2015年大好評だった「PURPLE TOUR」に続き、2016年はホワイトスネイク、ゲフィン時代のヒット・ナンバーを並べた「THE GREATEST HITS TOUR」を6月よりスタート。そのUSツアー12公演目となる、6月20日ブルックリン公演を、デジタル・オーディエンス・マスターより、89分にわたりコンプリート収録。ダイレクト感に満ちたそのサウンドは、ドラム、ヴォーカル、キーボード、ツイン・ギターのアンサンブルが鮮烈で、残響も距離感もほとんどなく間近に迫る、サウンドボード・レベルといえるもの。そしてまず今回のツアーは『SERPENS ALBUS(北米盤)』の全9曲中6曲を軸に、『SLIDE IT IN』から3曲、『SLIP OF THE TONGUE』から4曲という構成で、パープル・ナンバーやサンバースト時代はナシという徹底ぶり。 そして注目は新加入のホークストラのギターで、トリッキーからクラシカルまで、テクニカルかつ引き出しの多いことは前年の来日公演でも証明された中、特に『SLIP OF THE TONGUE』レパートリーにおいての、タッピングの名手レブ・ビーチとのコンビは、スティーヴ・ヴァイが描いたオリジナルにも匹敵するもの。 さらに『SERPENS ALBUS』ナンバーも同様で、ツイン・ハーモニーのバランスもGOOD。そしてもちろんカヴァデールも絶好調で、全盛期に匹敵するかのような、よく伸びるボーカルは久々で、今後も楽しみなファン必携マスト・アイテム。
Disc 1 : 1. Intro 2. Bad Boys 3. Slide It In 4. Love Ain't No Stranger 5. The Deeper The Love 6. Fool For Your Loving 7. Sailing Ships 8. Judgment Day 9. Guitar Solo (Reb Beach / Joel Hoekstra) 10. Slow An' Easy
Disc 2 : 1. Bass Solo 2. Crying In The Rain 3. Drum Solo/Crying In The Rain(reprise) 4. Is This Love 5. Give Me All Your Love 6. Here I Go Again 7. Still Of The Night
[Live at Kings Theatre, Brooklyn, NY. USA 20th June 2016]
David Coverdale - Vocal / Joel Hoekstra - Guitar / Reb Beach - Guitar / Michael Devin - Bass / Tommy Aldridge - Drums / Michele Luppi – Keyboards