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エリック・クラプトン「Fifty Years - Further On Up The Road」ツアーからのタイトルが本盤です。こちらは「Cologne 2013」としてリリース済みのケルン公演の4日後に行なわれ、本ツアーの千秋楽となったチェコ共和国プラハでの公演を非常に良好なステレオ・オーディエンス録音で完全収録しています。この音源のマスターも「Cologne 2013」と同じく、当店のネットワークで独自入手したヨーロッパ在住者によるダイレクト録音のマスターです。当然、録音ポジションも異なりますし、会場が変わると音質、音像が変わるのがオーディエンス・ソースの面白い、魅力的なところです。本盤の音質は、「Cologne 2013」とはまた違った印象を与えるもので、サウンドがくっきり粒立ち迫力満点だった「Cologne 2013」に比べると、若干のエコーもあってサウンドの輪郭はマイルドですが、抜群のサウンドバランスと相俟って非常に柔らかいサウンドになっています。それでいてハイハットからバスドラムまでの繊細なサウンドがきちんと捉えられており、ステレオ感は本盤の方が明確なことから、奥行きと広がりのある音像と言えます。迫力においても、クラプトンのギターサウンドが前面で捉えられているため「Cologne 2013」に劣るものではありません。甲乙つけ難いクオリティと言うことができ、そのため当店ではこのマスターもプレスCDでリリースすることに致しました。「Cologne 2013」もＡ級なら本盤もＡ級の音質です。この日の日替わりナンバーはI Shot The Sheriffとアコースティック・セットでのNobody Knows You When You're Down And Outです。この日はツアー最終日ということで、クラプトンとバンドがすべてのエネルギーを注ぎ込んでいることが窺がえる、非常にタイトな演奏が全曲で展開されています（Tell The Truthの後奏のソロではミストーンも発しますが）。振り返ればこのツアーでは、椎間板ヘルニア（一部には背中痛とも言われました）で2公演をキャンセルしたというアクシデントもありましたが、見事にツアー復帰して再開されての千秋楽が本公演でした。ゲスト・ミュージシャン陣に、ピンで勝負できる実力を持つドイル・ブラムホール二世、ポール・キャラック、グレッグ・リースといった豪華な人たちを招き、ドラムに再びパワー＆テクニックを兼ね備えたスティーヴ・ジョーダンを起用するなど、豪華な布陣で駆け抜けた本ツアーはクラプトンのキャリアにおいても屈指のクオリティを誇るものであったと評価できます。その最終公演はマニアならずとも是非押さえておいていただきたいものです。しかもオリジナル・マスターによるレアなプラハ公演となれば、マニアは必携のタイトルでしょう。アンコールには、クラプトンの指名により、本ツアーのオープニング・アクトを務めたアンディ・フェアウェザー・ロウが飛入りしています。大推薦の一枚です。 Live at O2 Arena, Prague, Czech Republic 19th June 2013 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (51:00) 1. Intro 2. Hello Old Friend 3. My Father's Eyes 4. Tell The Truth 5. Gotta Get Over 6. Black Cat Bone 7. Got To Get Better In A Little While 8. Come Rain Or Come Shine 9. I Shot The Sheriff Disc 2 (75:32) 1. Driftin' 2. Layla 3. It Ain't Easy 4. Nobody Knows You When You're Down And Out 5. Wonderful Tonight 6. Blues Power 7. Love In Vain 8. Crossroads 9. Little Queen Of Spades 10. Cocaine 11. Sunshine Of Your Love 12. High Time We Went(with Andy Fairweather Low)

拡大表示	Eric Clapton エリック・クラプトン/Czech Republic 2013 Complete 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる