
急速にソウル・ミュージックへハマっていった1974年後期のボウイ。同じ時期のボウイに逢える貴重にして極上な映像集をお贈りします。 本作のメインになっているのは「1974年11月2日」に収録された人気テレビ番組“THE DICK CAVETT SHOW”。放送されたのは“THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR”が終了してからですが、収録時点ではツアーの真っ最中。まさに本編プレスCDの向こう側にいるボウイの姿が観られるのです。この映像は従来からモノクロの見づらい映像が知られていましたが、本作は目にも鮮やかなフルカラー。しかも、そのマスター鮮度はバツグンで、ダビング痕も経年劣化もまるで感じられず、デジタル大全盛の現代にあっても確実にオフィシャル・リリース可能な超・極上クオリティなのです。そのクオリティで映し出される番組は、パーソナリティのディック・カベットがボウイの経歴を紹介するところからスタート。対談を挟みながら3曲「1984」「Young Americans」「Footstompin'」のパフォーマンスも見られます。ただでさえ貴重な1974年のボウイが極上クオリティで観られるだけでも素晴らしいのですが、それ以上に衝撃なのはボウイ自身。この時期は深刻なドラッグ依存症に苛まれていた事でも知られ、本作でも極度にやせ細った姿なのです。パフォーマンスはいつもと変わらず熱く、対談でも和やかに話しているのですが、ほお骨の浮き上がった笑顔が痛々しい……。そんなテレビ番組の後には、アルバム『DIAMOND DOGS』のテレビコマーシャルの他、貴重なライヴ映像を9曲収録しました。これはそれぞれ違うライヴ、素材を集めたもの。関係者撮影のリハーサルや8ミリ映像にサウンドボード音声を被せたもの、オーディエンス映像からバリッバリのプロショットまでクオリティも種類もまちまち。しかし、そのどれもが過去最高クオリティのフルカラー映像ばかりです。虚構のスター“ジギー”を封印しつつも、スタッフやバックバンドとのトラブルに巻き込まれて精神的に追い詰められていたボウイ。わずかな食事と薬に頼る生活に蝕まれていた彼がソウル・ミュージックと出会い、新たな歩みを始めた……。そんな刹那、迷いながらも真摯に音楽と向かっていた70年代半ばのボウイ。それでも妖しく美しかった彼に逢える傑作映像です。ボウイの人生でも特別だった“1974年”を極上のライヴアルバムと貴重映像で綴る豪華セット。
Filmed at ABC Studios, New York, USA 2nd November 1974 First broadcast: 4th December 1974. (76:43)
1. Introduction 2. 1984 3. Young Americans 4. Interview 5. Footstompin' 6. Diamond Dogs TV Commercial
Live Tracks
7. Aladdin Sane & All The Young Dudes (Tour Reheasals) 8. Rebel Rebel 9. Carcked Actor 10. Space Oddity 11. Time 12. Moonage Daydream 13. Panic In Detroit 14. Aladdin Sane 15. Future Legend / Diamond Dogs
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.77min.