Name: Bob Dylan ボブ・ディラン/Miyagi,Japan 2016 Complete
SKU: CDN-11678
Price: 1940 JPY
Availability: InStock

Bob Dylan ボブ・ディラン/Miyagi,Japan 2016 Complete

2010年以来、ディランの来日の頻度が上がり始めています。しかもコンサート・ホール・クラスの会場で公演を行ってくれることでファンはディランを身近な距離感で見られることができ、それでいて公演数も増えるという、日本のファンにとっては一石二鳥とでも言うべき状況の中で今回もディランが来日。これを書いている時点でもツアーが続いており、それでいて最終日を迎えていないというのだから驚いてしまいます。前回2014年のツアー・スケジュールも相当に長いものでしたが、今回に至っては一か月近くにも及ぶ日本への滞在。やはり2010年以降、日本におけるディラン人気が再上昇、それに応えるがごとく本人が精力的なライブ活動を続けるということは、彼の年齢を考えるとひたすら驚かされるばかり。何しろツアーが進行中という状況でリリースしてみせた「TOKYO 2016 3RD NIGHT」は世界中のマニアにとって待ってましたと言わんばかり、しかも今回の来日における最初のアイテム・リリースながら、掛け値なしに極上レベルの独自入手オーディエンス録音を使用したことで現在も大好評となっています。現在進行中のディラン来日公演が早くもCDで聴けてしまう…しかも極上の音質だなんて！ディラン・ファンだけに留まらず、ロックファンが迷わず手に取ってくれたほどのベストセラー・アイテムを驀進中なのです。自信を持ってリリースしてみせた音源ではありますが、さすがにここまでの反響を呼ぶとは思っていなかったほどでした。大好評「TOKYO 2016 3RD NIGHT」がツアー序盤の来日公演ステージを捉えたアイテムですが、マニアからは当然「引き続き他の公演もリリースして欲しい」という声が寄せられています。単に好評なツアーからさらなるアイテムを出してほしいというだけに留まらず、毎晩のショウが違った表情を見せるディラン・ライブとなればなおさらというもの。そこで当店が今回リリースするディラン来日アイテム第二弾、選ばれたのは4月9日の仙台公演です。来日公演のキックオフでもあり、2016年ディランのライブ活動におけるスタート地点でもあった東京での三公演が終わり、地方へと移って最初の公演がこの日のライブでした。特筆すべきは、東京での最初のスケジュールを消化し、二日間の移動兼オフを経て行われた公演であったということ。「TOKYO 2016 3RD NIGHT」において三夜連続公演の疲れが少しだけ出ていたディラン、珍しく「Long And Wasted Years」バンドの演奏が揺れるといったレアな場面が見られましたが、二日間のオフを経てディランとバンドが気持ちを新たにステージに挑んだことが今回の音源で克明に記されています。何しろ当店が今回独自入手したオーディエンス録音の音質が素晴らしい。もちろん、限定のプレスCDにてリリースしてみせるからには、前作「TOKYO 2016 3RD NIGHT」レベルのハイ・クオリティな音質は必須条件。そんなハードルの高さを今回の音源は軽く超えてくれました！CDをプレイバックすれば、ディランとバンドが登場する前の期待が高まる会場の空気感までもが見事にキャッチ。そこから始まる演奏の音圧たるや…とにかくオン。ディランの歌声の輪郭、さらに各楽器のディティールが埋もれることなく、それでクリアネスも完璧。中でもスチュ・キンボールが演奏の屋台骨として奏でるリズム・ギターなどは完全にサウンドボード録音の域。このディティールが細かく聞き取れる驚きの録音状態が「TOKYO 2016 3RD NIGHT」とはまた違ったハイ・クオリティさを誇るオーディエンス録音であると理解してもらえることでしょう。例えば「Duquesne Whistle」を聴いてみてください。彼のリズム・ギターを始めとしたバンド・サウンドを奏でる各楽器の音が信じられないほどリアルに聴き分けられてしまう。しかも現在のディラン・バンドはシナトラ・カバーを導入したことからトニー・ガーニエがウッドベースを多用するようになったのですが、彼が弾き出すベースラインが深みのある音で明瞭に聴きとれてしまうのだから凄い！そしてこの日はファンの盛り上がりが素晴らしかったとSNS上でも報告されていましたが、そんな臨場感がまた絶妙なバランスで封じ込められています。そこまで盛り上がったのであれば、楽しんでいるのは良くても音的には奇声に映る声が入ってしまったとしても何ら不思議はない。ところがそうした突発した臨場感の崩壊も一切なく、それでいてこの日の盛り上がりを伝えてくれるのだから、もはや脱帽するしかありません。元々ディラン・ライブでは過去の曲が元の形を留めないアレンジで演奏されてきましたが、2013年からはそこに加えて近作アルバムからの曲で固められています。そのせいで日本のファンは以前にも増してライブで文字通り固唾を飲むように見守る傾向が強くなってきたのですが、その点でもこの日の盛り上がりは素晴らしいものがあります。そんな仙台での歓迎と、オフを挟んで見事にリフレッシュしたディランは飛ばしまくりの絶好調！「That Old Black Magic」と「Tangled Up In Blue」という前半を締めくくる二曲など、ディランのハッスルぶりがつぶさに伝わってくるのだから楽しい。先に触れた演奏の見事なクリアネスだけでなく、彼の歌声が近く捉えられているからこそ、そんなディランが乗りに乗った様子が感じられるのです。大好評「TOKYO 2016 3RD NIGHT」に次ぐウルトラ・クオリティを誇るアイテム。間違いなく世界中のマニアからの注目を集めることでしょう。またしても名盤が誕生します！Live at Tokyo Electron Hall Miyagi, Sendai, Japan 9th April 2016 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1 (69:35) 1. Intro. 2. Things Have Changed 3. She Belongs To Me 4. Beyond Here Lies Nothin' 5. What'll I Do 6. Duquesne Whistle 7. Melancholy Mood 8. Pay In Blood 9. I'm A Fool To Want You 10. That Old Black Magic 11. Tangled Up In Blue 12. Intermission Disc 2 (62:27) 1. High Water 2. Why Try To Change Me Now 3. Early Roman Kings 4. The Night We Called It A Day 5. Spirit On The Water 6. Scarlet Town 7. All Or Nothing At All 8. Long And Wasted Years 9. Autumn Leaves 10. Blowin' In The Wind 11. Love Sick