
ディープ・パープル、プロコル・ハルム、ソフト・マシーン、ティラノザウルス・レックスら錚々たるバンドが参加した1970年4月ドイツはケルンで開催された「プログレッシヴ・ポップ・フェスティバル」より、イエスのステージを、聴いた誰もが超高音質サウンドボード音源と疑わないであろう、怒涛の極上サウンドで収録。近年、いきなり登場した70年4月3日のライブの超高音質マスター・クオリティ・ヴァージョン。過去にも「Every Little Thing」というタイトルでリリースされていましたが、その音質たるや3ランクはアップ。「PAの真ん前にマイクを設置して録音した」という音源説明がありますが、たしかにそうでもしなければ、こんな奇跡のサウンドは収録不可能でしょう。イエス初期のライブで、これを上回る魅力・内容を持った音源はないと断言できます。正直、これならば、オフィシャル・ブートレッグ盤としてリリースしても全く問題ないレベルです。誰が何と言おうと、今年を代表するイエス・ライブ盤。若きジョンの透明感溢れるストレートなボーカル、ジャージーかつスペーシーな演奏が上手くバンドにマッチしているピーター・バンクスの卓越したギタープレイ、鋭くも的確なオルガンさばきを聴かせるトニー・ケイ、その3人のパフォーマンスもそれぞれが非常に魅力的なのですが、何と言っても凄いのは22歳のクリス・スクワイアと20歳のビル・ブラッフォードの放つ、若き2人の強烈なリズムワーク。この音源、幸いなことに、この2人のドラム&ベースが異様にクリアーに録音されているのです。曲ごとに解説すると・・・
1. No Opportunity Necessary No Experience Needed
20歳のブラッフォード!躍動感溢れるハイ・テンションなドラミングが全編に亘り冴えわたっている。詰め込めるだけ詰め込むスネアの連打が圧巻。フル・ストロークの4符打ちが格好良すぎ。勢い余ってハイハットとスネアのコンビネーションが縺れる場面も!とにかく若さ溢れる疾走感抜群のドラミングは鳥肌もの!!
2. Then
イントロでのパラディドルを駆使した突っ込み気味のスリリングなスネア・ロールにノック・アウト間違い無し!中盤でのクリス・スクワイア、トニー・ケイ、ブラッフォードのインター・プレイが秀逸。(冒頭50秒目、テクニカルトラブルでドラムだけになるところも面白い!!この部分はブラッフォード・ファン必聴!)
3. Every Little Thing
ピーター・バンクスとブラッフォードが弾きまくる本編に入るまでの激しいインプロが最高!!とにかく一拍半、4譜打ち、様々なリズムを織り交ぜて構成されたアレンジは見事の一言。要所々のブレイク(キメ)も効果的
4. Astral Traveller
シンコペーションを多用したパーカッシブなリズム構成が見事!楽曲を引き立てている
5. Everydays
中盤からのスリリングな展開が素晴らしい。特に奔放なオブリガートで攻撃するクリス・スクワイアと、キレまくりのブラッフォードのプレイは必聴!!
曲間にカットが入る箇所もありますが、楽曲のカットは無し。本盤は、ディスク前半に「マスター・テープ・エディション」を、後半にはその「リマスター・エディション」を収録しています。こちらはより深みのあるスケール感が楽しめる完成度の高いヴァージョンを収録。ここまで優れた音源2ヴァージョンは、コレクターならばどちらもゲットしておきたいところ。ファン必携の超高音質1970年ケルン「プログレ・フェス」音源が登場です。マスト&サプライズ!!!
Live at Sporthalle, Koln, Germany 3rd April 1970 TRULY PERFECT SOUND
Master Tape Edition
1. No Opportunity Necessary No Experience Needed 2. Then 3. Every Little Thing 4. Astral Traveller 5. Everydays
Remastered Edition
6. No Opportunity Necessary No Experience Needed 8. Every Little Thing 9. Astral Traveller 10. Everydays
Jon Anderson - Vocals Peter Banks - Guitars, Vocals Chris Squire - Bass, Vocals Tony Kaye - Organ Bill Bruford - Drums, Percussion