WHITESNAKEが大成功作「SERPENS ALBUS」を引っさげ、母国へ堂々の凱旋を果たした1987年~1988年イギリスツアー。そのハイライト、3日間連続で行われたロンドン"ウェンブリー・アリーナ"公演より、12月30日の音源と31日の映像が、CDとDVDでついにパッケージ化! バンド史上に残る名演を最高のクオリティで封じ込めた、WHITESNAKEファンならば避けて通れない3枚組です!デイヴィッド・カヴァデール率いるWHITESNAKEにとって、「最良の瞬間」とは果たして何時なのでしょう? 昔気質のマニアなら"Classic Snake"時代の'80年"レディング・フェスティバル"を挙げるでしょうし、プレイヤーの凄みで言えば、コージー・パウエルとジョン・サイクス、さらにジョン・ロードが共演していた'84年4月頃を推すファンもいるでしょう。もちろん、それらの時代も音楽的・印象的には"最良"の形容に恥じないものですが、カヴァデール自身が成功を実感し、充実感を噛みしめていたのは間違いなく'87年でしょう。全米で800万枚を売り上げ、ビルボードチャート2位を達成した「SERPENS ALBUS」は、商業面とバンドの名声は言うまでもなく、カヴァデールのパフォーマンス、バンドのプレイアビリティでも頂点だったと言って間違いない。さらに言えば“元DEEP PURPLEのカヴァデール”から完全に脱皮し、“自分の力で世界を制覇”して母国に錦を飾った'87年の英国ツアーこそ、その充実感の頂点であったことでしょう。特に伝統の大会場“ウェンブリー・アリーナ”を埋め尽くした3連続公演は、英国人カヴァデールにとって、究極の成功のシンボルだったことは想像に難くありません。そんな“究極の舞台”となったウェンブリー興行。その中でも3日目となる大晦日12月31日公演は、輸入タイトル「RULE THE WEMBLEY」としてリリースされ、「史上最高のライヴ映像」「オフィシャル級のオーディエンス(!?)」と話題となりました。さらに、最近になって海外でウェンブリー2日目(12月30日)の超強力オーディエンス音源が発掘されました。そのクオリティたるや12月31日のスーパー映像にも負けない素晴らしさ。30日音源の登場を受け、31日映像も入念なリマスターの上でファン悲願のDVD化を実現! 25年前の客席収録としては最上級の音と映像で、“究極の舞台”であるウェンブリー公演が、とうとう永久保存版となったのです!ディスク1と2へはウェンブリー2日目の12月30日公演を、海外で新たに発見された上位マスターより収録。「WEMBLEY WHITEOUT!」と同系統のオーディエンス・ソースですが、音の見通しや、音の広がり生々しく湛えた空気感、より優れた解像度は確かなマスター・クオリティ。既発と比べてイントロを始めとして収録時間も長いのも特徴です。さらにイコライジングが目立たないナチュラルな聴きやすさは、改めてバンドの楽音とライヴの素晴らしさを気付かせてくれるでしょう。嵐を思わせるイントロが荒々しい「Bad Boys」に導かれるオープニングはさっそく必聴。パワフルに気持ちよくハイが抜けるカヴァデールのヴォーカルはまさに黄金の輝き。強烈なのはカヴァデール1人ではなく、ヴィヴィアン・キャンベルとエイドリアン・ヴァンデンバーグのツイン・リードも素晴らしい聴き応えでファンを魅了します。「SLIDE IT IN」収録曲の「Slow An' Easy」や「Guilty Of Love」・「Love Ain't No Stranger」では、彼らが自由にバッキングやソロを走らせ、'80年代後半らしい派手さとメロディが奔流となって押し寄せる。ハイテンションな演奏に会場のファンも総立ちなのが目に浮かぶようで、聴いているだけで我を忘れてライヴにのめり込んでしまいます。「Bad Boys」や「Slide It In」のワイルドさ、ロマンティックな「Is This Love」、そして「Here I Go Again」のポジティヴな曲想は、何から何まで当時のWHITESNAKEらしさ全開。ドラマティックな「Crying In The Rain」と「Still Of The Night」はメタリックな質感も堪らない最高の演奏で、カヴァデールの「これが全米を制したWHITESNAKEだ!」という叫びが聴こえてきそうな凄まじさ!その一方、いかにゴージャスに変化しようと「Ain't No Love In The Heart Of The City」を取り上げ続けたのは、カヴァデールが自分のルーツを忘れていない証拠。場内のファンも万雷の拍手で「大英帝国の至宝」WHITESNAKEを讃えます!ライヴの締めくくりは「Give Me All Your Love」・「Tits」が楽しい盛り上がりの中でクロージング。鳴り止まない拍手に包まれて「We Wish You Well」が流れるアウトロは素晴らしい感動を味わえるでしょう。ディスク3となるDVDは、ウェンブリー最終日となった12月31日の大晦日ライヴ。「オフィシャル級のオーディエンス」とさえ言われた長傑作映像のブラッシュアップ版です。「オーディエンス」なのに「オフィシャル級」とは矛盾した表現ですが、リアルな発色、細部まで見える画質、安定感抜群で一切の遮蔽物がない視界、ズームも引きも見所を外さないアングルなどなど、まったくもって「オーディエンスショット」の言葉からイメージされる次元の物ではありません。ステージに向かって右側からやや斜めに舞台全景を収めた映像なので、ステージ左手のヴィヴィアンは少々遠く感じられますが、堂々としたカメラ・ワークは「スタッフが資料用に撮影したのか?」とすら思えてしまうほど。既発では一部にトラッキング・ノイズなどが見られましたが、今回のリマスターではそれらを可能な限り排除。さらにクリアさと聴き応えを増した音声も迫力満点で、ファンはオープニングから画面に釘付けにされてしまいます!前日の音源も素晴らしいの一言ですが、映像はやはり説得力が違う。カヴァデールは「絶頂の瞬間」らしい威風堂々のパフォーマンスで観客を圧倒。「Guilty Of Love」で魅せるマイクスタンド捌きは見ていて痺れます! エイドリアンはステージでジャンプするなど長身を活かしたアクションを連発(撮影者側に寄ってアップになる場面も目を惹きます)。さらに舞台上を駆け回るルディのロック・スター然としたステージングや、トミー・アルドリッジのド迫力ドラムソロなど、メンバーはいずれも存在感抜群。彼らの“画”になるパフォーマンス、まばゆい照明が生み出す煌びやかさなど、すべてが当時のゴージャスなバンドを反映しています。明確な輪郭で浮かび上がるメンバーの表情や各曲におけるギタリストの指捌きなど、本映像はライヴの細部までしっかりと確認できます。しみじみと聴き込ませる「Here I Go Again」・「Is This Love」だけでなく、ロンドンならではの大歓声と一体感が特別な盛り上がりを演出する「Ain't No Love In The Heart Of The City」は感動的です。演奏終了後、メンバーが会場のファンに感謝の気持ちを表してステージを去っていく場面では「We Wish You Well」が万雷の拍手をバックに流れ、ライヴの余韻をいっそう引き立てます!ファンの悲願であるCD・DVD化で蘇るウェンブリー2Days。極上の音源と破格の映像は、どちらもマスター・クオリティならではの凄みでファンをノックアウトしてくれます。ブリティッシュ・ロックバンドとしてアメリカを制覇し、時代の寵児として世界を蹂躙した絶頂期WHITESNAKE。当時の彼らがいかに凄かったか、そのすべててを余すことなく記録しています。翌'88年の来日公演では同時代でも最高のサウンドボード音源「THE NIGHT SERPENT」が存在しますが、この歴史的ドキュメントはやはりオーディエンスからの記録こそがふさわしい。最高級客席素材の旨みで、皆さんも「バンド最高の瞬間」をぜひ体験してください! 世のすべてのWHITESNAKEファンにコレクションして欲しい、最高のパッケージ・アイテムです!
Live at Wembley Arena, London, UK 30th December 1987 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND
Live at Wembley Arena, London, UK 31st December 1987 AMAZING-SHOT!!!
Live at Wembley Arena, London, UK 30th December 1987
Disc 1 (41:03)
1. Intro. 2. Bad Boys 3. Children Of The Night 4. Bad Boys (reprise) 5. Slide It In 6. Slow An' Easy 7. Here I Go Again 8. Guilty Of Love 9. Is This Love 10. Love Ain't No Stranger
Disc 2(46:26)
1. Adrian Vandenberg & Vivian Campbell Guitar Solos 2. Crying In The Rain 3. Tommy Aldridge Drum Solo 4. Crying In The Rain (reprise) 5. Band Introduction 6. Still Of The Night 7. Ain't No Love In The Heart Of The City 8. Give Me All Your Love 9. Tits 10. We Wish You Well
DVD
Live at Wembley Arena, London, UK 31st December 1987
1. Intro. 2. Bad Boys 3. Children Of The Night 4. Slide It In 5. Slow An' Easy 6. Here I Go Again 7. Guilty Of Love 8. Is This Love 9. Love Ain't No Stranger 10. Adrian Vandenberg & Vivian Campbell Guitar Solos 11. Crying In The Rain 12. Tommy Aldridge Drum Solo 13. Crying In The Rain (Reprise) 14. Still Of The Night
15. Ain't No Love In The Heart Of The City 16. Give Me All Your Love 17. Tits 18. We Wish You Well
David Coverdale - Vocals Adrian Vandenberg - Guitar Vivian Campbell – Guitar Rudy Sarzo - Bass Tommy Aldridge - Drums
COLOUR NTSC Approx. 104min.
David Coverdale - Vocals Adrian Vandenberg - Guitar Vivian Campbell – Guitar Rudy Sarzo - Bass Tommy Aldridge - Drums