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Paul McCartney Wings ポール・マッカートニー ウイングス/Nashville Sessions & more

1974年7月から8月に行われた、いわゆるナッシュビル・セッションとワンハンド・クラッピング・セッションを収録!最新リバイスド・バージョンなので必聴です。ポールの激レア・アセテート音源も使用されており初登場箇所もある必携盤となっています。アセテート盤通りの曲目、曲順になっているのも非常にポイントが高いのであります。ディスク1の前半は、丸々ナッシュビル・セッションに費やされてる。前半はナッシュビルのサウンドシップ・スタジオにおけるレコーディングを収録。このナッシュビル・セッションにおける選曲は非常に地味であるが、アメリカの深部ナッシュビル独特の雰囲気がレコーディングにも反映され、イギリス録音とはまた違った空気が感じられる。ディスク1の後半はスタジオの庭で収録された、通称「BACKYARD TAPE」と呼ばれる、ポール単独の引き語りが収録されている。結局現在に至るまで未発表のものであるが、何度も同じ曲を収録し直したり、ポールが曲紹介を丁寧に行なっていたりと、何らかの発表を前提として収録されたのは間違いない。バディホリーのカバーや、後に『FLAMING PIE』に収録される「GREAT DAY」のプロトタイプと思しき曲を聴くことができる。ディスク2には『ONE HAND CLAPPING』の映別録音の音源が収録されている。完璧なステレオ・サウンドボードであること、貴重なスタジオ・ライヴであることはもちろんなのだが、リハーサルらしく曲間のスタジオの様子まで収録されているのが特徴である。驚くのは、実際にライヴで演奏することのなかった「Wild Life」や「BLUE MOON OF KENTUCKY」などがリハーサルで採り上げられている点であろう。またこのディスクにはその他に、「Junior’s Farm」が収録されている。

Paul McCartney Wings ポール・マッカートニー ウイングス/Nashville Sessions & more

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