Name: Mott the Hoople モット・ザ・フープル/UK 2019
SKU: CDN-01252
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Mott the Hoople モット・ザ・フープル/UK 2019

結成50周年を迎え、45年ぶりの北米ツアーも話題となったMOTT THE HOOPLE。その最新・極上のオリジナル音源が登場です。2019年の彼らは“MOTT THE HOOPLE '74”と題してツアーを行っており、45年ぶりの北米ツアーもその一環。そのまま母国イギリスに戻り、予定されている全公演を終了しました。そんな中で本作に収められているのは「2019年４月21日バーミンガム公演」。その極上オーディエンス録音です。まずは、その活動概要を知る意味でも“MOTT THE HOOPLE '74”の全体像を振り返ってみましょう。・４月１日-10日：北米（８公演）・４月17日-27日：英国（７公演）以上、全15公演。小ぶりではありますが、これまでの再編MOTT THE HOOPLEはホンの数公演なことがほとんど。連日・連夜を重ねる“ツアー”と呼べる規模自体が1974年以来のことでした。そんな中で本作のバーミンガム公演は「英国」編のド真ん中４公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、まさに極上のオーディエンス録音。録音家本人から直接譲られた本作だけのオリジナル・マスターなのですが、これがもう絶品。記録したのは当店では“英国の巨匠”でお馴染みの名手で、彼の個性と言えばリアルな空気感と現代的なクリアさの両立。本作はその旨みが最大限に活かされており、生々しさも聴きやすさもハンパじゃない。逞しくもクッキリとした芯が手元に真っ直ぐ届き、連打されるピアノのタッチに至るまで鮮明。もちろん、ホール鳴りも吸い込んではいるものの、それが曇りや濁りを起こさないから素晴らしい。そして、圧倒的なのが生々しい臨場感。もちろん、沸き立つ現場の歓喜もリアルなのですが、それ以上に実感するのが演奏。ディテールまで鮮明な上に音色に存在感が宿り、立体感も超リアル。目を閉じるとイアン・ハンター、モーガン・フィッシャー、アリエル・ベンダーが立つステージが浮かんでくる。ライヴ会場で感じる「そこに本物がいる」という実感が沸々と沸いてくる瑞々しいサウンドなのです。その端麗サウンドで描かれるショウは、素晴らしき“1974年”が時空を飛び越えてくる。特定のアルバムやショウを再現するものではありませんが、開演を告げる冒頭から故デヴィッド・ボウイの肉声から特別なショウが始まるというムードが漂い、『WILDLIFE』『BRAIN CAPERS』以外の全作から組まれた黄金のレパートリーがこれでもかと繰り出される。もうデイル・グリフィンもオヴァレンド・ワッツもいませんが、そのメロディも熱気も伝統の名盤『LIVE』を思い出さずにはいられない。特に強く感じるのはハイライトのメドレー。『LIVE』では聴けない「Mean Woman Blues」「Johnny B. Goode」「You Really Got Me」も含め、往年の名曲からスタンダードまで幅広い９曲を約16分に渡って繰り広げていくのです。そして、デイルやオヴァレンドの穴を埋めるTHE RANT BANDも素晴らしい。イアンのバックを長く務めてきただけに鉄壁。主役の３人と自然に呼吸し、会話するようなアンサンブルの隅々まで感じ取れ、全身を浸していられるライヴアルバムなのです。結成から50年、解散から45年。そんな記念すべき2019年にツアーを行ったMOTT THE HOOPLE。その現場にクリアでありながら、超リアルなサウンドで立ち会えるライヴアルバムの大傑作です。普通、高音質を追い求めると臨場感・存在感は犠牲になりがちですが、その双方を信じられない高みで両立させている希有なる１本。 Live at Symphony Hall, Birmingham, UK 21st April 2019 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(46:31) 1. David Bowie Introduction (Tape) 2. Jupiter Intro Tape 3. American Pie 4. The Golden Age Of Rock 'n' Roll 5. Lounge Lizard 6. Alice 7. Honaloochie Boogie 8. Rest In Peace 9. I Wish I Was Your Mother 10. Pearl 'n' Roy (England) 11. Sucker 12. Sweet Jane Disc 2(56:58) 1. Rose 2. Ariel Bender Introduction 3. Walking With A Mountain 4. Roll Away The Stone 5. Marionette 6. Medley : Jerkin Crocus/One Of The Boys/Rock 'n' Roll Queen/Crash Street Kidds/Whole Lotta Shakin Goin On/Mean Woman Blues/Johnny B. Goode/Violence/You Really Got Me 7. All The Way From Memphis 8. Saturday Gigs 9. All The Young Dudes Ian Hunter - Lead Vocal, Acoustic & Electric Guitar Ariel Bender - Lead Guitar Morgan Fisher - Keyboards The Rant Band James Mastro - Guitar, Saxophone, Mandolin Steve Holley - Drums, Backing Vocals Mark Bosch - Guitar Paul Page - Bass Dennis Dibrizzi - Keyboards, Backing Vocals