Name: Deep Purple ディープ・パープル/Germany 5.21.1971
SKU: CDN-03830
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Deep Purple ディープ・パープル/Germany 5.21.1971

第二期DEEP PURPLEの1971年ツアーから、またひとつ貴重なライヴ・ソースが登場です！　「FIREBALL」製作と平行して行われた'71年春のヨーロッパツアーより、5月21日のドイツ・ベルリン公演を優良なオーディエンス・マスターで音盤化したCD2枚組です！DEEP PURPLEは'70年春にリリースしたアルバム「IN ROCK」およびシングル「BLACK NIGHT」がイギリス・ヨーロッパでヒットし、リッチー中心のハードロック・バンドとしてのアイデンティティを確立。人気の上昇に伴ってライヴの規模は大きくなり、ショウの回数も増加していきました。バンドは'70年9月ごろから次回作「FIREBALL」の製作に取り掛かりますが、この作業は（多忙なスケジュールもあって）なかなか捗りませんでした。彼らは'71年2月に先行シングル「STRANGE KIND OF WOMAN」をとりあえずリリースし、同月からのイギリスツアー、そして春のヨーロッパツアーへと突入しました。本作「BERLIN 1971」は、その'71年春のツアーより、5月21日のベルリン"ドイッチュランド・ホール"公演を、海外コレクター提供による優良オーディエンス・マスターより入念なリマスターの上で音盤化したものです。この日の音源はずっと以前に同名の（もちろん別レーベル）既発タイトルが存在しました。当時としてはなかなか良好なサウンドだったこの既発は'71年ライヴで定番のひとつ。マニアにはお馴染みの（そして懐かしい）タイトルでしょう。しかしこのアイテムは収録曲順が間違っていて、2曲目になぜか「Mandrake Root」が登場するなど、ファンにとっては「ちょっと惜しい」音源でした。そこで本作ではピッチ修正などのリマスターを行うとともに、このポイントも改善。当時のセットリストに準じた曲順により、ライヴを自然な流れで楽しめます。既発で欠落していたオープニング「Speed King」は、残念ながら今回のマスターにも未収録でした。そのため本作は当時の2曲目「Strange Kind Of Woman」からスタート。マスターに由来する若干のヒスノイズはありますが、ナチュラルでマイルドな音像は非常に聴き易いものがあります。またライヴを通じて全体的に高い安定感とバランスで演奏を捉えているのも嬉しいポイント。リッチーのギターやジョンのオルガンはもちろん、ギランのヴォーカルやロジャーとペイスのリズムセクションもしっかり楽しめます。演奏は'71年春らしく、高いテンションと優れたアドリブ、充実したインタープレイが連発です。「Strange Kind Of Woman」はギランとリッチーの掛け合いにジョンも（多少ですが）絡んでいるうえ、後半ではギランもリッチーのフレーズにユニークなパフォーマンスで応じるなど、楽しいムードが伝わります。ロジャーのベースが曲想をパワフルに再現する「Into The Fire」に続いては、20分を越える「Child In Time」が登場。ジョンのオルガンが繊細なフレーズを流れるように奏でるイントロ、壮絶なスクリームが強烈なギランのヴォーカルなど、前半から聴き手の耳を魅了する演奏が続出します。リッチーのギターは「壮絶なのに正確」という、当時の彼ならではのプレイが素晴らしい。その彼がジョンとユニゾンする場面は最高の聴き応えです！この日の「Paint It Black」はやや短いテイクですが、ディスク2の「Mandrake Root」は（この時期としても長い）何と36分間もの超ロング・バージョン！　ギランが超人的なハイトーンを炸裂させる楽曲部分（2分程度）を経て、メンバー全員が入り乱れるジャムセッション・パートへ突入！　ジョンそしてリッチーと、次から次へと飛び出すインプロの嵐には圧倒されてしまいます！　中盤部分の静かなパートではリッチーのギターも細かくリアルに聴き取れ、静と動のコントラストも色鮮やか（リッチーは21分台に「Hey Joe」の一部分をプレイしており、直後にはギランとも掛け合いをしています）。まさにライヴのハイライトと言うにふさわしい名演です！アンコールは「Black Night」そして「Lucille」が、最高のノリとグルーヴで連発。ここでもリッチーはギランと積極的に絡み、バンド一体という表現がぴったりの爆発的なプレイを放ちます。ラストまで高いテンションを維持したままバンドは突っ走り、ライヴは完全燃焼のエンディングを迎えます！1971年春は、第二期PURPLEにおいてもその演奏やインタープレイが特に充実し、ファンの支持も高い時期。その当時のライヴの旨みをぎっしり詰め込んだ本作は、全てのPURPLEファンを熱狂させ、大いに満足させるでしょう。全てのブリティッシュ・ハードロック・ファンに聴いて欲しいエキサイティングな名演がリリース決定です！　 Live at Deutschlandhalle, Berlin, Germany 21st May 1971 TRULY AMAZING SOUND Disc 1(37:51) 1. MC 2. Strange Kind Of Woman 3. Into The Fire 4. Child In Time 5. Paint It Black Disc 2(53:34) 1. Mandrake Root 2. Black Night 3. Lucille Ritchie Blackmore - Guitar Ian Gillan - Vocal Roger Glover - Bass Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums