Name: Blood,Sweat & Tears ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ/CA,USA 1971
SKU: CDN-00612
Price: 1940 JPY
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Blood,Sweat & Tears ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ/CA,USA 1971

60年代末から70年代初頭にかけて一世を風靡したブラスロックの雄、BS&T。その全盛期を記録した超貴重な極上オリジナル録音が登場です。そんな本作に収められているのは「1971年５月27日ストックトン公演」。その現場を完全収録したオーディエンス録音です。再生すると日本語の会話も聞こえます（フルボリュームでやっと日本語と分かるほどささやかで、内容までは判別できません）が、実は本作を記録したのは日本人。当時のレコード会社スタッフによる本作だけのオリジナル録音なのです。その事実だけでもレアすぎるのですが、その貴重さも度外視のクオリティが素晴らしい。サウンドボード間違えるようなタイプでこそありませんが、極太で力強い芯が真っ直ぐ届く名録音。中音域は艶屋でありながらファットであり、オーディエンス録音では弱みになりがちな低音もたっぷりとした手応え。実際、もう少しラウドだったらピークが歪むんじゃないか？と思うほどに逞しく、それでいて限度を超える寸前で止まる艶やかさが素晴らしい。70年代の客録にありがちなスカスカ感がまるでない。この力強さは、恐らく関係者席だからこそのもの。完全に推測ですが、仕事の資料用に録音したのではないでしょうか。ゼロ距離と言えばウソになりますが、話し声も歓声もやけに遠く、４管を含む９人の大所帯にも関わらずアンサンブルが手元に綺麗に飛び込んでくる。もう１つ、オリジナル・マスターの強みは鮮度。ダビングを経ていない滑らかさ、すべての音域で歪みのない瑞々しさ。それがしっかり音からも感じられるのです。そんな瑞々しいヴィンテージ・サウンドで描かれるのは、ブラスロックの至宝。当時のBS&Tと言えば、伝説の初来日の３ヶ月後であり、『BLOOD, SWEAT & TEARS 4』の発売直前。メンバーは大ヒット作の2nd『BLOOD, SWEAT & TEARS』と同一で、セットも2ndアルバムから大盤振る舞い。「You've Made Me So Very Happy」「Smiling Phases」「And When I Die」はもちろんのこと、アルバム全10曲中７曲が披露されるのです。そして、その合間にまぶされるクラシックスも美味しい。デビュー作の「Somethin' Comin' On」、3rdアルバムの「Lucretia MaccEvil / Lucretia's Reprise」。発売直前の4thアルバムからは２ヶ月後にシングルヒットすることになる「Go Down Gamblin’」と「Cowboys And Indians」が演奏される。公式の名作『IN CONCERT』と比較してもダブるのは４曲だけであり、本作の方がより初期の名曲が濃厚。それこそ、生演奏版の『GREATEST HITS』として楽しめてしまうライヴアルバムなのです。伝説の初来日そのままのアンサンブルを気品さえ漂わせる極上のヴィンテージ・サウンドで楽しめる銘品です。この後、デヴィッド・クレイトン・トーマスを失って急速に衰退して行ってしまうBS&T。しかし、本作に刻まれているのはその直前に迎えた旬のステージなのです。成功の風を全身で楽しみ、アンサンブルも円熟の域に達した時期。その現場に佇み、至高のブラスロックに全身を浸しきれるリアルなライヴアルバムです。まさに文化遺産と呼ぶべき１本。 Stockton, California, USA 27th May 1971 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(39:24) 1. Intro. 2. More And More 3. You've Made Me So Very Happy 4. Go Down Gamblin' 5. God Bless The Child 6. Somethin' Comin' On 7. Sometimes In Winter Disc 2(49:31) 1. Lucretia MaccEvil/Lucretia's Reprise 2. Cowboys And Indians 3. Smiling Phases 4. And When I Die 5. Spining Wheel David Clayton-Thomas - lead vocals Fred Lipsius - alto saxophone, piano Lew Soloff - trumpet Chuck Winfield - trumpet Jerry Hyman - trombone Steve Katz - guitar Dick Halligan - keyboards Jim Fielder - bass Bobby Colomby - drums