
結果的にはCANにおけるダモウ鈴木のラスト・パフォーマンスとなってしまった1973年のUKツアーより、8月25日エジンバラのエンパイア・シアターでのライブを、ラジオ・オンエアー・マスターからのサウンドボード音源にて収録。放送用音源ゆえコンプリートではないものの、記録によると、ダモウ鈴木はこの日を最後にCANとしてはステージに上がることなく、この年の暮れ、レコーディング中奇声をはりあげ、スタジオを飛び出たダモウはそのまま脱退。ゆえにおそらくこれがラスト・ライブと思われるもので、しかもそのパフォーマンスは、あの「Ege Bamyasi」のライブ・ヴァージョンとも言うべき内容で、ダモウのキレ具合も最高潮。そして同年リリースの彼らのエポック・メイキング作「Future Days」の流れを組むプレイは、打ち寄せる波のような演奏から、後半究極のインプロヴィゼーションへ。ハイテクニカルなリバゼイのパーカッション、唯一無比かつ無機質なカローリのギターと、シューカイのベース、そしてダモウのスクリーミングなど、すべてが有機的に最高のテンションでミクスチャーされた、ファン必聴アイテム。
[Live at The Empire Theatre, Edinburgh, UK, August 25th 1973]
01. Soup
02. Stone Strike
03. Hakucho No Uta (Swan No Song)
04. Hot Day in Koeln
05. I'm Your Doll
Damou Suzuki - vocals / Michael Karoli - guitar, vocals / Holger Czukay - bass, electronics / Jaki Liebezeit - drums, percussion