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本作に収められているのは３つのステレオ・サウンドボード録音。２CDのBIG BERTHAも公式リリースされたことのある音源でしたが、本作も一度は『ANTHOLOGY』として公式化されたこともある超極上サウンドボード集です。 【1974年３月５日：ビンガムトン公演（４曲・約20分）】まず、最初に登場するのは「1974年３月５日：ビンガムトン公演」のサウンドボード・ライヴ。BEDLAMは1974年４月まで活動していたと言われおり、本作はその最後期にあたります。ただし、これには異論の余地もある。実は、当時のBEDLAMはBLACK SABBATHの前座として全米ツアーに同行。本作のビンガムトン公演は、その最終日と言われています。しかし、当のサバスの記録によると２月中に全米ツアーを終えている。サバスの記録が不完全なのか、BEDLAMだけで米国ツアーを続行していたのか、はたまたライヴの日付が間違っているのか……。まだまだ余談を許さないのです。余談が長くなってしまいましたが、そんなショウで記録されたサウンドボードは（BIG BERTHAと同じく公式化されたことからもお察しの通り）極上レベル。あくまでも発掘物ですので公式とは言っても生々しいミックスはラフで無加工。だからこそ、生演奏が丸出しで脳みそにズカズカと上がり込んでくるのです。そして、その演奏が凄い！　何よりも素晴らしいのはフランク・アイエロのヴォーカル。『TILT』収録の「Living a Lie」でご記憶の方も多いと思いますが、あの伸びやかなハイトーン・ヴォイスはステージでこそ映えまくる。正直なところ、BIG BERTHAはボール兄弟のヴォーカルが物足りなかったものの、その点でもBEDLAMは世界一級。適切なマネジメントに恵まれていたら、歴史的名バンドになっていたかも知れません。BEDLAMにはもう１つの公式ライヴ盤『LIVE IN LONDON 1973』もありますが、そこでは聴けない「The Great Game」もポイントです。 【スタジオ・ライヴやリミックス版（２曲＋α・約32分）】中尺ライヴの他には、短めのサウンドボードが２種。１つめは米国ラジオ局に出演した際のステレオ・サウンドボード。メンバー紹介を含むインタビューが５分半の後、「The Fool」を21分半も大熱演しています。インタビューでははやし立てるような周囲の声も聞こえますが、観客というよりはスタッフらしく、コンサートではなくスタジオ・ライヴのようです。ここでの旨みは、何と言っても「The Fool」の熱演ぶり。前述した『LIVE IN LONDON 1973』でも演奏していますが、そちらは約11分。本作は10分も長いロンゲスト・バージョンなのです。また、サウンドボードの凄味を感じるのはデニス・ボールのベースでしょうか。とにかく彼のラインは多彩でギターばりにメロディック。それでいてコージーの乱打ビートにもビシッとシンクロしている。コージーのパートナーというとニール・マーレイが浮かびますが、デニスやジャック・ブルースの方が合っているというマニアがいるのも納得です。そして、最後は完全なスタジオ録音。唯一のスタジオアルバム『BEDLAM』にも収録されていた「The Beast」のリミックス・バージョンです。そもそもBEDLAMは結成当初THE BEASTと名乗っており、この曲は言わばテーマソングとなる代表曲なのです。BIG BERTHAと共に初期コージーのキャリアを代表する名バンドBEDLAM。若きコージーの爆演だけでなく、竹馬の友であるボール兄弟とのアンサンブルも、フランク・アイエロの歌声もマニアからキャリアハイとさえ絶賛される超Ａ級バンドでした。その貴重な秘宝サウンドボード集。 Live In Binghamton, New York, USA 5th March 1974 STEREO SBD (52:54) 1. I Believe In You 2. The Beast 3. The Great Game 4. Set Me Free Radio Live 5. Interview 6. The Fool Studio Remix 7. The Beast Frank Aiello - Vocals Dave Ball - Guitar Denny Ball - Bass Cozy Powell - Drums STEREO SOUNDBOARD RECORDING

拡大表示	Bedlam,Cozy Powell ベドラム コージー・パウエル/NY,USA 1974 & more 販売期間: 価格: 1,630円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる