Name: Uriah Heep ユーライア・ヒープ/UK 2014
SKU: CDN-04109
Price: 1649 JPY
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Uriah Heep ユーライア・ヒープ/UK 2014

本盤は「2014年２月４日ミルトン・キーンズ公演」を収めたオーディエンス録音で、英国在住の録音家による作品。DAT録音による暖かみとクリアさの両立にこだわる録音家で彼のファンは多い。特にオーディエンス録音までチェックするほどではないバンドであっても、「巨匠の作ならば」と手にされるリピーターのお客様もいらっしゃるほどです。本作は、そんな“巨匠ブランド”への期待に応える１本。現場となった“Stables Theatre”は、約400席の会場なのですが、ここはまさに巨匠の庭。今まであらゆるバンドでハイパー録音をモノにしており、URIAH HEEPの2010年代のライヴ盤「RETURN TO THE WILD」「THE WILD BACK IN MILTON KEYNES」が専門誌から「オフィシャル・ブートレグに肉薄するぐらいの高音質」と絶賛されたほど。毎回のようにURIAH HEEPを録音していることからも、巨匠がこのバンドをこよなく愛していることが伝わりますが、本作のサウンドも会場とURIAH HEEPの個性を十二分に熟知したもの。特に、こぢんまりとした会場空間の親密感が素晴らしい。「まるでサウンドボード」といったタイプでこそありませんが、楽音の生っぽさ、もっと言えば、“今、そこにURIAH HEEPがいる”という現実感が凄い。もちろん、すべての楽器、バーニー・ショウの歌声やコーラスハーモニーがクッキリと聞こえるのはもちろんのこと、音楽から会場の壁や床さえも見えてきそうな現実感。まさに、オーディエンス録音だからこそ、巨匠録音だからこその手触り感覚のサウンドなのです。そんなリアル録音で綴られる2014年のURIAH HEEP。今回の来日公演でも現役感をたっぷり見せつけてくれましたが、本作はそれ以上。オープニングから90年代の名作「SEA OF LIGHT」の「Against the Odds」から幕を開け、70年代レパートリーと共に「SONIC ORIGAMI」「WAKE THE SLEEPER」や「INTO THE WILD」といった近作のナンバーを織り交ぜていく。６年前は「悪魔と魔法使い」の完全再現、今回は「対自核」をテーマにするなど、近年の日本では企画色が強いライヴが続きましたが、本作は“いつものURIAH HEEP”、“今のURIAH HEEP”感覚が濃厚なのです。とは言え、もちろん70年代ナンバーを忘れるわけもない。お馴染みのナンバーに加え、「Traveller In Time」や「Free 'n' Easy」も披露する。特にディスク２は、45年のURIAH HEEP史でも“コレぞ！”な大代表曲の一気呵成！　中盤に新しめの曲を固めているからこそ、終盤ラッシュで会場中がハンパなく熱くなっていく。演奏に現役感が溢れているだけでなく、極めて熟練したショウ運び。スタジオ作のリリースだけが注目される日本では忘れられがちですが、URIAH HEEPはデビュー以来、絶え間なくステージに立ち続けてきた（実際、ライヴ記録が見つからないのは1981年だけです）。まさに、45年の継続こそが生み出すライヴ感が溢れ出す。長いロック史に古くから続くバンドは数多くありますが、URIAH HEEP以外にこれほど濃厚なライヴキャリアを誇るバンドがいるでしょうか。45年の長きにわたってロックし続け、流行を追うわけでもないのに“今のバンド”感覚がこぼれ出す１本。現在のURIAH HEEPにしかできないライヴ、それを母国の巨匠が捉えきった名録音です。 Live at Stables Theatre, Milton Keynes, UK 4th February 2014 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(41:48) 1. Intro. 2. Against The Odds 3. Overload 4. Traveller in Time 5. Sunrise 6. Stealin' 7. I'm Ready 8. Between Two Worlds Disc 2(55:40) 1. Nail On The Head 2. Into The Wild 3. Gypsy 4. Look At Yourself 5. July Morning 6. Lady in Black 7. Free 'n' Easy 8. Easy Livin' 9. Outro. (Land Of Hope And Glory) Bernie Shaw - lead vocals Mick Box - lead guitars, backing vocals Phil Lanzon - keyboards, backing vocals Russell Gilbrook - drums, percussion Davey Rimmer - bass