
アールズ・コート5DAYSでも“最高の名演”と誉れ高き最終日「1975年5月25日(5公演目)」。そのマルチカメラ・プロショットがリリース決定です。前日の「5月24日」に続いて発掘された有名映像ですが、これが実に見事なプロショット。当時は「LED ZEPPELIN DVDには及ばない云々」と評されたものですが、ブートレッグの発掘物ですので、それは当然。むしろ、かのオフィシャル品が引き合いに出されるほどの衝撃を振りまいた名映像だったわけです。実際、本作はノイズレスな艶やかな画面を誇り、発色も美しい。40年以上前から時空を飛び越えてきたとは思えない映像美なのです。そしてサウンドも絶品サウンドボード。当店でも音落としプレス・タイトル『EARL'S COURT 1975 FINAL NIGHT』でお馴染みです。そんなクオリティで描かれるショウは、まさにロックの世界遺産。再生を始めるや、24日のニッキー・ホーンから代わって、伝説のラジオDJ/TVプレゼンター:アラン・フリーマンが誇らしげにLED ZEPPELINを紹介。勢いよく「Rock And Roll」が走り出す。そのハイテンションぶりは「アールズ・コート5DAYSでもベスト」と言われるに相応しい名演です。数々の記録が証明している通り、1975年アールズ・コートは5日間の間に表情をかなり変えました。最初の2日間はどこか手探り状態でもありましたが、2週目の3日目から俄然本気モードに突入。さらに4日目・5日目と、どんどん調子を上げていったのです。実際、本作ではボンゾやペイジは前日(4日目)からすでにキレキレだったわけですが、それでも暴走するわけでもなく、コンビネーションの妙味まで聴かせるほどになっている。テンション高く、遊びもふんだんに盛り込みつつも破綻には向かわず、互いの音に反応しながらフレーズとビートをぶつけ合う交感。1月-3月のアメリカ・ツアーとは次元の違うパフォーマンスなのです。さらに、この日はプラントまでもが素晴らしい。アメリカ・ツアー序盤で風邪をこじらせており、アールズ・コートでも声がひっくり返ることが多発しました。本作でもその影響がないわけではないものの、最終日だけにペースを調整する必要がない。明日の心配をすることなく、思い切りの良い全力の歌いっぷりが全編で炸裂。まさにアールズ・コートの旨みが最高潮に達したショウです。あくまで1975年らしいグルーブ指向のインプロビゼーションを繰り広げつつも、暴れ馬にはならない統制の取れたショウ。母国イギリスの同会場5日間だからこそ醸成し得た集中力。そんなアールズ・コート最高の名演を、黒いドラゴン・スーツも鮮やかなマルチカメラ・プロショットで目撃できる1枚。
Live at Earl's Court, London, UK 25th May 1975 PRO-SHOT
1. Intro 2. Rock And Roll 3. Sick Again 4. Over The Hills And Far Away 5. In My Tme Of Dying 6. The Song Remains The Same 7. The Rain Song 8. Kashmir 9. No Quarter 10. Tangerine 11. Going To California 12. That's The Way 13. Bron-Y-Aur Stomp 14. Trampled Underfoot 15. Moby Dick
16. Dazed And Confused 17. Stairway To Heaven 18. Whole Lotta Love 19. Out On the Tiles 20. Black Dog 21. Communication Breakdown
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.215min.