
結成35年を超え、さらに暴虐進化し続けている帝王SLAYER。「2017年10月13日:なんばHatch公演」で撮影されたオーディエンス・ショットをご用意いたしました。本作は、当日から生まれた細切れのオーディエンス・ショットを集めたコンピレーション。それだけに「ポジションは○○」「カメラワークは◇◇」と一概に言い切ることはできないのですが、共通しているのは極上のクオリティ。単に映像を集めたのではなく、“見渡しの良い視界”・“安定したアングル”・“最新デジタルの美麗画質”にこだわったコレクションなのです。それだけに全曲網羅とはいかず、8曲分・40分弱という不完全収録にはなってしまいましたが、その分クオリティは保証付きです。そのクオリティを一層引き上げているのがサウンド。オーディエンス・ショットをコンパイルすると、実は映像よりも音声に違和感が生まれやすい。多彩なアングルはマルチカメラ気分になれるものの、サウンドはギクシャクしてしまいがちなのです。特にSLAYERは定位置から動かないバンドであり、それだけにサウンドが重要なのです。本作では、その違和感を払拭するため2CDの超・極上サウンドを完全シンクロ。厳選したハイクオリティ映像の可能性を最大限に引き出しました。実際、極上サウンドで蘇った映像の説得力は圧倒的。威風堂々とした佇まい、邪悪なムード(そう、速さばかりが注目されるバンドですが、SLAYERの要はムードなのです)を視角化したライティングもサウンドが極上だからこそ威厳をまとう。特に強烈なのは、ステージ間際の1階席ショット。「Raining Blood」が加速するや猛烈に荒れる現場の狂乱をリアルに捉えているのですが、その大暴れの中でもサウンドは一切乱れず極太・極上。ただの大騒ぎではなく、鉄壁のスラッシュメタルだからこそ騒乱を引き出す“SLAYERのショウ”を本質からえぐり出しているのです。それにしても凄い。凄まじい。極上のクオリティは間違いなく“2017年”なのですが、現場のムードは80年代・90年代かのよう。音楽を変えない、アティテュードも不変なバンドは他にもいますが、それでも「歳の割には」がつくもの。ところが、SLAYERは演奏クオリティでさえ微塵も衰えない。本作から吹き出すパフォーマンスも、観客の熱狂も、全盛期となんら変わらず、違いと言えばトム・アラヤの髭が白くなり、ヘドバンしなくなったことくらいです。なぜ彼らが“帝王”なのか。栄枯盛衰の激しいメタル・シーンで、なぜ彼らだけが特別であり続けるのか。その理由を千の言葉よりも雄弁に語る最新の来日映像。
Live at Namba Hatch, Osaka, Japan 13th October 2017 (Synched with CD Audio Masters) (36:41)
1. Repentless 2. War Ensemble 3. Seasons In The Abyss 4. Hell Awaits 5. South Of Heaven 6. Raining Blood 7. Chemical Warfare 8. Angel Of Death
COLOUR NTSC Approx.37min.