は太く逞しく、巧くなってきた。本作の“1999年”は、その頂点を迎えた時期。2人とも呟けば繊細で、叫べばド迫力。そして、メロディも情感をたっぷりに綴る。いつの時代でもカッコイイ2人ですが、ここまで“巧い2人”は、他ではちょっと観られません。さらに、2大巨頭の歩みを知るほどに本作の深みは増す。この数年後にはジェイソンを失ったMETALLICAは解散の危機を迎え、マーティが去ったMEGADETHは本当に解散してしまう。本作に詰まっているのは、そんな崩壊へのカウントダウンに入る寸前。原点回帰も名盤再現も当たり前になった今とは違う、“現在進行形の終着点”なのです。 がむしゃらに成長と拡大を続けた末にたどり着いた境地。その刹那を貴重なる超・極上プロショットで描ききった2枚組です。希代の名バンドが並び立つからこそ生まれ得た“時代の名作”。
Live at "Woodstock 99: West Stage" Griffiss Air Force Base, Rome, NY. USA 24th & 25th July 1999 PRO-SHOT
Disc 1(121:38)
METALLICA Live at "Woodstock 99: East Stage" Griffiss Air Force Base, Rome, NY, USA 24th July 1999
1. Pre-Show 2. The Ecstasy Of Gold 3. So What 4. Master Of Puppets 5. For Whom The Bell Tolls 6. Fuel 7. King Nothing 8. Bleeding Me 9. Sad But True 10. Turn The Page 11. Wherever I May Roam 12. One 13. Fight Fire With Fire 14. Nothing Else Matters 15. Seek & Destroy 16. Creeping Death
17. Fixxxer Jam 18. Die, Die My Darling 19. Enter Sandman 20. Sabbra Cadabra / Until It Sleeps Jam 21. Battery 22. Creeping Death (Alternate Camera Angle)
Disc 2(70:46)
MEGADETH Live at "Woodstock 99: West Stage" Griffiss Air Force Base, Rome, NY. USA 25th July 1999
1. Introduction 2. Holy Wars... The Punishment Due 3. In My Darkest Hour 4. Reckoning Day 5. A Secret Place 6. Angry Again 7. She-Wolf 8. A Tout Le Monde 9. Almost Honest 10. Crush 'Em 11. Use The Man 12. Trust 13. Sweating Bullets 14. Symphony Of Destruction 15. Peace Sells
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.193min.