
アナハイム公演のマルチカメラ・プロショット。本編の解説でも触れた通り、古くから“DESTROYER TOUR”を……いえ、黄金時代KISSを代表する名作中の名作として知られる映像ですが、本作はその最高峰版なのです。その中身は、ベストなプロショット・マスターに超極上サウンドボードをシンクロさせたもの。海外マニアが制作したものなので詳しいソースは明かされていませんが、画質は間違いなく過去最高。そして音声は歴史的発掘盤『ANAHEIM 1976』と思われます。あの脳ミソ直撃サウンドボードと極上プロショットを融合させ、さらに極上オーディエンス録音まで駆使した唯一無二の超絶映像なのです。実際、大定番映像+超サウンドボードのコラボレーションは威力絶大。元音声のヴィンテージ感覚とはまったく異なるエッジ鋭い演奏が脳ミソにねじ込まれ、絶頂を究めた“DESTROYER TOUR 1976”の光景に異様な生々しさが宿る。何と言いますか、単に音が良くなったという次元ではなく、“存在感が違う”。よく極上クオリティを指して「オフィシャル級」と呼びますが、本作の生々しさと存在感はオフィシャルでさえあり得ない。まさにライン直結で「あの4人がここにいる」と感じられるのです。そのクオリティで描かれる“DESTROYER TOUR 1976”の素晴らしさ……これはもう、KISS全史の頂点。名曲だらけの凄味、有名な見どころの数々は枚挙に暇がなく、それがフルセットの究極クオリティなのですから。しかも、黄金期の中でも“DESTROYER TOUR 1976”というのが素晴らしい。オフィシャルでは『KISSOLOGY VOLUME ONE: 1974?1977』で前後のツアー(“ALIVE! TOUR”・“ROCK & ROLL OVER TOUR”・“LOVE GUN TOUR”・“ALIVE II TOUR”)の長尺映像を一挙にアーカイヴしましたが、“DESTROYER TOUR 1976”は細切れ映像だけでした。それに対し、本作は貴重な「King Of The Night Time World」も含めたフルショウのプロショット。まさに、オフィシャル作品に空いた“穴”を埋めるような絶対品なのです。また、本作は本編フルショウを締めくくる花火大会(これも壮観!)の後に、「Black Diamond」の“フルステージ・ショット”もボーナス収録しています。これは言わば「遠景固定カメラ・ショット」。ズームのないワンカメではありますが、これもアナハイム公演の貴重な記録。本編と同様に極上サウンドボード音声で楽しめます。本編がリマスターでアップグレードさせたライヴアルバムなら、本作は光景でイメージアップした傑作。発掘サウンドボードに衝撃を受けた海外マニアが、極上素材と情熱の限りを尽くして創り上げた映像作品です。極上のプロショットであると同時に、“マニアの愛情”こそが成し得た1本。オフィシャルでさえ到達し得ない真実を描ききった名作。
Live at Anaheim Stadium, Anaheim, CA. USA 20th August 1976 PRO-SHOT(UPGRADE!!!) (80:31)
1. Introduction 2. Detroit Rock City 3. King Of The Night Time World 4. Let Me Go, Rock 'n' Roll 5. Strutter 6. Hotter Than Hell 7. Nothin' To Lose 8. Cold Gin 9. Shout It Out Loud 10. Do You Love Me? 11. God Of Thunder 12. Rock And Roll All Nite 13. Deuce 14. Firehouse 15. Black Diamond
Extras 16. Black Diamond (Full-stage shot)
PRO-SHOT COLOUR NTSC Dual Layer Approx. 81min.