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今回ご紹介するのは懐かしいミック・ジャガーの2ndソロアルバムであるPrimitive CoolのUSオリジナル盤です。このアルバムの発売を受けて実現したのが88年のソロ・ツアーだったのです。こけら落としとなったドーム公演をはじめ全公演でストーンズ・ナンバーが多数演奏されたためにソロ・アルバムからの曲も演奏されていたのは忘れがちかもしれませんね。ツアー序盤の大阪公演ではこのアルバムから実に6曲(Throwawa、War Baby、Say You Will、Party Doll、RadioControl、Shoot Off Your Mouth）が演奏されています。なかでもオープニング・ナンバーであったHonky Tonk Women?Throwawayの流れはとてもカッコよかったのをご記憶のかたも多いのではいでしょうか。脂の乗り切った時代のジョー・サトリアーニとジミー・リップが弾きまくり（噂されていたジェフ・ベックの帯同はなかったものの今聴いても素晴らし過ぎるプレイです！）、サイモン・フィリップスが叩きまくったあのライブを覚えているファンは今でも多いことでしょう。さてこのPrimitive Coolですがファースト・ソロ・アルバムである85年2月に発売されたShe's The Bossから2年ぶりのソロ・アルバムとなりました。1stアルバムがビル・ラズウェルやナイル・ロジャースと言った時代の寵児達のプロデュース作とは異なり自らのプロデュースにこだわった感があります。お気に入りの人物であったユーズリミックスのディブ・スチュワートがプロデュースにも加わっているもののミックらしい。この交流は映画ルースレス・ピープルのサウンド・トラック・アルバムから続く流れです。シングル・カットされた3曲はA面にあたる前半に集中していますがB面にあたる6曲目以降も聴き逃すことのできない曲が揃っています。カントリー調のParty Dollはとてもミックらしい出来です。当時大流行していたアフロビートを取り入れたLet's Workなどの佳作が詰まっています。さて本作をはじめとするミックのソロ・アルバムは19年にアナログ盤として一斉に再発売されましたが、このオリジナルUS盤はとても高音質な音を聴くことができます。マトリックス部分にはDMMとSTERLINGの手書き刻印が刻まれていることからも満足すぎる音質であることが証明されたようなものでしょう。決して入手困難なレコードではありませんが、かと言ってミント・コンディションのディスクはいつでも買えるというような1枚ではありません。この機会にミックのPrimitive Coolを再度お楽しみください！Taken from the original US LP(Columbia, OC 40919) 1. Throwaway 2. Let's Work 3. Radio Control4. Say You Will 5. Primitive Cool 6. Kow Tow 7. Shoot Off Your Mouth 8. Peace For The Wicked 9. Party Doll 10. War Baby

拡大表示	Mick Jagger プリミティブ・クール Primitive Cool Original US LP 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる