
全世界に牙を?いた鋼鉄神の極上映像がリリース決定です! 長い長いJUDAS PRIESTの歴史でも、もっとも気迫に満ち、攻撃心ムキ出しだったのは“JUGULATOR TOUR 1998”を置いて他にありません。何しろ、ジャンルの象徴でさえあったロブ・ハルフォードが裏切り、世界は史上空前の“ヘヴィ・メタル大逆境”。その時代に立ち上がった本家・鋼鉄神は、まさに四面楚歌の中で孤軍奮闘するしかなかった。アルバム『JUGULATOR』には、その悲壮なまでの決意と激しすぎる怒りが充ち満ちていました。今となっては、聴くだけでも辛い時代の記憶が蘇る『JUGULATOR』ですが、ツアーは違った。その烈火の気迫と猛烈な鋼鉄心が丸出しで、大全盛期の名曲群を“超剛金”に仕立てていたのです。本作は、そんな“JUGULATOR TOUR 1998”のナンバー1映像として知られる大傑作オーディエンス・ショットです。本作に収められているのは「1998年10月31日ニューヨーク公演」。本作最大のポイントは極上のクオリティにありますが、ショウそのものも“スペシャル”でした。まずは、ツアーの全体像から見てみましょう。
・1月30日-3月2日:北米#1(23公演)・3月18日-4月28日:欧州(32公演)・5月13日-20日:日本(6公演)ー4ヶ月後ー ・9月17日-10月31日:北米#2(31公演)←★ココ★
これがPRIEST史上、最強靱ツアーの全容。ご覧の通り、本作のニューヨーク公演は、全92公演のワールドツアー千秋楽にあたるのです。そんな唯一無二のショウを収めた本作は、超絶なるオーディエンス・ショット。再生するとわりと遠景なポジションが不安になりますが、そこからグイッとズームになったが最後、超絶な光景が一瞬も途切れない。その果敢なズームは「90年代の機材がこんなに迫れるのか!?」と驚くほど。その解像度はメンバーの表情どころかリッパーのタトゥー文字もハッキリ読め、K.K.のギターに付いた鋲の1個1個まで超クッキリ。しかも、恐るべきはアングル。遮蔽物(完全)ゼロでステージを直視しており、激しく速くズーム・イン/アウトを繰り返しても微動だにしない安定感。三脚を使っているに違いない……という次元ではなく、会場設営カメラか、スタッフが記録用に撮影したに違いない。正直なところ、日本が誇るメタル番組“P○T”でも、ここまでクリアには捉え切れまい……そんなプロショット超えの凄まじさなのです。そのクオリティで描かれるショウは……もう、美しい映像が心の汗でボヤけてしまう。日本公演も極めて素晴らしかったですが、あの記憶が鮮明に蘇る。「The Hellion / Electric Eye」で復活の凱歌が高らかに宣言され、「Metal Gods」「Rapid Fire」で英国の魂が躍動する……。ドラマティシズムの権化「A Touch Of Evil」、究極の鋼鉄歌「The Sentinel」、新人のくせに「俺の名は何だ!?」と頼もしく叫んでくれやがる「The Ripper」等々など……。ただでさえ目眩を起こしそうな名曲ラッシュなのに、それがこのツアーの“鋼鉄の決意”と、最終日ならではの“思い切りの良さ”が相まってぶちカマされるのです。そんなバンドを背負う、ティム“リッパー”オーウェンズの凛々しさ……。正直言って歴史の中で“小物”となっていく彼ですが、このツアーだけは神が宿っている。もちろん“メロウ”よりは“暴虐”ではあるものの、それは“粗雑”とは違う。さまざまな声色を駆使し、全盛期のロブですらラフになっていた名曲群を鉄壁に歌いきり、憎らしいほどの余裕さえ感じさせながら同時に若者らしい“ひたむきさ”にも溢れている。「Beyond The Realms Of Death」に“絶頂”を与える超ロング・スクリームの凄まじいこと……。そんなリッパーの暴虐ぶりは新曲群で炸裂しますが、それ以上なのがハーレーも登場する「Painkiller」! ロブ復帰後はもとより、“PAINKILLER TOUR”でも「がんばれ……」と言いたくなった希代の絶唱曲ですが、本作のリッパーは鉄壁・暴虐・超剛金!!! 「こいつ、本当に人間か? 神かロボットなんじゃないか……」そんな鋼鉄吠えをブチかましてくれるのです。ハッキリ申し上げましょう。オフィシャル映像『LIVE IN LONDON』は忘れてください。いかな公式プロショットとは言え、あんな時差ボケ・ライヴはリッパーの真髄ではない。彼が本当に神懸かっていたのは“JUGULATOR TOUR 1998”。『THE RIPPER YEARS』でご紹介したブリュッセル98公演のプロショットも良かったですが、あれは短すぎた。本作こそ、“JUGULATOR TOUR 1998”の頂点に君臨する超・極上フル・ショットなのです。いろいろ書きましたが、「鋼鉄神」とはロブ・ハルフォードその人です。しかし、もっとも“尖ったJUDAS PRIEST”を現出させたのはリッパーだった。ホンの束の間だけ神を凌駕した漢、リッパー・オーウェンズ。その奇跡のような刹那を思い出させてくれる最高傑作映像。
Live at Hammerstein Ballroom, New York, NY. USA 31st October 1998 AMAZING SHOT!!! (110:14)
1. The Hellion 2. Electric Eye 3. Metal Gods 4. Rapid Fire 5. Blood Stained 6. The Sentinel 7. A Touch of Evil 8. Burn in Hell 9. The Ripper 10. Beyond the Realms of Death 11. Night Crawler 12. Diamonds And Rust 13. Victim of Changes 14. Breaking the Law
15. The Green Manalishi 16. Painkiller 17. You've Got Another Thing Comin' 18. Hell Bent for Leather 19. Living After Midnight
Tim "Ripper" Owens - vocals K. K. Downing - guitar Glenn Tipton - guitar Ian Hill - bass guitar Scott Travis - drums
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 110min.