
究極のスラッシュテープがついに登場です! 本作が記録されたのは、METALLICAがロック史に革命を起こした1986年の「DAMAGE INC. TOUR」。その極初期6公演目となるシカゴ公演を収めた高音質オーディエンス・アルバムです。記録者は、シカゴ在住で「THE ECSTASY OF ARAGON」「MASTER OF CHICAGO」でマニアを悶絶させた凄腕テーパー。歴史の立会人が、三度凄まじい音の証言をブチかましてくれました!どうか“シカゴ”・“1986年”と聞いて、「え?『MASTER OF CHICAGO』の出し直し?」と早合点しないでください。「MASTER OF CHICAGO」は、7月の全米ツアーセカンドレッグでしたが、本作は4月のファーストレッグです。「なんだ、同じツアーじゃ内容も同じだろ?」とも思わないでいただきたい。「DAMAGE INC. TOUR」は、その後の幾多のツアーとはまるで違います。「MASTER OF PUPPETS」は、ヘアメタル全盛期にHR/HMがポップ化していく世相に唾を吐き、ビルボード29位に駆け上がっていった“歴史を変えた名盤”。その強力無比な音の威力を全世界に知らしめたのが「DAMAGE INC. TOUR」なのです。METALLICA自身も、長い長いツアーの間に成長し、“スラッシュメタルの急先鋒”から“メタルモンスター”へと進化、その間にはチャートを駆け上がり、ゴールドディスクを獲得するなど、確かな成功の手応えを得て変わっていく。しかし! ファーストレッグはどこまでも、徹底的に「攻め」。ツアーの極初期と(たとえクリフ存命期であっても)後期では、まるで音も意味合いも違うのです!実際、本作を再生すれば一瞬で理解していただけるでしょう。暴れまくる「MASTER OF CHICAGO」でさえ大人しく感じられる、暴虐のヘヴィメタル! 熟練のスラッシャー達が口を酸っぱくして繰り返す“初期衝動”に溢れたパフォーマンス、その眩しさといったら! そう、この情熱なのです。やけっぱちと紙一重の勢いこそ、スラッシュメタルの命。その意味では、「RIDE THE LIGHTNING TOUR」を究極サウンドで収めた「THE ECSTASY OF ARAGON」も究極的な名録音でした。しかし、ここにはラーズ・ウルリッヒをして「究極のスラッシュソング」と称し、「もうスラッシュ曲を書く意味がない」とまで言わしめた「Battery」があります。現在までに何百、何千回演奏したか分からないアンセムですが、ここで聴けるのは手垢の染み付いた馴れ合いのバージョンではありません。新曲ばりばりの6回目です! スラッシュの命たる初期衝動に突き動かされた、スラッシュ究極の名曲。この1曲に涙しないスラッシャーはいないのではないでしょうか。もちろん「Battery」だけではありません。続く「Master Of Puppets」もまた、比類なき暴虐バージョン。特に「Master! Master!」と叫ぶパートで軋むギター! 同様のプレイは「MASTER OF CHICAGO」でも聴けますが、そのアグレッシヴさ、神経の逆なで具合は比ではありません! そうして限りなく暴虐だからこそ、叙情パートが殊更に染みる。このコントラスト、どうしようもなく心を揺さぶられるドラマティシズム。思えば、1986年はSLAYERが「REIGN IN BLOOD」でメタルの極北を開拓し、MEGADETHが「PEACE SELLS… BUT WHOE'S BUYING?」で政治的なアグレッションを示した歴史的な年。そうした名盤・名演ひしめく中で、どうしてMETALLICAがトップであり続けられたのか。その答えが能書きでなく、魂で納得させられるライヴパフォーマンスの連続。演目を見れば、現在でもお馴染みの超名曲ぞろいなのに、どれひとつまるで輝きが違うのです!METALLICAが音楽史を塗り替えた「1986年」。今までは年表と音楽ライターの能書きでしか想像することしかできませんでした。しかし、同じ土地、同じ人間によって記録された本作と「MASTER OF CHICAGO」を併せ聴くことで、歴史の結節点の中で彼らがどう成長し、何を得て、何を失っていったのかを(最高のサウンドで)聞き取ることができる。本作の後に「MASTER OF CHICAGO」を聴くと(わずか3ヶ月後にもかかわらず)「METALLICAがまた来てくれた!」という観客の喜びが手に取るよう。それほどまでに本作のライヴは強烈で、また3ヶ月間に60回以上の経験を積んだ「MASTER OF CHICAGO」の成長ぶりも鮮やかなのです。テーパーの実力は「THE ECSTASY OF ARAGON」「MASTER OF CHICAGO」で証明済みなように、このライヴアルバムは轟音・爆音でもなければ、もちろん観客置いてけぼりなサウンドボードでもありません。クリフ・バートンのベースまで楽音がキッチリ・端正に堪能できる高音質ながら、観客の熱狂までもウルトラ・リアルに体感できる決定盤。音源そのものは、古くはアナログブート期、そしてCDブート共に「Molten Rock」というタイトルで出回っていた有名なソースであり、10年前にも「Bellbottom Rules」と言うタイトルでリリースされていた音源と同ソースですが、何が違うって、今回はシカゴ・テーパーのマスター・カセットからの収録なのです。それが証拠に冒頭フェイド無しで収録されているうえ、とにかく音質・音像がまるで違うのです。これぞ、マスター・テープの底力!どこまでも鮮烈でどこまでもぶっといこの音に叩きのめされて下さい!全ヘヴィメタルファン、いえ、“ヘヴィな音楽”を愛する総ての方に、この録音を捧げたい。“重くて過激な音”が全世界を虜にしていった、その魅力の真髄を体感し、歴史の真実に迫るドキュメント。もう一度言います。あなたを“歴史の立会人”に変えてしまう究極のスラッシュ・アルバム、リリース決定です!
Live at UIC Pavilion, Chicago, Illinois, USA 5th April 1986 PERFECT SOUND(from Original Masters) (55:33)
1. Battery 2. Master Of Puppets 3. For Whom The Bell Tolls 4. Ride The Lightning 5. Welcome Home (Sanitarium) 6. Seek And Destroy 7. Creeping Death 8. Am I Evil? 9. Damage, Inc.
James Hetfield - Guitar, Vocal Lars Ulrich - Drums Cliff Burton - Bass, Vocal Kirk Hammett – Guitar