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公式作『P.U.L.S.E』を生み、PINK FLOYD最後のワールド・ツアーを締めくくった1994年アールズ・コート。その現場に立てる極上オリジナル録音が復刻です。そんな本作は２公演の極上オーディエンス録音セット。アールズ・コート14回連続公演のうち「1994年10月14日（２公演目）」をディスク１-２に、「同10月15日（３公演目）」をディスク３-４に配した４枚組です。1994年のアールズ・コートと言えば、映像版『P.U.L.S.E』や超傑作サウンドボード『EARLS COURT 1994 BBC RADIO BROADCAST: OFF-AIR MASTER CASSETTES』が象徴として君臨しておりますが、もちろん本作は別公演。あちらは「10月20日（７公演目）」であり、本作の２公演はその約１週間前のコンサートです。そして、本作最大のポイントは極上のサウンド。今から13年前に初登場した本作だけのオリジナル・マスターで、実は当店でお馴染みの“英国の巨匠”の作。現在でも英国シーンをリアルタイムでレポートしてくれますが、この人物は80年代から名録音を連発してきた大ベテラン。当然90年代にも活動を続けており、本作も最新録音と変わらぬ……と言いますか、巨匠コレクションの中でもズバ抜けている。リアルな空気感とクリアさを両立する個性は現在にも通じるものの、本作はたまたま録音ポジションが良かったのか、さらにオン。距離感など微塵も感じられず、客録らしさが出やすいスネアでさえスカスカ感がまるでなくみっちりとした密度が凄い。実際、この音源が初登場した際には、当時の専門誌からも「音質はかなり優れており、かつ安定している」「涙なしでは聴けない迫力と美しさをもった、かなりのハイクオリティ」「絶対に買うべし」と言葉を選ばぬ絶賛が寄せられた。曲間で沸き立つリアルな熱狂やナチュラルでほんのりとしたホール鳴りもあるのでサウンドボードと間違えはしませんが、クリアさやダイレクト感ではそんじょそこらの放送にも負けない素晴らしい名録音なのです。そんなサウンドで体験できるのは、まるで異なる２公演。“THE DIVISION BELL TOUR”は、『狂気』再現のショウと通常スタイルのショウが混在していたわけですが、本作はその両方を収録している。「14日（ディスク1-2）」は『狂気』ショウ、「15日（ディスク3-4）」は通常ショウなのです。先述したように、アールズ・コートの象徴作と言えば超極上サウンドボード『EARLS COURT 1994 BBC RADIO BROADCAST』ですので、比較しながら両日のセットを整理してみましょう。『狂気』・14日：全曲・15日：Breathe／Time／The Great Gig In The Sky／Us And Them／Money その他・夜明けの口笛吹き：Astronomy Domine（★15日のみ）・おせっかい：One Of These Days ・炎：Shine On You Cray Diamond／Wish You Were Here・ザ・ウォール：Another Brick In The Wall Part 2／Comfortably Numb／Run Like Hell／Hey You（★15日のみ）・鬱：Learning To Fly／Sorrow／On The Turning Away（★15日のみ） ・対：High Hopes／Take It Back／Keep Talking／Coming Back To Life／A Great Day For Freedom（★14日のみ）／What Do You Want From Me?（★15日のみ）※注：「★」印は『EARLS COURT 1994 BBC RADIO BROADCAST』で聴けない曲。 ……と、このようになっています。２日間で日替わりとなった曲は、すべてFMサウンドボードには未収録のナンバー。『狂気』ショウの「14日」はFMサウンドボードに酷似していますが、それでも「A Great Day For Freedom」を演奏していますし、構成のまるで違う「15日」に至っては『EARLS COURT 1994 BBC RADIO BROADCAST』にないナンバーを４曲も楽しめる。特にポイントなのは『鬱』の「On The Turning Away」。この曲はFMサウンドボードはもちろん、公式アルバム版『P.U.L.S.E』やその拡張版３枚組『DEFINITIVE PULSE』でも聴けないレパートリー。まさに「P.U.L.S.Eの落とし穴」となる曲を極上サウンドで楽しめるわけです。この最後のワールド・ツアーから四半世紀が過ぎました。現在でもギルモアやメイスンがそれぞれの手法で名曲を語り継いではいますが、PINK FLOYDがステージに立つことはもうない。そんな彼らの最後の輝きを特等席から現場体験できる極上のライヴアルバムです。いかに『DEFINITIVE PULSE』や『EARLS COURT 1994 BBC RADIO BROADCAST』が超傑作とは言っても、それだけで済ませてはもったいない。オーディエンスだからこそ美しさを極め、体験感も満喫できる４枚組。オリジナル音源を使用した傑作・超高音質4枚組タイトル。94年ロンドン・アールズ・コートのベストのタイトルです。 Earl's Court Exhibition Hall, London, UK 14th & 15th October 1994 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Live at Earl's Court Exhibition Hall, London, UK 14th October 1994 Disc 1 1. Shine On You Cray Diamond 2. Learning To Fly 3. High Hopes 4. Take It Back 5. A Great Day For Freedom 6. Sorrow 7. Keep Talking 8. Another Brick In The Wall Part 2 9. One Of These Days Disc 2 1. Speak To Me 2. Breathe 3. On The Run 4. Time 5. Breathe Reprise 6. The Great Gig In The Sky 7. Money 8. Us And Them 9. Any Colour You Like 10. Brain Damage 11. Eclipse 12. Wish You Were Here 13. Comfortably Numb 14. Run Like Hell Live at Earl's Court Exhibition Hall, London, UK 15th October 1994 Disc 3 1. Astronomy Domine 2. Learning To Fly 3. What Do You Want From Me? 4. On The Turning Away 5. Take It Back 6. Coming Back To Life 7. Sorrow 8. Keep Talking 9. One Of These Days 10. Shine On You Cray Diamond Disc 4 1. Breathe 2. Time 3. Breathe Reprise 4. High Hopes 5. The Great Gig In The Sky 6. Wish You Were Here 7. Us And Them 8. Money 9. Another Brick In The Wall Part 2 10. Comfortably Numb 11. Hey You 12. Run Like Hell

拡大表示	Pink Floyd ピンク・フロイド/London,UK 10.14 & 15.1994 販売期間: 価格: 2,970円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる