
本作は“HOLY DIVER TOUR”のハリウッド・プロショット。「HOLY DIVERなのに1984年?」と思われるかも知れませんが、実は年明けの1984年にも3公演だけライヴがあった。本作は、そんなツアー最末期に残されたプロショットなのです。良い機会ですので、ここで“HOLY DIVER TOUR”のサウンドボード/プロショットを整理してみましょう。
【1983年】・8月20日ドニントン 公式『DIO AT DONINGTON』・10月5日サンノゼ ・10月7日サンタモニカ ・12月4日ユトレヒト 『WE ROCK: COMPLETE THE CD』・12月28日フレズノ 【1984年】・1月4日ハリウッド [本作]
これが“HOLY DIVER TOUR”のすべてです。公式化されたMONSTERS OF ROCK、公式ビデオの音声完全版『WE ROCK: COMPLETE THE CD』のユトレヒト公演を除く4公演はすべてカリフォルニア州。しかも、そのクオリティがまた絶品。実は、ごく最近になって名門「Krw_co」から発掘されたマスターでして、名物番組“ROCK PALACE”の放送VHSマスターそのものからダイレクトにデジタル化した頂点版なのです。時代柄、アナログ感覚の画質やモノラルの音声ではありますが、その鮮度は異常。白線ノイズ1本どころか、走行揺れや音声ノイズもありません。これまでベストとされてきたのはボーナス盤『PRO-SHOT COLLECTION 1984-1986』に収録されたバージョンでしたが、そちらはデジタル・マスタリングで“引き上げた”クオリティ。それに対し、本作はいかにもマスター・ダイレクトなナチュラル感も全開。マスタリングで引き上げる必要さえないのです。実のところ、映像も音声もかなり派手に作り込まれた『PRO-SHOT COLLECTION 1984-1986』を好まれる方もいらっしゃるかも知れませんが、デジタル加工されていない「80年代感」は本作にしかないのです。その映像美で描かれるのが“HOLY DIVER時代のロニー”。テレビ放送用の短いパフォーマンスで、変なお姉ちゃんがロニーに抱きつく珍妙な演出も面白いのですが、それ以上に“歌の化身”と化した姿は神々しくさえある。
Rock Palace, Hollywood, CA. USA 4th January 1984 PRO-SHOT (19:10)
1. Stand Up And Shout 2. Straight Through The Heart 3. Rainbow In The Dark 4. Member Introduction 5. Man On The Silver Mountain
Ronnie James Dio - Vocals Vivian Campbell - Guitars Jimmy Bain – Bass Vinny Appice - Drums Claude Schnell - Keyboards
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 19min.