Name: Who,the ザ・フー/PA,USA 2019
SKU: CDN-01441
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Who,the ザ・フー/PA,USA 2019

『NOBLESVILLE 2019』も好評を博している最新のオーケストラ帯同ツアー“MOVING ON! TOUR 2019”。その第２弾にして、前作を遙かに超える極上ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「2019年５月30日ピッツバーグ公演」。その極上オーディエンス録音です。本作最大のポイントは傑作だった『NOBLESVILLE 2019』でさえ問題外にするクオリティにあるのですが、まずはショウのポジション。2019年に予定されているスケジュールの中でイメージしてみましょう。・５月７日-30日：北米#1（11公演）←★ココ★・７月６日：ウェンブリー・スタジアム公演・９月３日-29日：北米#2（12公演）・10月９日-24日：北米#3（７公演）これが現在までに公表されている日程。ロジャーが「『四重人格』以来の傑作」と豪語する新作アルバムの発表も予定されていますが、現在のところハッキリしているのはツアーのスケジュールのみ。本作のピッツバーグ公演はその序盤となる「北米#1」の最終日にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、まさに極上のオーディエンス録音。何よりも素晴らしいのは力強く、オンに轟く芯。『NOBLESVILLE 2019』も第一報には十分すぎる名録音ではあったものの、本作はまったくの別次元。ホール鳴りも吸い込んではいますが、そのド真ん中を突き抜けてくる芯がグイグイと迫り、スカスカ感がまるでない。クリアさを演出する高音の伸びは言うに及ばず、バスドラの一発一発が会場の床を振るわせる低音もド迫力なら中音域も手触りレベル。本来、空気の振動でしかない“音”に“質量”まで宿っているかのようなぶっといサウンドなのです。さらに言うと、その芯からオーラのように立ち上る鳴りも素晴らしい。やや厚めに吸い込んではいますが、芯があまりにも強靱なためにクリアな感覚を失わない。それでいて、その厚さがスケール感に直結しているから素晴らしい。「1921」を高らかに歌うロジャーの声が誇らしげに会場を支配し、荘厳ですらある。そして、オーケストラ。そのぶ厚いアンサンブルが異様なほど広大に記録され、名曲が壮大に生まれ変わっている。多彩な装飾音で広がり生むアレンジも素晴らしいのですが、それと同時に圧倒的なのがバンドとオーケストラが一丸になって奏でるテーマ・メロディ。その押しの強さとド迫力ぶりと言ったら……。オーケストラ共演というと華麗さばかりが目立つようですが、それと同時に大所帯だからこそのパワーもあますことなく感じ取れる。現在もなお音現総括は続いているので断言はできませんが、本作こそ「北米#1」の最高傑作かも知れない……そんな予感も感じさせる名録音なのです。そんなサウンドで描かれる“MOVING ON! TOUR 2019”こそが素晴らしい。『NOBLESVILLE 2019』の解説でも触れましたが、ショウは大きく３つのセクションに分かれており、第一部ではオーケストラと『トミー』を抜粋で演奏しつつ、さらに「Who Are You」「Eminence Front」「Imagine A Man」を披露。第二部はバンドだけなり、歴代の名曲群を６曲。そして、後半の第三部では再びオーケストラが登場し、今度は『四重人格』が抜粋演奏されるのです。その基本構造は変わらないものの、細部には変更があった。第一部（オーケストラ共演）での「Join Together」が落ち、変わって第二部（バンドのみ）で『THE WHO SELL OUT』の「I Can See for Miles」がセットイン！『NOBLESVILLE 2019』よりも骨太・肉厚なだけでなく、“オーケストラ共演ロック”の醍醐味を見事に引き出している極上のライヴアルバムです。来月には40年ぶりとなるウェンブリー・スタジアム公演が控えていますが、その直前にしてツアー序盤を代表するであろう大傑作。 Live at PPG Paints Arena, Pittsburgh, PA, USA 30th May 2019 ULTIMATE SOUND Disc 1(62:00) With Orchestra 1. Intro 2. Overture 3. It's a Boy 4. 1921 5. Amazing Journey 6. Sparks 7. Pinball Wizard 8. We're Not Gonna Take It 9. MC 10. Who Are You 11. Eminence Front 12. Imagine a Man 13. MC Without Orchestra 14. You Better You Bet 15. Substitute Disc 2(76:31) 1. MC 2. I Can See for Miles 3. MC 4. Behind Blue Eyes 5. MC 6. Won't Get Fooled Again 7. MC 8. Tea & Theatre With Orchestra 9. The Real Me 10. I'm One 11. The Punk and the Godfather 12. 5:15 13. Drowned 14. The Rock 15. Love, Reign O'er Me 16. Encore Break 17. Baba O'Riley 18. Good Night & Thank You Roger Daltrey - vocals, harmonica, guitar, tambourine Pete Townshend - guitar, vocals Simon Townshend - guitar, vocals Loren Gold - keyboards, vocals Jon Button - bass, vocals Zak Starkey - drums, percussion Billy Nicholls - vocals, tambourine Katie Jacoby - violin Audrey Snyder - Cello Orchestra conducted by Keith Levensen