Name: Jimi Hendrix ジミ・ヘンドリックス/NY,USA 5.18.1969 3 Source Mix
SKU: CDN-01476
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Jimi Hendrix ジミ・ヘンドリックス/NY,USA 5.18.1969 3 Source Mix

もはや69年祭りと呼びたくなるジミヘン・リリース。そこで69年のレア・ライブ音源をご用意いたしました。それは1969年5月18日のマディソン・スクエア・ガーデン。エクスペリエンスの電撃解散を一か月後に控え、ジミと彼らが人気の絶頂を極めた一夜。1970年代から80年代にかけてはロックコンサートの殿堂と化すこの会場も、当時はようやく大物アーティストのコンサートに使われ始めた時期。ましてや最高傑作アルバム「ELECTRIC LADYLAND」の大ヒットによって彼らの人気が爆発。それを受けてアリーナばかり回る大成功ツアーの中で実現したコンサートだったのです。この時期は4月のLAフォーラム、さらにはMSGから約一週間後のサンディエゴ・スポーツ・アリーナという二大公式サウンドボード録音の存在が大きい時期でして、MSGは残念ながらサウンドボード録音が実現しなかった模様。幸いなことにオーディエンス録音が残されており、栄光に満ち溢れたステージの様子を垣間見ることができます。とは言っても1969年の文字通りビンテージ・オーディエンス。今回のウィーン公演のような聞きやすさの域には達していません。むしろ69年にあれだけの音が録れたウィーンが別格だったという。それでもエクスペリエンス唯一のMSG公演という歴史的価値から、過去に一度だけ「THE ROMAN COLISEUM」というタイトルのCDがリリースされたものの、ピッチの狂いとカセットジェネ落ちコピーという状態の厳しさからあまりにマニア向けなアイテムに終わってしまいます。そんなMSG音源ですが、さすがは大会場での人気絶頂バンド公演だけのことはあり、三種類のモノラル・オーディエンス録音が存在しています。それらが総じてビンテージ・オーディエンス丸出しの粗い音質なのは致し方ない。そこでジミ・マニアがそれらの録音を駆使してステレオ感のある状態にまとめ上げたのがこのギフト。ただ音源をまとめるというだけに留まらず、それぞれの録音すべてのロージェネレーション・コピーをかき集めた上で作っているのがマニアならでは。繰り返しますが、それでもビンテージ・オーディエンス丸出しなマニア向け音源であることに変わりはありません。だからこそ、そのステレオ感は驚くほど。元の音源の不安定さからｍ一曲の間でステレオ定位が逆になったりしまうのですが、それでも驚きのワイド感と、そして何よりそれぞれ単体の音源よりは格段に聞きやすい状態となっているのが特筆ものかと。そして序盤が「Lover Man」に続いて「Come On (part1)」という展開はジミのライブ史上において唯一というレアなパターン。そもそも69年アメリカ・ツアーでは後者の演奏自体が貴重です。今回リリースされるウィーンのようなライブ・イントロは短めにジミが歌い始めると、MSGの大観衆が沸き上がる。こんな場面からも「ELECTRIC LADYLAND」がいかに大ヒットしたのかを伺い知ることができるのです。それでいて、観客にジミ達の演奏がちゃんと聞こえていたという何よりの証拠でもある。そこ以上に極め付けなのが「Spanish Castle Magic」の途中から、ジミがあのウッドストックのフィナーレ・ジャムとして演奏した「Villanova Junction」パターンを既に展開させていた驚きの場面。つまり、この音源は単にエクスペリエンスのMSG公演というだけでなく、サウンド面において今回リリースされるウィーンとウッドストックの架け橋的な位置を果たしたショーだという点で非常に価値が高いのです。そんな貴重な演奏が聞かれる一方で、音質的にはイマイチの感が否めなかった各MSGオーディエンス。それを丁寧にミックスさせて生み出したステレオ感は是非ヘッドフォンからお試しください！ Madison Square Garden, New York City, NY, USA 18th May 1969 (75:36) 1. Intro 2. Lover Man 3. Come On (Part I) 4. Red House 5. Fire / Drum solo 6. Spanish Castle Magic / Villanova Junction 7. Hear My Train A Comin' 8. I Don't Live Today 9. Voodoo Child (Slight Return) 10. Purple Haze Jimi Hendrix - Guitar, Vocals Noel Redding - Bass Mitch Mitchell - Drums