monotone-extra

若干16歳になり本格的なプロ・デビュー直後となるペトルチアーニが、熱心なギター・ファンに実は隠れた名ギタリストとして知られるミシェルの実父トニー・ペトルチアーニと、やはりヨーロッパでは相当高い評価を得ているベーシストでミシェルの兄ルイ・ペトルチアーニ、フランスを代表するドラマーのルネとのカルテットによる、超貴重な1979年1月28日パリで行った稀少なライヴと、初期のペトルチアーニに大きな影響を与えた巨匠リー・コニッツと兄のルイ・ペトルチアーニ、そして初期ペトルチアーニの最良の理解者にしてパートナー、フランス随一の名ドラマーといわれるアルド・ロマーノによるカルテットでの1982年11月22日パリ公演の2つのコンサートを、どちらもレーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドボードにて収録した2枚組。ペトルチアーニ渾身のパフォーマンスを見事に捉えており、最初から見た目とは裏腹なダイナミックで饒舌なペトルチアーニのピアノが爆発。特に多数を占めるオリジナル・ナンバーでのプレイは格別ですが、他の多くのピアニストも演奏するスタンダードでのプレイを聴くと、テーマこそ原曲のイメージが残っていますが、リズムの取り方、アドリブにおける斬新なアイディアに満ちたプレイ等を聴くと、ペトルチアーニと同年代のピアニストには考えの及ばない高いレベルに達した見事な演奏を聴くことが出来ます！大御所クラーク・テリーとの共演でテリーを驚愕させたペトルチアーニの、その2年後の本格的なデビュー直前となるライヴは、元々ジャズに傾倒するセミプロのミュージシャンとして活躍していた父トニーと兄ルイとのカルテットで、これを聴くと最初からペトルチアーニはペトルチアーニだった天才振りを遺憾なく発揮した驚異のピアノ・プレイを全編に渡り披露しています。セットリストこそエヴァンスの「ナルディス」他、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」「ラウンド・ミッドナイト」などのスタンダードを演奏していますが、珍しいところでチックの「サムタイム・アゴー」も演っており、単なるカヴァーではない全編とても興味深い貴重な演奏が聴けます。また父トニーのプレイはテクニック、フレージング、唄心と三拍子揃った素晴らしいもので、何故こんな名ギタリストが世に埋もれてしまったのか不思議です…カップリングとなる82年のリー・コニッツとのカルテットでは、フランス屈指の名ドラマーでペトルチアーニとはすぐに大親友となったアルド・ロマーノと兄ルイの素晴らしいリズム隊をバックに、ペトルチアーニとコニッツのデュオでの名盤「トート・スィート」のカルテット版といった名演奏を繰り広げており、「ストレート・ノー・チェイサー」「ラヴァー・マン」「オール・ザ・シングス・ユー・アー」、そしてペトルチアーニの十八番となる「A 列車で行こう」では、すでに完成の域に達したペトルチアーニの華麗なピアニズムが爆発していて、大御所コニッツの影が薄くなるようなセンセーショナルなプレイの連続攻撃に圧倒されます！！！ Disc-1 Live at Escape Cardin,Paris,France January.28.1979 EX-SBD 2019 Original Remaster 38 min 1. My Funny Valentine 2. Nardis 3. Misty 4. Tune -up - Band Intro 5. Sometime Ago 6. Round Midnight 7. Fascinating Rythm Michel Petrucciani - Piano Tony Petrucciani - Guitar Louis Petrucciani - Bass Rene Giner - Drums Disc-2 Live at Escape Cardin,Paris,France November.22.1982 EX-SBD 2019 Original Remaster 58 min 1. Straight No Chaser 2. Unknown 3. Lover Man 4. All the Things You Are 5. Unknown 6. Take the A Train 7. Stella by Starlight Michel Petrucciani - Piano Louis Petrucciani - Bass Lee Konitze- Alto Sax Aldo Romano - Drums

拡大表示	Michel Petrucciani ミシェル・ペトルチアーニ/France 1979 & more 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる