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これぞマニアックの極みと言える貴重な音源なのです。それは3月9日のショーのクローズド・サーキットが開催された会場で敢行されたというオーディエンス録音。性質的にはローリング・ストーンズ1995年パラディソの音源などと同類と言えるでしょう。場所は大阪の吹田メイ・シター。録音席はS席2階の5列目センターということで、録音には最適なポジション。実際、音質は終始、安定しています。勿論、録音者から提供された初登場オリジナル生録マスターです。冒頭からグラミー賞、スティービー・ワンダーが歌う「We Can Work It Out」の途中から録音されているところからも、これが間違いなくクローズド・サーキットの会場を捉えたものであることを確信させてくれます。当然ながら東京ドームの会場内にグラミー賞の映像は流されません。その録音は典型的なカセット録音であり薄っぺらな質感でもあるのですが、会場のスピーカーから流れてきた音は大きなバランスで捉えてくれているので、マニアなら余裕で楽しめるクオリティ。ただし録音はカセットということもあっていくつかの欠損がみられ、これらの個所には映像の音声（つまりモノラル・サウンドボード録音）をパッチして演奏が完全に聞けるように仕立てています。もちろんライブが後半に差し掛かるまでは今回のリリースで見られるプロショット映像が存在する訳で、その点に関してはマニア向けなのは事実。しかし通常のコンサートとは違う環境とは違い、むしろ映画館に近い状況で録音された音源というのが面白いところ。それに上映の開始直後はテーパーの直後でやたらと咳払いが聞こえるのですが、2020年の現在にはドン引きされられるような光景でもある。つまり、人が集まる場所で1990年には無邪気に咳払いができたということを皮肉にも再認識させられてしまう（苦笑）。それはともかく、プロショット映像ではポールが歌い始めてすぐに途切れてしまった「Let It Be」以降が聞ける価値という価値は高い。過去に東京ドーム3月9日映像の音声を収録したアイテムで欠損部を同じようなクローズド・サーキット会場のオーディエンス録音で補った編集が既に存在していましたが、それとは別の音源。それに今回は会場で録音された音源の全編を聞けるというのもマニアには貴重な存在となるはず。そしてこの日が世界初公開となった怪曲「P.S. Love Me Do」でポールが楽器を持たず、まるでシンガーのように歌う姿を目の当たりにしたクローズド・サーキットの参加者はこの場面をどんな風に見ていたのだろうか？などと思いを巡らせるのも楽しい。反対にステージを降りたポールと感極まったインタビュアーのやり取りは短いながらも感動的。これぞマニアックな音源の極みであると同時に、非常に貴重な音源であることも間違いないでしょう。いわば生中継会場の出音をキャッチしたオーディエンス録音なのです。 Recorded at May Theater, Suita, Osaka 9th March 1990 *Audience Mike Recording(from Original Masters) Disc 1 (77:09) 1. Opening Film (Grammy Awards 1990) 2. Figure Of Eight 3. Jet 4. Got To Get You Into My Life 5. Rough Ride 6. Band On The Run ★3:40 - 5:15 SBD補填 7. We Got Married 8. Let 'Em In 9. The Long And Winding Road 10. The Fool On The Hill 11. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band ★6:41 - 最後までSBD補填 12. Good Day Sunshine ★0:00 - 0:27 SBD補填 13. Can't Buy Me Love 14. Put It There Disc 2 (76:58) 1. Things We Said Today 2. Eleanor Rigby 3. This One 4. My Brave Face 5. Back In The U.S.S.R. 6. I Saw Her Standing There 7. Coming Up 8. Let It Be 9. Ain't That A Shame ★1:20 テープチェンジで欠落 - 拍合わせで処理 10. Live And Let Die 11. Hey Jude 12. Yesterday 13. P.S. Love Me Do★世界初公開 14. Get Back 15. Golden Slumbers 16. Carry That Weight 17. The End 18. Interview (After Show) ★ショウ直後のバックステージ・インタビュー。ポール「ドウモ、ニッポン！アリガトウ」→会場アナウンス「本日の公演はこれで全て終了致しました。」★貴重！！

拡大表示	Paul McCartney ポール・マッカートニー/Osaka,Japan 1990 AUD Mike Recordings 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる