
いつ喧嘩別れしても不思議じゃない3人が元の鞘に戻って早2年。今年も絶好調な“NOT IN THIS LIFETIME... TOUR”の最新・絶景ショットがリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「2018年7月13日モスクワ公演」。その一部始終をマルッと完全収録したオーディエンス・ショットです。現在、彼らは2018年日程の前半であるヨーロッパ・ツアーを終えようとしているところ。まずは、そんなツアー概要の中でショウのポジションを確認してみましょう。
・6月3日-7月24日:欧州(19公演)←★ココ★ー約3ヶ月後ー ・11月3日:メキシコ公演・11月8日-25日:アジア(7公演)・11月29日:南アフリカ公演
これが現在までに公表されているツアー・スケジュール。今週は彼ら初のエストニア公演を収録した『ESTONIA 2018』も登場しますが、本作のモスクワ公演はその1つ前。「欧州」レッグ15公演目となるコンサートでした。そんな本作最大のポイントは、素晴らしい絶景でフルショウ体験できること。ステージ右寄り(スラッシュ寄り)の斜めショットなのですが、スタンド席の最前列なのか、遮蔽物がまったくない。広々とステージだけが視界を占領しつつ、目線の高さはちょうどメンバーと同じくらい。アクティブなズームや近さは望めませんが、安定してショウをトータルで眺めるには最高。遠景ならではのスクリーン映像も美しく、まさに絶景と呼ぶに相応しいショットなのです。もう1つのポイントは、ショウの完全収録。現代は、誰でもスマホ撮影ができ、ショウが終わると同時に猛烈なオーディエス・ショットが溢れ返ります。しかし、そのほとんどは曲ごとの細切れ映像で、一見全曲揃っていても繋ぎ合わせたものが多い。今週リリースの傑作『ESTONIA 2018』にしても、視点は極上でも曲間のカットはありました。その点で本作は群を抜く。全曲揃っているだけでなく、オープニングから終演まで途切れなく、シームレスにたっぷり約200分(3時間20分)に収録。正直に申し上げますと、ネットに登場した元映像は開演シーンが白く飛び、その後2分ほどカメラが定まらずにブレブレになっていました。そのため、本作では別ショットで差し替えておりますが、これも非常に似たアングルの極上クオリティ。もちろん、それ以降の98.58%は一貫ショットであり、違和感なくフルショウ体験できるのです。そんな絶景で描かれるショウがまた素晴らしい。VELVET REVOLVERの「Slither」やシングル・リリースもされた復活曲「Shadow Of Your Love」といった20181年を象徴するナンバー見られますし、昨年のプロショット『ROCK IN RIO 2017』でも観られなかった「Madagascar」も美味しい。こうしたセットは『ESTONIA 2018』と同じものの、曲間や一期一会なショウの呼吸感は本作ならでは。例えば、大ラスの「Paradise City」。歌いながらステージの真ん中に歩き出してきたアクセルがふと足下に目をやると赤い物体を発見。客席から投げ込まれたロシア帽でして、アクセルが拾って被る(似合わない!)と会場には地鳴りのようなどよめきが起こる。しばらくはそのまま上機嫌で歌っているのですが、こんどはその帽子をダフに被せてからかう……。かつて、GUNSのステージに物が投げ込まれるとあまり良い事は起きなかったのですが、本作は実に微笑ましい。いかに“今のGUNS”が良い状態で、バンド然としているかが透けるシーンなのです。そして、盛大な花火の乱発と紙吹雪で一大クライマックスを迎える約3時間半のドラマ。その一部始終を絶景からじっくりと堪能できる1枚です。誰でも撮影できるようになっても……いえ、そんな時代だからこそ逆に貴重になったフル映像。GUNS史上でも希に見る至福となった“NOT IN THIS LIFETIME... TOUR”。
Live at Otkritie Arena, Moscow, Russia 13th July 2018 (199:08)
1. Introduction 2. It's So Easy 3. Mr. Brownstone 4. Chinese Democracy 5. Welcome to the Jungle 6. Double Talkin' Jive 7. Better 8. Estranged 9. Live and Let Die 10. Slither 11. Rocket Queen 12. Shadow of Your Love 13. You Could Be Mine 14. Attitude 15. This I Love
16. Civil War 17. Yesterdays 18. Coma 19. Band Introduction 20. Slash Guitar Solo 21. Speak Softly Love (Love Theme From The Godfather) 22. Sweet Child O' Mine 23. Wichita Lineman 24. Don't Cry 25. Used to Love Her
26. Wish You Were Here (Slash and Richard Fortus guitar duet) 27. Layla Piano Exit 28. November Rain 29. Black Hole Sun 30. Knockin' on Heaven's Door 31. Nightrain 32. Patience 33. Madagascar 34. The Seeker 35. Paradise City
COLOUR NTSC Approx.199min.