Name: Iron Maiden アイアン・メイデン/Extra Rare Tracks Bruce Dickinson Years
SKU: CDN-02707
Price: 1386 JPY
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Iron Maiden アイアン・メイデン/Extra Rare Tracks Bruce Dickinson Years

４CDは、特濃な上に超大作。まさにレアトラック集の超決定盤です。とは言え、「他に公式トラックが存在しない？」と問われたら「否」と答えるしかない。重箱の隅っこを子猫のように愛して止まないのもコレクターの性、レアトラックの醍醐味でもあります。そんな諸兄のために、ダメ押しの１枚もご用意しました。そんな本作に刻まれているのは14種のスタジオ録音。もちろん、公式アルバムでも超ボリュームな４CDからも漏れたマニアックな超極上ステレオ・サウンドボード集です。どこまで重箱の隅なのか、それは個別にご紹介するのが一番。それでは早速いきましょう！【さらなる別バージョン（３曲）】４CDと同じく、本作も時系列ではなくセクションごとに収録しています。冒頭を飾るのは「別バージョン」。別に４CDに入りきらなかったわけではなく理由もある３曲です。まず最初は「Churchill's Speech/Aces High (Clip Version)」。お馴染みのチャーチルの演説付き「Aces High」です。４CDでは飛行音付きの「Camp Chaos Version」を永久保存しましたが、こちらは単に演説をくっ付けただけ。２曲目の「Out Of The Silent Planet (Promo Clip Version)」も同様。ライヴ映像のPV用に歓声を追加したロング・バージョンなのですが、その処理が今イチ。普通に曲（シングル・エディット）が流れた後で突然「Maiden!　Maiden!」とコールが入る。こちらも演奏には関係なく、ライヴ映像がないと意味不明なため本作に回りました。３曲目はレアなプロモシングル『Rainmaker (Pock iT! Mini CD)』に収録された「Dance Of Death (Orchestral Version 2)」です。レア盤だけにコレクター達が必死になって探しているものの、実はわざわざ「Version 2」とクレジットしておきながら中身は「Orchestral Version」と同じ。同じテイクを２つも永久保存するわけにもいかず、かと言って無視して「Version 2」はどんなアレンジなのか……と探していただくのも心苦しい。そこで、本作に答え合わせテイクをご用意しました。【多彩なエディット・バージョン（９曲）】本作で一番多いのは、オリジナル・テイクを短く編集したエディット・バージョン。ブルース時代には、ブレイズ時代の「Virus」のように意味あるエディットはあまりない。「The Number Of The Beast (Priceless Edit)」のように意味深クレジットに惹かれてプロモ盤を探した結果イントロの語りがないだけ……という事も多く、４CDからは外れました。また「The Reincarnation Of Benjamin Breeg」には「Edited Version」「Rock Club Version」と２種類のクレジットがされますが、中身は同じですので本作には１テイクだけ収録しました。そんなエディット群の中で、えらくマニアックで妙に面白いのが「Holy Smoke (Censored Version)」。これは超激レアな７インチ・プロモだけのテイクで、歌詞から２カ所の「shit」を削ったもの。ケッサクなのが削り方で、思いっきり雑。マルチから直すわけでも、MEGADETHのようにピー音を被せるわけでもない。ただ単にバッキングごとテープを切って縮めている。もちろん拍もズレますし、処理もブツ繋ぎ。ぶっちゃけ「本当に公式の仕事かよ？」と言いたくなる駄目テイクなのですが、ラジオ局のウザいリクエストに手抜きでやっつけるエンジニアの顔も浮かんでくる。本作でもズバ抜けた激マニアック＆必聴の１テイクなのです。【超個性派トラック（２曲）】本作の最後を飾るのは個性的な２トラック。シングル『Be Quick Or Be Dead』のシークレット・トラックだった「Bayswater Ain't A Bad Place To Be」と、シングル『2 Minutes To Midnight』のＢ面「Mission From 'Arry」です。MAIDENのシングルやプロモ盤には膨大なインタビューやニコ・マクブレインの語りトラックもありますが、そうしたものは本編プレス４CDや本作には対象外。しかしその中でも風変わりな２トラックだけ、代表として収録しました。まず「Bayswater Ain't A Bad Place To Be」ですが、これは約８分間ディッキンソンがしゃべっているもの。ただし普通の語りではなく、ブルース調のギターがバッキングとして入り、トークもラップ調。あくまでシンプルなウォーキングベースなので「曲」とは呼びがたいものの、ギリギリ音楽的でもあるテイクです。そして、最後の最後「Mission From 'Arry」は完全なトーク・トラック。ただし、これも普通ではなく、中身はニコとスティーヴの議論（喧嘩？）です。録音されたのは「1983年８月18日アレンタウン公演」の楽屋。その日のショウではニコのドラムソロ中にスティーヴのベースにトラブルが起き、スタッフに「ドラムソロを長くとニコに伝えてくれ」と言った。しかし、ソロ中のニコにはメッセージが伝わらず、単に集中できずにソロが台無しになるだけでした。そして、終演後にニコとスティーヴが議論となったわけですが、それを面白がってブルースが隠し録りしていたわけです。メジャーなシングルのＢ面だけに有名ではありますが、海外マニアからも「最高のＢ面トラック！」と愛される懐かしいテイクです。以上、14曲、71分28秒の更なるレア・トラック集。４CDと合わせれば、70曲・６時間を超える超絶大作コレクションです。これだけ膨大でありながらオリジナル・アルバムと同じものは１つとしてなく、幾多の既発コンピレーションとは違って目的別のディスクだから「聴いて楽しい」スタジオ・アルバムでもある。 UP THE IRONS!! (71:28) EXTRA ALTERNATE VERSIONS 1. Churchill's Speech/Aces High (Original Clip Version) 2. Out Of The Silent Planet (Promo Clip Version) 3. Dance Of Death (Orchestral Version 2) EDIT VERSIONS 4. The Number Of The Beast (Priceless Edit) 5. Holy Smoke (Censored Edit) 6. The Wicker Man (Radio Edit) 7. Out Of The Silent Planet (Single Edit) 8. Wildest Dreams (Single Edit) 9. The Reincarnation Of Benjamin Breeg (Rock Club Version) 10. Different World (Promo Edit) 11. The Final Frontier (Single Edit) 12. Coming Home (Radio Edit) SPOKEN TRACKS 13. Bayswater Ain't A Bad Place To Be 14. Mission From 'Arry Bruce Dickinson - Vocals Steve Harris - Bass Dave Murray - Guitar Adrian Smith - Guitar (Track 1-4/6-12) Janick Gers - Guitar (Track 2-3/5-12) Nicko McBrain - Drums (Track 1-3/5-12) Clive Burr - Drums (Track 4)