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Gil Evans Orchestra ギル・エヴァンス/France 1987

多くの優秀なミュージシャンを発掘し育て上げ、帝王「マイルス・デイヴィスの懐刀」といわれ多くの優秀なアーティストに慕われた、「サウンドの魔術師」という言葉はこの人のためにある!真の天才ギル・エヴァンスの美しきコミューン、アミアンに於ける名演奏を極上の高音質サウンドボードで収めたタイトルが初登場!!ギル・エヴァンス・オーケストラの、当時メキメキと頭角を表してきた若手と巨匠の域に達したベテランが奇跡の邂逅をみせた1987年5月28日フランス、アミアンのメゾン・ドゥ・ラ・キュルテュール公演を、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質・ステレオ・サウンドボード(ただ1〜2曲目に元からのエアチェックでのノイズがあります)にて1時間に渡り収録したアイテムが入荷しました!!ラインナップは、キーボードのギルを筆頭に、トランペットのルー・ソロフとパレ・ミッケルボルグとマイルス・エヴァンス、トロンボーンのデイヴ・バーゲロンとデイヴィッド・テイラー、テナーのジョージ・アダムス、アルトのクリス・ハンター、ソプラノのスティーヴ・レイシー、バリトンのジョン・サーマン、フレンチ・ホルンのジョン・クラーク、シンセサイザーのデルマー・ブラウンとピート・レヴィン、ギターのハイラム・ブロック、ベースのマーク・イーガン、ドラムスのダン・ゴットリーヴ、パーカッションのアニタ・ギブスという、信じられないくらい豪華な強者揃い、これだけのメンバーがギャラに関係なく駆けつける、まさに全てにおいて魅力を有する人格者ギルならではだ!!その都度参加メンバーが変わるため二度と同じ演奏は存在せず、同じ楽曲でも常に違った様相を呈するのがギルのオーケストラの特徴ですが、オーケストラといっても演奏者が制約された環境ではなく、後のジャム・バンドのような発想で、インプロビゼーションを織り込みながらセッションを繰り広げる自由な演奏体系となっているため、強者揃いの各ソリストが入り乱れながらも、ギルの合図とともにその場に適したリフが誰からとなく奏でられると、全員がそれに追随し何層にも重なって音が広がり独特のハーモニーと見事なアンサンブルを導き出していく。この絶妙な動と静の対比こそ音の魔術師と形容されるギルの真骨頂といえ、これを実現するにはかなりの能力をもっていなければ対応出来ないので自然と有能なメンバーが集まるのであろう…自由度の高い演奏ながら緊張と緩和の計算が完璧に成されているパフォーマンスをライヴで披露する、ギルだからこそ可能なとんでもなくブラボーで高度なステージングを是非ご自分の耳で確認して頂きたいアイテムです!!特にノイズもなく極上高音質ステレオ・サウンドボードで堪能出来る本公演のハイライトとなる中〜後半のジミ・ヘンドリックス「リトル・ウィング」とヴァン・モリソン「ムーンダンス」でのハイラム・ブロックのギターのみならずヴォーカルは、この楽曲におけるベスト・パフォーマンスといっても過言ではありません!!

Gil Evans Orchestra ギル・エヴァンス/France 1987

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