2016年1月10日デヴィッド・ボウイが69歳で死去した訃報は、世界中の音楽ファンのみならず、アート方面を含めあらゆるシーンに衝撃的なニュースとなることに。 そのボウイの、結果的に最後のツアーとなった2003年から翌年にかけて行なわれた、「リアリティ・ツアー」北米レグより、4月1日カナダ、トロント公演を、ワンカメラながら、当時としては良好なオーディエンス・ショットにて、133分にわたりコンプリート収録。ステージほぼ正面からのアングルによる映像は、極端なクローズ・アップこそないものの、ステージ全体を捉えた見やすい映像となるもので、しかも音声は別レコーディングのデジタル・オーディエンス・ソースをマトリックスした迫力あるサウンドによるものにて。そして”Rebel Rebel”でスタートするライブは、「REALITY」からのナンバーはもちろん、新旧を網羅したセットリストは、ボウイの魅力が凝縮された内容の濃いものであり、そして何よりこの前月にはこれも結果的に最後となってしまったジャパン・ツアーも行なっており、構成やセット・内容がその来日公演とほぼ同じであるところも要チェック。
01.Introduction/02.Rebel Rebel/03.Modern Love/04.New Killer Star/05.Fame/06.Cactus/07.All The Young Dudes/08.China Girl/09.Never Get Old/10.The Loneliest Guy/11.The Man Who Sold The World/12.Hallo Spaceboy/13.Sunday/14.Heathen (The Rays)/15.Band Introductions/
16.Under Pressure/17.Days/18.Slip Away/19.Looking For Water/20.Ashes To Ashes/21.Hang On To Yourself/22.Quicksand
[at Canada Centre, Toronto, Ontario ,Canada April 1st 2004]
David Bowie - vocals, guitars, stylophone, harmonica. / Earl Slick - lead guitar / Gerry Leonard - lead guitar, b-voc. / Gail Ann Dorsey - bass, vocals. / Mike Garson - piano, keyboards. / Catherine Russel - b-voc, percussion, keyboards & guitars / Sterling Campbell - drums.