
80年代にルーズなロックンロールで一時代を築いた名バンド:THE GEORGIA SATELLITES。その極上プロショットがリリース決定です。デビュー前から長年クラブバンドとしてステージで実力を養ってきた彼ら。しかし、オフィシャルにはライヴアルバムが残されておらず、一世を風靡しながらその真価は知られてきませんでした。当店では『LIVE BROADCAST 1986-1987』『NOTTINGHAM 1987』といった傑作ライヴアルバムでレポートしておりますが、それでも映像は夢のまた夢でした。本作は、そんな歯がゆさをスカッと爽快に吹き飛ばしてくれる極上映像なのです。そんな本作に収められているのは「1989年7月1日ロスキルド公演」。サードアルバム『IN THE LAND OF SALVATION AND SIN』時代に出演した“ROSKILDE FESTIVAL 1989”の模様です。何よりも嬉しいのは、そのクオリティ。デンマークを代表するロックフェスだけはあり、そのプロショットは完全A級。ミックスも、カメラワークも、ワールドクラスのマルチカメラ・プロショットなのです。その上に来て驚異的なのが鮮度。近年になって登場したマスターで、白線ノイズはおろか、走行ヨレもなく、鮮やかな発色や細やかなディテールは、28年前とは思えない。詳細は明かされていないのですが、恐らく当時のエアチェックではなく、ごく最近にデジタル再放送でもあったのか、もしくは放送局秘蔵のオリジナルマスターが流出したのか………そうとしか思えないオフィシャル級の映像美なのです。そのクオリティで描かれるショウは、THE GEORGIA SATELLITESの旨みが濃縮還元。必殺のシングル曲「Battleship Chains」「Keep Your Hands To Yourself」「Railroad Steel」「Hippy Hippy Shake」だけでなく、レアなEP『ANOTHER CHANCE』の「That Woman」が次々と繰り出され、(当時の)新曲「Bottle O' Tears」「All Over But The Cryin’」「Games People Play」も披露。もちろん、彼ら一流のカバーも抜かりなくビッグ・ボッパーの「White Lightning」、チャック・ベリー「Sweet Little Rock'n'Roller」も炸裂する。実のところ、約50分というフェス用のショートセットではあるのですが、その短い時間に彼らのキャリアがギュギュッと詰まりまくっているのです。そんなショウを目の当たりにしたデンマークの熱狂も見どころ。彼らのロックンロールに盛大なコール&レスポンスで応え、凄まじい人気ぶりがうかがえる。北欧というとポップやメロディアス・ハード、デスメタルのイメージがありますが、実はロックンロールも人気が高い。HANOI ROCKSはもちろん、BACKYARD BABIESやTHE HELLACOPTERS、HARDCORE SUPERSTAR、NEGATIVE等々など。もちろん、こういったバンドは周辺国出身ではありますが、デンマークも彼らの活動を支えているのは間違いなく、“ROSKILDE FESTIVAL”は北欧のロックファンが一堂に集う一大フェス。そのロックンロール魂が渦を巻くプロショットなのです。とにもかくにも、オフィシャル級クオリティの“動くTHE GEORGIA SATELLITES”。これに尽きます。彼らのキャリアを濃厚に濃縮し、猛烈に熱くカッコ良くキメてくれる極上のマルチカメラ・プロショット。THE GEORGIA SATELLITESが好きだった方はもちろん「聴いた事ないや」という方にもお薦め……いえ、興味なんぞさらさらなく、たまたま駄文に目が止まってしまった不幸?なAEROSMITHファン、GUNS N’ ROSESファンの方々にも。強引にまとめて送りつけたいのがホンネの大傑作です。
Live at Festivalpladsen, Roskilde, Denmark 1st July 1989 PRO-SHOT
1. Battleship Chains 2. Bottle O' Tears 3. All Over But The Cryin' 4. That Woman 5. White Lightning 6. Games People Play 7. Can't Stand The Pain 8. Sheila 9. Keep Your Hands To Yourself 10. Hippy Hippy Shake 11. Railroad Steel 12. Sweet Little Rock 'n' Roller
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.51min.