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祝！ ポール・ディアノ復活!!2014年にニューバンドARCHITECTS OF CHAOZを結成し、今年５月にデビュー作「THE LEAGUE OF SHADOWS」を発表したディアノ。正統派ヘヴィメタル以外の何者でもないサウンドは、まさしくKILLERSの「MURDER ONE」以来の超快作。その素晴らしい出来映えに胸を熱くされているオールドファンの方もいらっしゃることでしょう（まだ聴かれていない方は、今すぐチェックを！）。悪友リー・ハートと組んで録音の使い回し盤を乱発したり、社会保障詐欺で懲役を喰らったり、しまいには引退宣言……とろく話のなかったディアノですが、今度こそ、今度こそ、この快作をもって再び第一線に返り咲いていただきたいものです。さて、そんなディアノの復帰祝いというわけではありませんが、今回は彼のソロライヴのライブアルバムが復刻リリースです！ 本作が録音されたのは「2010年12月21日ニューヨーク公演」。昨年まで現地ミュージシャンを起用するスタイルでツアーを行っていましたが、本作はそのアメリカ編。レギュラーバンドではないため、国や地方によっては「なんだこれ？」といった感じのバンドが付くこともありましたが、そこは本場アメリカ。ミュージシャンの層の厚さでは世界一の国、しかもエンターテインメントの都ニューヨークですから、本作のバックはIRON MAIDENを熟知し、さらに若々しいエネルギーを注ぎ込む演奏を聴かせてくれます。そして、そのバンドが演奏する曲目はIRON MAIDENスペシャル。アルバム曲順ではないものの、ファースト「鋼鉄の処女」全曲＋セカンド「KILLERS」から５曲の大盤振る舞い。オープニングからして「The Ides Of March」「Wrathchild」が炸裂しています。そこにバンドKILLERSの「Marshall Lockjaw」「The Beast Arises」「The Faith Healer」「A Song For You」、BATTLE ZONEの「Children Of Madness」が要所を押さえる……これがまた、たまらなく嬉しいのです。近年のディアノは、明らかに“元MAIDEN”の肩書きを売りにしてはいるのですが、彼自身のキャリアを捨てたわけではない。こうしたKILLERSやBATTLE ZONEにこそ、彼の意地が宿っているのです。その魂の咆哮こそが、本作の命。明らかにスラッシュメタル／デスメタル以降の流れに逆影響を受け、昔よりもパワフルでドスの効いたシャウトは最高にカッコイイ！ しかも、そうした咆哮を味付けに使いつつも、声質は紛れもなく“あのディアノ”。「Strange World」のなんとセクシーなこと……。こうしたコントラストで蘇るIRON MAIDENの名曲群。そう、これこそ“今のディアノ”でなければ聴けない、味わえない醍醐味なのです!!!あまりにエキサイトしてしまい、大事なことが後になってしまいました。本作のサウンドは、それはそれは見事なオーディエンス録音。狭いクラブなのが音だけでも分かるほどダイレクトで、まるでNWOBHM時代に戻ったかのような密着感。ド級のヴォーカルもバンドの楽音も図太く、極めてド迫力です。そもそもKILLERSやソロの公式ライヴ盤もわりとチープなサウンドが多いだけに、本作もオフィシャル盤と並べても遜色ないほどです。「昔の名前で出ています」イメージがつきまとうディアノではありますが、彼自身も進化し、名曲群を2015年に伝え続けています。現在の彼は、新曲盛りだくさんのARCHITECTS OF CHAOZと、IRON MAIDENたっぷりのソロ、２つのスタイルでライヴを行っているようです。ぜひともARCHITECTS OF CHAOZでの活動を軌道に乗せ、来日してほしい……そんな想いに掻き立てられる名作ライヴ盤。長年、彼を見つめ続けてきたマニアの方はもちろん、“まだやってるの？”という方にも。ぜひ、この機会に“今のディアノ”に触れてみてください！ Disc 1 1. Intro. 2. Godfather Theme 3. The Ides Of March 4. Wrathchild 5. Prowler 6. Marshall Lockjaw 7. Murders In The Rue Morgue 8. Strange World 9. The Beast Arises 10. Children Of Madness 11. Genghis Khan 12. Remember Tomorrow 13. The Faith Healer 14. A Song For You Disc 2 1. MC 2. Charlotte The Harlot 3. Killers 4. Phantom Of The Opera 5. Running Free 6. Transylvania 7. Iron Maiden 8. Highway To Hell Paul Di'Anno - Vocals Ed Skero - Guitar Quinn Lukas - Guitar Jason Myers - Bass Steve Johnson - Drums

拡大表示	Paul Di’Anno ポール・ディアノ/New York,USA 2010 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる