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『CRAZY NIGHTS』もプラチナ・ディスクに輝き、ノーメイク時代の全盛にあった1988年のKISS。その現場を伝える極上セットが登場です。そんな本作に収められているのは「1988年８月27日シュヴァインフルト公演」。当時、ヨーロッパ夏の風物詩となっていた“MONSTERS OF ROCK TOUR”のドイツ編に出演した際のサウンドボード・アルバム＆マルチカメラ・プロショットをセットした２枚組です。当時の“MONSTERS OF ROCK”はフェス・ツアーとして欧州各国を巡っていたわけですが、KISS側からすれば“CRAZY NIGHTS TOUR”の一部。ノーメイクKISSの絶頂期でもあったワールド・ツアーの全体像から振り返ってショウのポジションを確かめてみましょう。1987年《９月21日『CRAZY NIGHTS』発売》・11月13日-12月31日：北米#1（31公演）1988年・１月１日-４月２日：北米#2（66公演）・４月16日-24日：日本（５公演）・７月４日：スワンジー公演・８月12日＋13日：ニューヨーク（２公演） ・８月16日-10月４日：欧州（23公演）←★ココ★　これが1987年／1988年のKISS。100公演近い大規模な全米ツアーがド迫力ですが、その後には80年代唯一の日本公演も実現。ヨーロッパはさらに４ヶ月後のワールド・ツアー最終盤で、このうち“MONSTERS OF ROCK TOUR”だったのは８月20日（英国）から９月10日（イタリア）までの５公演。本作はその３公演目にあたるコンサートでした。有名な超人気フェスだけあって、その模様はTVやラジオでも放送。本作は、その放送サウンドボード／プロショットをカップリングしているわけです。まず登場するのは、DISC 1のステレオ・サウンドボード編。これがまた素晴らしい！　歓声も遠く、生々しくラフなミックスは「オフィシャル級」と言うよりは「卓直結タイプ」と呼べるもの。磨き込まれた美しさよりもワイルド感が強いわけですが、その主役がKISSとなれば欠点じゃなく美点。キャッチーながら押さえようのない突進力が素晴らしく、グイグイと引っぱっていってくれる。もちろん、KISSですからお行儀は悪くても演奏はタイト。ラフではあってもビシッと締まったアンサンブルが最高なのです。また、ラジオはTVよりも放送枠が短かったのか、１曲「Shout It Out Loud」カット。本作ではこの曲をTV放送サウンドボードで補填し、最長版として収録しました。ここで、そのセットも整理しておきましょう。70年代（７曲）・KISS：Cold Gin／Black Diamond／Deuce・DRESSED TO KILL：Rock And Roll All Nite・DESTROYER：Shout It Out Loud（★）／Detroit Rock City・LOVE GUN：Love Gun 80年代（６曲）・CREATURES OF THE NIGHT：I Love It Loud・LICK IT UP：Fits Like A Glove ・ANIMALIZE：Heaven's On Fire・ASYLUM：Tears Are Falling・CRAZY NIGHTS：No, No, No／Crazy Crazy Nights ※注：「★」印はTV放送サウンドボードで補填。……と、このようになっています。補填したことにより、本作ではラジオ編CDとテレビ編DVDの内容は同一となっています。そして、そのテレビ放送を収録したのがDIUSC 2のDVD。こちらのクオリティも絶品。アナログ時代のエア・チェックだけに解像度は正直甘く、デジタル大全盛の現代基準では「オフィシャル級」とは言えない。しかし、その反面マスター鮮度は絶大。詳しいジェネは明かされていないものの、画面を見る限りダビング痕も経年劣化も一切なし。白線ノイズもテープヨレも見られず、30年以上前にも関わらず発色もビビッド。それこそ、1988年に機材でどうやってこれだけ美しく録画したのか不思議になるほどで、当時の放送電波を直接受信しているかのような映像美です。そして、映像付きだからこそ、メタルバブルに沸いていたノーメイクKISSのパフォーマンスが眩しい。アンプをズラッと並べたセットはシンプルながらロック然としていて、衣装もLAメタル大全盛の華やかさ全開。ブルース・キューリックはテクニカルなフレーズを連発させ、黒髪を振り乱しながら「Black Diamond」を熱唱する故エリック・カーの姿も懐かしい。ポールとジーンも、ギミックに頼らないアクションは鋭く、健康的なノーメイク時代の溌剌としたショウを繰り広げています。そして、そんな80年代イメージをさらに引き立てているのが現場。このフェス・ツアーは野外の特設会場であり、夏のヨーロッパだけに日暮れが遅い。KISSのステージはずっと日の高い明るい中でショウを行っており、眼前の大観衆もはっきりと見える。ビートに乗ってハネる人の海に向かって猛烈にロックするスペクタクルをたっぷりと楽しめるのです。歴史に名高いメイクを捨ててもKISSはKISSだった。むしろ音楽や曲、演奏そのものの魅力が最大限に輝いていた時代のハイライト・ステージをサウンドボードとプロショットでたっぷり楽しめる２枚組です。西ドイツ版MONSTERS OF ROCK「1988年８月27日シュヴァインフルト公演」のサウンドボード・アルバム＆マルチカメラ・プロショットをセットした２枚組。どちらも当時のラジオ／テレビ放送を元にしており、生々しいタイプながらマスター鮮度が絶大。ラジオ放送ではカットされていた「Shout It Out Loud」もTVサウンドボード出補完し、双方とも最長版で収録しています。ノーメイクKISSの絶頂時代をサウンドボードとプロショットでたっぷり楽しめる決定盤です。 Schweinfurt, Germany 27th August 1988 STEREO SBD/PRO-SHOT CD(58:50) 1. Intro 2. Deuce 3. Love Gun 4. Fits Like A Glove 5. Heaven's On Fire 6. Cold Gin 7. Black Diamond 8. No, No, No 9. Crazy, Crazy Nights 10. Tears Are Falling 11. I Love It Loud 12. Shout It Out Loud 13. Rock And Roll All Nite 14. Detroit Rock City STEREO SOUNDBOARD RECORDING DVD(58:33) 1. Intro 2. Deuce 3. Love Gun 4. Fits Like A Glove 5. Heaven's On Fire 6. Cold Gin 7. Black Diamond 8. No, No, No 9. Crazy, Crazy Nights 10. Tears Are Falling 11. I Love It Loud 12. Shout It Out Loud 13. Rock And Roll All Nite 14. Detroit Rock City PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.59min. Paul Stanley - Vocal, Guitar Gene Simmons - Vocal, Bass Bruce Kulick - Guitar Eric Carr - Drums

拡大表示	Kiss キッス/Germany 1988 S & V 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる