
現在では、ヨーロッパ盤のハーフ・オフィシャルDVD&CD作品としてリリースされているこの日のプロショット映像と音源ですが、それを上回るクオリティのマスターを使用しているのが本盤です。画質、音質とも独自のマスタリングを施し、ツーランク上のグレードアップを実現しています。1988年と言えば、クラプトンにとってはデビュー25周年の節目となった年で、記念ワールド・ツアーが敢行されました。それを祝福するため、ダイアー・ストレイツの盟友ギタリスト、マーク・ノップラーとキーボーディスト、アラン・クラークが特別参加し、さらにパーカッションにイギリスの第一人者ジョディ・リンスコットを起用したという豪華かつ熟達した布陣で構成されていました。この後10月から11月にかけて行なわれたジャパン・ツアーの東京ドーム公演も当時衛星テレビ放映されましたが、そこでは曲目が大幅にカット編集されていましたので、今尚本盤がこの年の記念ワールド・ツアーの代表作として君臨し続けています。このたび、数年前にリリースされていた本盤をクラプトン・タイトル一挙リリース・ウィークのアイテムとして惜しげもなく選定しました。この頃から髪を伸ばし始めてお洒落なヘアスタイルにし、衣装もスーツでパリッと決めるようになったクラプトンを見られること、まだこの頃は禁煙しておらず、ステージ上で煙草をふかす姿を見られることも映像ならではの興味の一つとなっています。セット・リストもデビュー25周年に相応しいクラプトンのキャリアを俯瞰できるものとなっていて、クリーム時代のナンバーからソロのヒット・チューンまでがバランス良く取り上げられています。中でも見ものは、各メンバーにソロを回し、15分に及ぶ熱演を披露する「Same Old Blues」、ファンキーなインストに乗ったメンバー紹介を経て圧倒的なグルーヴを見せる「Cocaine」、ノップラーが彼独特のトーンでメイン・テーマのフレーズを奏でる「Layla」といったところが挙げられます。ノップラーをリスペクトしての「Money For Nothing」でのフィーチャーもありますし、この後レイ・クーパーと入れ替えられるリンスコットとクラプトンとの共演が見られるのもこの映像のみというポイントもあります。見どころ聴きどころ満載の88年ツアーの代表作は、クラプトン・ファンならずとも観てみる価値のある必見映像です。
Live at Shoreline Amphitheater, Mountain View, California, USA 21st September 1988 PRO-SHOT
1. Opening 2. Crossroads 3. White Room 4. I Shot The Sheriff 5. Lay Down Sally 6. Wonderful Tonight 7. Tearing Us Apart 8. After Midnight 9. Can't Find My Way Home 10. Badge 11. Same Old Blues 12. Band Introduction 13. Cocaine 14. A Remark You Made
15. Layla 16. Money For Nothing 17. Sunshine Of Your Love
Eric Clapton - Guitar, Vocals Mark Knopfler - Guitar, Vocals Nathan East - Bass, Vocals Steve Ferrone - Drums Jodie Linscott - Percussion Katie Kissoon - Backing Vocals Tessa Niles - Backing Vocals
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 114min.