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来年のYES Featuring ARW最終ツアーを前に、13年ぶりの北米ソロツアーも注目を集めているリック・ウェイクマン。そんな彼の最新ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「2019年９月22日デリー公演」。現在進行中である“GRUMPY OLD ROCK STAR TOUR”の一幕を記録した極上オーディエンス録音です。2019年のリックは『PIANO ODYSSEY』に続くソロ作『CHRISTMAS PORTRAITS』をリリース予定し、３種のツアー“PIANO ODYSSEY 2019”・“GRUMPY OLD ROCK STAR TOUR 2019”・“GRUMPY OLD CHRISTMAS SHOW”も実施中。そんな近況を知る意味でも、現在までに公表されているスケジュールを整理してみましょう。“PIANO ODYSSEY 2019”・５月４日-７月21日：英国#1（10公演）“GRUMPY OLD ROCK STAR TOUR 2019”・９月21日-10月27日：北米（24公演）←★ココ★“PIANO ODYSSEY 2019”・11月16日＋17日：英国#2（２公演） 《11月29日『CHRISTMAS PORTRAITS』発売予定》“GRUMPY OLD CHRISTMAS SHOW”・12月５日-21日：英国#3（12公演）　これが2019年のリック・ウェイクマン。ショウは英国と北米で実施され、母国では“PIANO ODYSSEY 2019”と“GRUMPY OLD CHRISTMAS SHOW”、北米では“GRUMPY OLD ROCK STAR TOUR 2019”と題してツアーを行っています。そして、本作のデリー公演は13年ぶりとなる「北米」ツアー２公演目にあたるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、ピアノがキラめく名録音。何しろ、本作を記録したのは現代の名手とも言われる「Relayer35」氏。プログレ系でもYESを愛する録音家でして、当店では話題となったファミリー・ツアー“ROYAL AFFAIR”の『WHITE PLAINS 2019』やYES Featuring ARWの『BOSTON 2016』も大好評。本作は、そんな名録音家の最新コレクション。とにかくオンで空気感もクリスタル・クリア。このツアーはリック独りのピアノ・リサイタルなのですが、１ノート１ノートがタッチも極めて繊細で立ち上がりから消えゆく刹那まで鮮明。ヘッドフォンで耳を澄ませば空間録音らしさもわずかに感じますが、距離感など微塵もなく、いわゆるロックのオーディエンス録音とは次元が違うのです。そのサウンドで描かれるのは、そんじょそこらのピアニストとはワケが違うリックらしさ全開のリサイタル。本作は２枚組で23トラックにも分かれているので分かりづらいですが、実は割りとシンプル。懐かしの70年代３部作ナンバーやクラシック曲も演奏しますが、おおよそはロックファンにもお馴染みの名曲カバーなのです。その中身を整理してみましょう。 ●クラシック／スタンダード・Pachelbel Concerto In D（パッヘルベル）／Swan Lake（チャイコフスキー）・Sweet Georgia Brown（ベン・バーニー）●ロック／ポップス・ビートルズ：Strawberry Fields Forever／While My Guitar Gently Weeps／Help!／Eleanor Rigby ・デヴィッド・ボウイ：Space Oddity／Life On Mars・キャット・スティーヴンス：Morning Has Broken　●オリジナル・ヘンリー八世の六人の妻：Catherine Of Aragon／Catherine Howard・Merlin The Magician『アーサー王と円卓の騎士たち』／The Dance Of A Thousand Lights『地底探検：完結編』 ・YES：And You And I『危機』／Wonderous Stories『究極』　……と、このようになっています。クラシックは開演を告げるカノンや白鳥の湖程度で、メインはビートルズやデヴィッド・ボウイ、そしてYESなど。そうした名曲群を華やかに、鮮やかに披露していくのです。これだけでも並のピアノ・リサイタルとは違いますが、さらにその合間合間にはリック得意のジョークMCが連発する。さすがに英語の得意な方でないと内容までは難しいかも知れませんが、それぞれの名曲に絡めたジョークに会場中が大爆笑。ほとんどスタンダップ・コメディを聴いているような雰囲気に包まれつつ、いざ演奏が始まるとあの華麗な指さばきが場内を圧倒して声も出ない。その落差が爽快ですらあるのです。軽快で華麗で美しく、そして底抜けに楽しい。まさにリックでしかあり得ないピアノ・アルバムです。ロック好きの心を直撃する名曲群を鮮やかに弾き倒すリックを名手による超極上サウンドで味わい尽くせる名盤です。「ピアノ・リサイタル」の言葉に引き気味になってしまうロック・ファンにこそぜひ体験して頂きたい１本。 Live at Tupelo Music Hall, Derry, NH, USA 22nd September 2019 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(67:09) 1. Pachelbel Concerto In D 2. Dentist Story 3. Strawberry Fields Forever 4. While My Guitar Gently Weeps 5. Morning Has Broken Story 6. Morning Has Broken 7. Grandad's Birthday Story 8. Catherine Of Aragon 9. Catherine Howard 10. David Bowie Story 11. Space Oddity 12. Life On Mars 13. Sweet Georgia Brown Story 14. Sweet Georgia Brown 15. Swan Lake Story 16. Swan Lake Disc 2(48:04) 1. Country Music Titles Story 2. And You And I 3. Wonderous Stories 4. New York John Story 5. Help! 6. Eleanor Rigby 7. Hospital Story 8. Merlin The Magician 9. Dodgy Curry Story 10. The Dance Of A Thousand Lights Rick Wakeman - grand piano, stories

拡大表示	Rick Wakeman リック・ウェイクマン/NH,USA 2019 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる