リリースラッシュに湧く“ONE ON ONE JAPAN TOUR 2017”。その最終日「4月30日:東京ドーム公演」の極上席を体験できるフル映像がリリース決定です。東京ドームを揺るがした来日公演から1週間以上が経ちましたが、あの感動の記憶も日々の喧噪に薄れ始めている頃ではないでしょうか。数々のライヴアルバムで思い起こすことはできますが、朧気な短期記憶を確かな想い出に変えるには、映像に勝るものはありません。本作は、そんな体験感に溢れたリアル・ショットなのです。本作最大のポイントは、“映像美”・“近さ”・“一気貫通”の三拍子。最新デジタル機材によるビビッド画質なのですが、そのクオリティで映し出されるポールの近いこと! 果敢なズームを多用しているために詳しい撮影ポジションは分かりませんが、ステージを間近に捉えつつ、やや見上げた視線からすると恐らくは「A7ブロック」辺りだったのではないでしょうか。会場のスケール感も巨大モニターのスペクタクルもそっちのけで、とにかくポールの仕草や表情、ギターを操る指使いまでよく見える間近ポジションなのです。さらにサウンドも素晴らしい。さすがに音の専門家である名テーパー達が録った傑作ライヴアルバムには及ばないかも知れませんが、間近席ならではの極太楽音が耳に流れ込み、割れも歪みも起こさない。何よりも驚くのは、オーディエンス・ノイズが極端に少ないこと。もちろん、曲間には喝采も起きるものの、演奏中はまるでライン録音かのように楽音と歌声だけに占領されるのです(もしかしたら、映像とは別の録音をシンクロさせているのかも知れません……)。そのクオリティで描かれる“一気貫通の体験感”こそが本作の命。動画サイトに氾濫する1曲単位の映像ではなく、マルチカメラ仕様でもない、ワンカメラ&フルの“体験感”。テンションが爆発するオープニングも、ド迫力の「Live and Let Die」も、この日だけの「Get Back」も、母娘ファンをステージに上げてハグする微笑ましい「Hi, Hi, Hi」も、紙吹雪が舞う大団円のエンディングも……。そのすべてを間近な極上席で目撃できるのです。2年という短いスパンでありながら、今回も苛烈なチケット争奪戦が起きたポールのジャパンツアー。現場に居合わせても、巨大モニターと米粒のようなポールを見比べていた方も多いことでしょう。本作に収められているのは、限られた人間だけが知りうる“極上席の光景”なのです。あの想い出を鮮やかに蘇らせてくれるだけではなく、ほとんどの方が知る由もなかった極上視点でフルショウを味わわせてくれる傑作映像。
Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 30th April 2017 AMAZING SHOT(from Original Video Masters)
1. Intro. 2. A Hard Day's Night 3. Junior's Farm 4. Can't Buy Me Love 5. Jet 6. Temporary Secretary 7. Let Me Roll It 8. I've Got A Feeling 9. My Valentine 10. Nineteen Hundred and Eighty-Five 11. Maybe I'm Amazed 12. We Can Work It Out
13. In Spite of All the Danger 14. You Won't See Me 15. Love Me Do 16. And I Love Her 17. Blackbird 18. Here Today 19. Queenie Eye 20. New 21. The Fool on the Hill 22. Lady Madonna 23. FourFiveSeconds 24. Eleanor Rigby 25. I Wanna Be Your Man
26. Being for the Benefit of Mr. Kite! 27. Something 28. Ob-La-Di, Ob-La-Da 29. Band on the Run 30. Back in the U.S.S.R. 31. Let It Be 32. Live and Let Die 33. Hey Jude 34. Yesterday 35. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
36. Get Back 37. Fans On Stage 38. Hi, Hi, Hi 39. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End
COLOUR NTSC Approx.162min.