Name: Helloween Amaranthe ハロウィン アマランス/Tokyo,Japan 2016
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Helloween Amaranthe ハロウィンアマランス/Tokyo,Japan 2016

世紀のリユニオン“PUMPKINS UNITED”に突入する寸前、５人編成バンドとして最後の輝きを放っていた2016年のHELLOWEEN。AMARANTHEを従えて行われた来日公演の新発掘オリジナル録音が登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「2016年９月26日：EX THEATER六本木」公演。オープニングのAMARANTHEも含め、一夜を丸ごと完全収録した極上オーディエンス録音です。2016年の来日というと『OSAKA 2016』をリアルタイム・レポートしましたが、もちろん本作は別公演。まずは当時のスケジュールを振り返り、ショウのポジションを振り返ってみましょう。・９月20日：広島クラブクワトロ・９月21日『OSAKA 2016（なんばHatch）』・９月23日：名古屋ダイヤモンドホール・９月26日：EX THEATER六本木　←★本作★・９月27日：新木場STUDIO COAST 以上、全５公演。当時はダニ・ルブレの虫垂炎で日程が延期になった事が話題でもありましたが、現在ではもっと重要な事がある。実は、この来日公演は“MY GOD-GIVEN RIGHT Tour”の最終日程となった。その後、HELLOWEENはマイクル・キスクと創始者カイ・ハンセンを迎えてリユニオン、次に公に姿を現した時には７人編成の“PUMPKINS UNITED”でした。つまり、2016年の来日公演は「５人バンドHELLOWEEN」の最終到達地。本作の六本木公演は、その最後から２公演目という歴史的ターニング・ポイントだったのです。そんな現場で記録された本作は「極上」を画に描いたような名録音。手掛けたのは当店ではお馴染みの名手“西日本最強テーパー”氏でして、前述した『OSAKA 2016』の姉妹作となる録音家コレクションでもあるのです。当時は速報を兼ねた『OSAKA 2016』だけで十分と思われたのか東京公演は秘蔵となってきたわけですが、こちらも歴史の闇に沈めるにはもったいない業物。実際、『OSAKA 2016』にも勝るとも劣らず、極太の芯はダイレクトに耳に飛びこみ、距離のない密着感が絶大。極めてパワフルでありながらフォルテッシモでもビビる事なく、超微細なディテールも克明。「まるでサウンドボード」「現場より良い音」と呼ばれる“最強氏サウンド”の面目躍如なのです。その旨みは『OSAKA 2016』でもたっぷり味わえましたが、会場が違うだけあって個性はやや異なる。カンタンに言いますと『OSAKA 2016』はシャープなエッジと金属光沢に優れ、本作は厚みとダイナミズムで勝っている。こればかりは好みによるので優劣が付けられない。「どちらも“最強”印の極上サウンド」がファイナル・アンサーです。そんなダイナミック・サウンドで描かれるのは、新旧のメロディック派が並び立つカップリング・ショウ。ざっくばらんに言って両バンドとも『OSAKA 2016』と同一セットなのですが、HELLOWEENの“最強氏”コレクションというと、このところ『OSAKA 2008』『OSAKA 2011』『OSAKA 2013』と傑作が連発中。今回は、それらと比較してセットを整理しておきましょう。DISC 1：AMARANTHE・アマランス：Hunger／1.000.000 Lightyears／Amaranthine／Call Out My Name ・ザ・ネクサス：Invincible／Afterlife／Electroheart／The Nexus・マッシヴ・アディクティヴ：Digital World／Trinity／Massive Addictive／True／Dynamite／Drop Dead Cynical DISC 2-3：HELLOWEEN・守護神伝-第一章-：Future World・守護神伝-第二章-：Eagle Fly Free／Dr. Stein／I Want Out ・マスター・オブ・ザ・リングス：Where The Rain Grows・タイム・オブ・ジ・オウス：Steel Tormentor／Power／Forever And One (Neverland)／Before the War（★）・ダーク・ライド：Mr. Torture（★）・ストレイト・アウト・オブ・ヘル：Waiting for the Thunder／Straight Out of Hell ・マイ・ゴッド・ギヴン・ライト：My God-Given Right（★）／Heroes（★）／Lost in America（★）・メドレー（★）：Halloween / Sole Survivor / I Can / Are You Metal? / Keeper of the Seven Keys※注：「★」印は“最強”氏コレクション『OSAKA 2008』『OSAKA 2011』『OSAKA 2013』で聴けない曲。 ……と、このようになっています。５人編成の最終作『MY GOD-GIVEN RIGHT』からの新曲は餅論のこと、「Before the War」「Mr. Torture」もオイシイ。上記の三連作も名曲ラッシュだったにも関わらず、「まだこんなに良い曲が残っていたのか」と思い知らされる。そして何より「１つの時代が終わる」という感慨が凄い。もちろん、当時の観客もメンバーにも自覚はなかったのでしょうが、今となっては歴史的な事実の重みが宿っている。集大成的セットだからこそ、１曲１曲から各時代の想い出がフラッシュバックするライヴアルバムでもあるのです。本作の後、新木場公演をもって来日公演が幕を閉じ、当時に“MY GOD-GIVEN RIGHT Tour”が終わり、「５人時代」に終止符が打たれました。現在、全世界のメタル者を魅了している「７人HELLOWEEN」ですが、その素晴らしさは単なる「守護神伝リヴィジット」に終わらないところにある。原稿HELLOWEENの土台にして、再評価も叫ばれている「デリス５人時代」の最終章。「2016年９月26日：EX THEATER六本木」公演の極上オーディエンス録音。オープニングのAMARANTHEも含め、一夜を丸ごと完全収録した３枚組です。お馴染み“西日本最強テーパー”氏の秘蔵マスターで、極太の芯はダイレクトに耳に飛びこみ、距離のない密着感が絶大。極めてパワフルでありながらフォルテッシモでもビビる事なく、超微細なディテールも克明。「まるでサウンドボード」「現場より良い音」と呼ばれる“最強氏サウンド”の面目躍如となる銘品です。この来日を最後に５人編成に終止符を打つHELLOWEENの集大成ライヴを極上体験できます。 EX Theater Roppongi, Tokyo, Japan 26th September 2016 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) AMARANTHE Disc 1 (58:39) 1. Pre-Show 2. Digital World 3. Trinity 4. Hunger 5. Invincible 6. 1.000.000 Lightyears 7. Massive Addictive 8. True 9. Afterlife 10. Electroheart 11. Amaranthine 12. Call Out My Name 13. The Nexus 14. Dynamite 15. Drop Dead Cynical Elize Ryd - Vocals Jake E - Vocals Henrik Englund - Vocals Olof Morck - Guitars, Keyboards Johan Andreassen - Bass Morten Lowe Sorensen - Drums HELLOWEEN Disc 2 (57:19) 1. Pre-Show 2. Walls of Jericho 3. Eagle Fly Free 4. Dr. Stein 5. My God-Given Right 6. Steel Tormentor 7. Mr. Torture 8. Waiting for the Thunder 9. Straight Out of Hell 10. Heroes 11. Drum Solo 12. Where the Rain Grows Disc 3 (53:50) 1. Lost in America 2. Power 3. Forever and One (Neverland) 4. Halloween / Sole Survivor / I Can / Are You Metal? / Keeper of the Seven Keys 5. Before the War 6. Guitar Solo(played by Sascha Gerstner) 7. Future World 8. I Want Out 9. Outro: A Tale That Wasn't Right (Unarmed Version) Andi Deris - vocals Michael Weikath - guitar Sascha Gerstner - guitar Markus Grosskopf - bass Daniel Loble - drums